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『ノンアルという世界観について考えた』11月28日の日記

皆様おはようございます。お日様を見ていない日が続いている気がしますが、お元気でいらっしゃいますか?寒さがしんしんと身に染みてくる季節。せめて心だけはあたたかく。

アルコールとわたし

そろそろ師走のころ。忘年会の予定で埋まってきました12月。先日ある地域の総会に出席し、お酒を飲んだのです。 

最近お酒をたしなむ量が減ったこともあり、すぐ酔ってしまう。情けなしと思っているのですが、はて、アルコールってそんないらないのかも。と思ったりしました。素面でも、楽しいものは楽しいのではないかと。むしろ酔ってる方が恥ずかしい気さえするのはなぜだろう。

酔っていることに、それを良しとしない反応を見たからかもしれません。あれ、なかなかきついものがあるんですよね。酔ってすみません、みたいな。

それとともに、雰囲気の「場酔い」もあるからノンアルでいいかも、とか言い聞かせたりもしております。

お酒を飲んでしまうと、当然酔います。その酔った先に何があるかというと、私の場合何もないのです。

アルコールという、アセトアルデヒドを発生させるものを体に入れていないとき。何ができる?入れたあと、何ができなくなるでしょう。

ちなみにアセトアルデヒドはヒトに発癌性あり。アルコール代謝が悪い人はあまり飲むべからず。

アルコールを体に入れた場合、私が習慣化している”体を鍛える”トレーニングはまず無理になります。そしてお風呂につかるという行為も危険な気がします。温泉とか本当無理。温泉の成分と血行促進とアセトアルデヒド。よくわからない状態になりそう。その反面、絵をかいたり本を読んだりはもしかしたらクリエイティブな側面を広げてくれるかも。

そんなところで、こちらをご紹介。

ワインを飲みつつ、コミュニケーションしつつ、アートを楽しみましょうという”Artbar Tokyo"という場があります。まだ自身は足を運んだことがないのですが、めちゃくちゃ楽しそうです。ほろ酔いのクリエイティビティとコミュニケーション。想像するだけで楽しそう。

日本酒とわたし

社会人になって初めて飲んだお酒は"久保田の万寿"とびきりおいしいお酒だったので、そこから日本酒にハマりました。地元も酒どころなのでより興味があるところです。なんと地元には12蔵もの酒蔵があります。

そこから日本酒のおもしろさにはまっていくのですが、今は”Sake+”という日本酒コミュニティにジョイン。小さくそしてめちゃくちゃ濃い活動を楽しんでいます。これは”Think Big, Start Small"になるのかな。メンバーのスケールが楽しみなコミュニティです。

しかしながら日本酒はたまにハメを外して飲みすぎると翌日の朝は悲惨。大切な恋人にむくみまくった顔を見せることになるかもしれない。だけど多分だけど相手も少しむくんでるからまぁ、いっかになるのかも。

お酒が一緒に飲めて、一緒に酔えるのは、私の中である意味"愛情の証"なのかもと思ったり。

ノンアルの可能性というかノンアルスタンダード?

そんな中、ノンアルに興味を持ち出したわけですが。特別なハレの日以外は、酔わずにいてもいいのではと。

いつだったか。飲み会でノンアルを注文する人がいたのですね。

「えっ。飲み会なのにノンアルかー。車かな。つまらないのでは。」

なんて、アルコール日常上等!な私は密かに思っていたわけです。しかしノンアルを飲む理由が気になった私はその人に話しかけてみました。

ごもっともな返答が。次の日のパフォーマンスを考えてであること。そしてその日の夜も色々活動したいということ。そしてなくても場酔いできるってこと。なるほど。真っ当。しかし真っ当すぎるなー。とも思いました。

楽しいのだろうか。という疑問はまだ拭えず。

ノンアル市場がこれからどんどん拡張されるんだろうな、と思いつつ、ビールや日本酒に込められる想いを振り返ったりもします。そういうノスタルジーは少し古いのかな。 

飲まなくていいbar

こんな"場"もできています。喫茶店ではいろんな人とのコミュニケーションが取りにくい(そもそもそういう場ではない)、のんびり話したい、お酒を飲まずとも飲み物だけでのんびり時間を過ごしたい。というニューヨーカー。

ランしたあとのbarとか、憧れすぎる。早く東京にもできてくれないかしら。

とは言えアルコールは

酔う酔わないという、身体的な側面だけではないお酒。なぜそれに惹かれる人がいるのか?を考えた時、そのお酒に込められた作り手の"想い"があります。

日本酒やワイン、ウイスキー、ビールに焼酎。アルコールの始まりは古代にまで遡り、"口噛み酒"として醸造されていました。

映画『君の名は。』でも登場。

ひとの思いをつなぐもの

作り手、それを受け取る私たち。どちらにもお酒に対する思いがある。

秋田のある酒蔵の杜氏さんが仰っていました。

『酒は、人恋しさを作るもの。その時々の想いを込めて、人は酒を作り、一緒に盃を交わすんです』 

ノンアルという世界観と、アルコールがある世界観。共存できたら素晴らしい。

ノンアルさん、よろしくね。





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