天徳内裏歌合(てんとくだいりうたあわせ)
天徳内裏歌合
960年3月30日に
第62代:村上天皇が開いた歌合です。
判者:左大臣藤原実頼。
春・夏の景物や恋など12題20番。
☆出席した歌人
・左
藤原朝忠
坂上望城
橘好古
大中臣能宣
少弐命婦
壬生忠見
源順
本院侍従
・右
平兼盛
藤原元真
中務
藤原博古
行事の盛大さ、和歌の秀逸、本格的な歌論などから、後続の歌合の範となりました。
壬生忠見が20番目兼盛と合わせた恋の歌に命をかけた逸話は名高いです。
歌合史上もっとも重要なものの一つです。
☆ラストの20番目のお題は「恋」
・平兼盛:しのぶれど
・壬生忠見:こひすてふ
どちらも甲乙つけがたい歌だったため、判定に困ってしまったそうです。
判定する審判は、左大臣の藤原実頼でした。
そのとき、村上天皇が、平兼盛の歌を口ずさんだことで勝ちとなったそうです。
敗れた壬生忠見は、ショックで食べ物が食べられなくなって亡くなったそうです。
☆その他の勝敗
1番目:平兼盛の負け
2番目:平兼盛の負け
3番目:平兼盛の負け
4番目:平兼盛の勝ち
5番目:
6番目:平兼盛の勝ち
7番目:
8番目:平兼盛の負け
9番目:平兼盛の勝ち
10番目:
11番目:
12番目:○平兼盛 vs 壬生忠見✕
13番目: 平兼盛 vs 。引き分け。
14番目:藤原元真 vs 壬生忠見。引き分け。
15番目:✕平兼盛 vs 壬生忠見○
16番目:
17番目:
18番目:
19番目:
20番目:○平兼盛 vs 壬生忠見✕
判者:左大臣藤原実頼は、
藤原忠平の子。
大河ドラマ《光る君へ》に登場した
藤原頼忠の父。
藤原忠平は、
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【平兼盛】
【壬生忠見】
【藤原朝忠】
【大中臣能宣】
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