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古典文法/格助詞の解説
古典文法/格助詞の解説です。
体言に付いて、その体言が文の中でどのような役割を果たすかを決定する助詞です。
☆英語と日本語の違い
・英語:単語そのものが変わる
I my me
・日本語:単語+格助詞
私は 私の 私に
※ 間違いや抜けが
ありましたら、
ご指摘ください。
☆古文の格助詞一覧
古文の格助詞は、10 種類です。
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(1)「の」
(2)「が」
(3)「に」
(4)「へ」
(5)「と」
(6)「より」
(7)「にて」
(8)「して」
(9)「を」
(10)「つ」(古い格助詞)
☆主な意味・はたらき
・《の》
主格「~が」
連体修飾「~の」
体言の代用「~のもの・こと」
同格「~で」
比喩(連用修飾)「~のように」
・《が》
主格「~が」
連体修飾「~の」
体言の代用「~のもの・こと」
同格「~で」
・《に》
動作の目的:「~に・~のために」
原因・理由:「~のために・~によって」
強意:「ひたすら~・すっかり~」
尊敬:「~におかれて」
・《へ》
動作の方向「~へ、~に向かって」
・《と》
動作の相手「~と」
変化の結果「~と」
引用「~と」
比較の基準「~と(比べて)」
比喩「~ように」
・《より》
動作の起点「~から」
比喩の基準「~より」
経由する場所「~から」
手段・方法「~で、~によって」
即時の反応「~するやいなや、~とすぐに」
事物の限定「~より」
・《にて》
場所・時間「~で、~に」
手段・材料「~で、~によって」
原因・理由「~ので、~から」
・《して》
手段・方法「~で、~によって」
動作の相手「~と(ともに)」
使役の相手「~に命じて、を使って」
※接続助詞・副助詞にもある
・《を》
動作の対象「~を」
経過する場所・時「~を(通って)」
動作の起点「~を、~から」
☆百人一首での用例
または解説ページ
(1)「の」:主格
「の」同格
(2)「が」:主格
(3)「に」:
(4)「へ」:
(5)「と」:
(6)「より」:
(7)「にて」:
(8)「して」:
(9)「を」:
(10)「つ」:古い格助詞
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【古典文法/助詞の解説】