クロス・ドミナンスというものらしい
私、子供の頃は左利きだったらしいんです。いえ、今でもそうなのですが。
絵を描くときなんかは左が主。で、箸やハサミ、スプーンやフォーク、は両方。ボールを投げるときコントロールが効くのは右で、力が入りやすいが暴投してしまうのは左。
と、わけわからなくなる時が自分でもある状態(笑)。
女性というジェンダーは生体的にあるのに、それに対して日常でなんでかなー、と色々ふと思うことがあって。
私、異性の話の方がワクワクしてしまって聞いていて楽しいんですね。
例えば、仕事の話とか未来の話とか、これから何をするとか、新しいものとか試みとか。
社会の経済やジェンダーの話、テクノロジーの話。考えて1人で、みんなで実行して、形になっていって、成果に繋がることがワクワクして。
達成するということに、やったー!とアドレナリンがでるんです。これ、たまに夢に出るくらい(笑)
常に何かにつながるタネを撒いておいて、育てて収穫し、また大きなものに繋げていく。それを回していくことに快感を覚えてしまう。
どうでしょう、女性のみなさん、そんな感覚。
逆に退屈するのが、近所の誰それの話とか昔はこうだった、とかいう話とか武勇伝とか。つまり過去を省みたり、知らない人の話を聞いたり、と言ったところ。
知らない人の話をするなら、今度紹介してくれよ、と思ってしまう。
繋がらない話は、なんとなくその人とのご縁を感じられず、あー、この人とは今日限りかも。なんて。
私を信頼してくれる人は、なにか広げようとしてくれたりするから、とてもわかりやすいのです。
どうもなんとなく、女性同士で話さないような話が好きで。と言うか、ワクワクしてしまっている自分に気付かされるんですよね。
そんなことで、友人は8対2の割合で異性が多い。そこに恋心なんてものは微塵もなく、なんとなくそうなっている、という状況。
そう、クロス・ドミナントって言葉はお恥ずかしながら最近知ったのですが、いわゆる"両利き"です。
どうやらもしかして、そこにはお母さんのお腹の中にいた時に浴びた男性ホルモンが関わっているらしいのです。
そして、その男性ホルモン、体の末端に現れます。例えば手の指。
みなさん、薬指の長さはどうですか?私は人差し指よりも長いです。もっというと、小指は薬指の第一関節よりも、長い。
結構珍しいんじゃないかなと、人の指を見て思うのですが。
さらにこういう調査もあるらしい。私は今までそういう思考もなかったけど、なるほどなぁとしか言えず。人は自らを知らず、気づかない場合だってあるのだと思います。
スマホは今のところ左仕様にしているけど、背面につけているリングを除けば、右でもフリック可能。
クロス・ドミナントでよかったなと思うのは、右の手首を骨折した時。
あ、生まれて初めて"折ったな"と思った時、痛かったけど"ま、大丈夫か"と思えたのも左利きもOKだったこと。
案の定、そんなに苦痛なく過ごせた。大変だったことも思い出せないのは、周りが助けてくれたからだと思うけれど。ありがたい。
自分の性って、たまにわからなくなったりします。
私の本質は、どこにあるのだろうか?そしてそこに"性"は必要なのか?とか考えます。
体がなければこの世に存在はできないけれど、体がなければ、それは自由な存在なのだろうな。