2021年度 アジュバン全国代理店会議、ニューノーマルの消費トレンドに対応した新製品を発表
サロン専売化粧品の開発・販売を行なう(株)アジュバンコスメジャパン(中村 豊会長兼社長)は、1月25日(月)10時より、2021年度アジュバン全国代理店会議をオンラインライブ配信の形式で開催した。
冒頭のあいさつに立った中村会長兼社長は、新型コロナウイルスの感染状況を気遣いながら「止まない雨はない。必ず明るい未来は来ます」と力強く述べ、「美容業界に携わる皆さんと邁進していきたい」と新たな年への意欲を見せた。
また既報の通り、1月22日付で松井健二氏が社長を辞任したことを報告し、今期中は会長職にあった自身が、代表取締役社長を兼任することを伝え、急な社長交代について謝意を表した。
冒頭のあいさつを述べる中村 豊会長兼社長
次に登壇した同社マーケティング部・前池史隆部長は2021年度マーケティング戦略を発表。2000年以降の消費トレンドの変遷をたどり、現在はコト消費からの派生で“トキ消費”“エモ消費”“イミ消費”と個人にとっての消費の価値が多様化していると説明した。
加えて、コロナ禍による“おうち時間の増加”でライフスタイルや働き方が大きく変化し、健康志向が高まる一方、ストレスの蓄積を実感する人も増加傾向にあると指摘し、美容・健康市場にも新たな価値が生じるとの予測を立てた。
マーケティング戦略について説明する前池史隆マーケティング部部長。
その上で、来期市場投入する製品を紹介。ボディケアブランドより「ボディプロテクト(全身用日焼け止め)」(4月1日発売)、「フォグスイ(全身用化粧水)」(7月1日発売)の2点、フェイス&ボディクリーム「インチロス」(5月6日発売)、機能性表示食品「コリズム」(10月1日発売)、そして秋以降に発売予定の美白ハンドクリーム「ネコ」、ジェル状美容液「AE ミスティⅢ EX.(仮)」を挙げ、それぞれの概要を説明。
上記6製品とヘアケアブランド「カスイ」、ヘアケアブランド「ジャリル ヘアフィーリングシステム」各製品が、2021年度の代理店表彰対象商品であることを付け加えた。
続けて田中順子専務取締役が、各新製品の詳細を説明。自身のモニタリングも含めながら、効果や特性について分かりやすく紹介し、提案の方法についてもアドバイスを行なった。
製品の詳細について紹介する田中順子専務取締役。
最後に2021年度の表彰代理店としてスキンケア、ヘアケア各部門の上位各社が以下の通り発表された。
代理店表彰
《スキンケア部門》
第1位 (株)リーディアル
第2位 (株)ビューティサポートウィズ
第3位 (株)アープ
《ヘアケア部門》
第1位 ビー・コーポレーション(株)
第2位 (株)リーディアル
第3位 (株)ビューティサポートウィズ