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日本が抱えている病

『日本人は幸せですか?』
この問いに日本人の何人の方が"幸せです"と答えられるでしょうか?

ニュースやSNSでよく取り上げられる
経済成長しなかった30年

日本人は頑張って働いていないのか?
そんな事はないと思います。

悪いのは〇〇のせいだと思うのか?
政◯家のせいにするなら、その人を選んだのは市民です。
大企業のせいにするなら、日本を動かしている産業を否定する事になりもっと経済は低迷するでしょう。

SNS上では陰謀論もよく呟かれていますが
金持ちを金持ちにしたのは一般人であって、支配者を支配者にしたのは、先に"支配されたい"と願った13.9%の人がいるからです。

こんな意味のない話より、具体的に何が問題なのか考え行動していく事が昨今より必要になってきていると思います。

日本の経済が伸びなかったのか理由を考える時、まず国家予算に目を向けてみると圧倒的に社会保障費の割合が多いことに気付きます。
(国家予算の約40%)
この社会保障費、つまり医療費、介護費、福祉費の増大が日本の財政を圧迫している事は言うまでもありません。

まさにここが『日本の病』と言えると思います。

どんなに素晴らしい経済政策を考えても、財政に手を加えようとしても、この社会保障費が減らなければ他に予算を回せない。

そのためにも日本人の健康寿命の延伸が鍵を握ると私は考えます。
2001年〜2019年の間、日本人の平均寿命と健康寿命の差は一切縮まりませんでした。(厚生労働省HPより)

この間に日本は何をしていたかと言うと
・運動習慣をつけましょう
・筋肉、筋力を維持・向上しましょう(貯筋)
・バランスの良い食事を摂りましょう(5大栄養素)
・健康診断を受けましょう
・メンタル面もケアできる環境整備

主にこれらが行われてきましたが、結果から見て健康寿命の延伸にこれらは"関係ない"ことが立証されました。

つまりただ単に疫学に当てはめた統計で出た対策では意味がないという事です。

また"その他の視点が必要である"とも言えます。

もっと根本を考える必要がある。

これからは私が考える健康寿命についての考察述べようと思います。

①健康寿命、つまり寝たきりまでの期間になるため『動ける』ことが大前提。
"動ける=動作"ここを考える必要があります。
動きはどこで起こるのか?これは『関節』です。
多くの方は筋肉で動けると思っていると思いますが、生物の進化の過程を遡ると、腸だけの生物から効率良く動くため関節ができ、その関節を効率よく動かすために筋肉ができました。という事は根本を改善するためには筋肉より先に関節に着目すべきなのです。

そして動作は全て"重心移動"です。
重心移動ができなければ動くことはできません。

以上から健康寿命の延伸には重心移動をスムーズにするために関節の状態を整えておく必要がある。また関節に負担のかからない動作の獲得が必要である。
私はそう考えました。

もう一つの"医療費"については切っても切り離せないことががん治療です。
ここはまた次の記事で書きたいと思います。

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