『頭のいい説明「すぐできる」コツ』を読みました。
説明、特に口頭での説明にずっと苦手意識を持っていました。
何とかしたいな…と思っていた矢先に書店で平積みされていたのが本書です。
奥付を見ると「第63刷発行」と記載がありました。ベストセラーですね。
中身については非常に柔らかい語り口で話されており、かつ具体的なテクニックに満ちています。
私が今後意識して行ってみようと思ったのは以下の個所です。無論、これらを行おうとすると事前の準備が大事になってきますが、しばらくはノートに内容をまとめてから説明を行う、といったスタンスで臨めればと思います。
大きな(荒い)情報→細かい情報、の順で進める。
「相談」なのか「報告」なのか、まずは話の種類を示す。
話の順番としては「客観的事実」→「主観的評価(事実への解釈)」→「相手へのお願い」が基本。
「サウンド・バイト」=短文をつなげて説明する。
常に上司には選択肢を提示する。
「これをするとどうなるのか」という結果イメージを説明に含ませる。
「イエス・セット」で相手の同意を引き出す。
主語は「私」だと説得力が大きい。
「良い点」「悪い点」をあらかじめまとめておく。
また、時間が無い時やいきなり話を振られたときの方法も若干記載がありました。
いきなり意見を求められたら、「結論ではないが、自分の知っていること」を話す。
「エレベーター・ピッチ」=口頭で頭出しして、あとはメールで。
ただ、アドリブ力が足りない私としては、もう少しこのあたりのことは別の本で深めたいと考えています。
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