黒木 聡|理学療法士・整体師

理学療法士|整体師 日本の医療費削減と健康寿命延伸 予防未病ケア|機能回復 1万人以上…

黒木 聡|理学療法士・整体師

理学療法士|整体師 日本の医療費削減と健康寿命延伸 予防未病ケア|機能回復 1万人以上の症状改善 日本🇯🇵と韓国🇰🇷の顧客へ整体を提供 姿勢や動作から身体機能の向上

最近の記事

筋トレ・ストレッチ・マッサージの前にやる事

スポーツをする方はコンディショニングやケアで すぐに思いつくのは筋トレ・ストレッチ・マッサージではないでしょうか? 実はこれらをやる前にしなければいけない事があります。 これをしないと全てのケアが台無しになってしまう事に多くの人は気付いていません。 知っているのは武術をされる方々です。 簡単にまとめた動画のリンクをご紹介しておきます 今ある常識に囚われすぎると、根本的な所に気が付けない。

    • 頭が固いと前に進めない

      よく『原因不明の疾患』や『何年も病院に通っても治らない』と言った言葉を耳にしたことはありませんか? 多くの病院では、来院後簡単な問診票を書き、診察を受け血液検査や画像診断などの医学的検査をし、再度診察をするといった流れが多い。 そして診察はたったの数分で終わる事もしばしば。 これを見る度思うこと。 "今の症状"がどうこうより"これまでどんな生活をしてきたか"の方が重要なのに、そこは問診票や数分の診察でしか確認しないのはいかがなものかと。 例えば『特発性側弯症』。 日本側

      • 多くの慢性痛の原因はこれ

        慢性痛で悩む方は病院や治療院などに一度は訪れたことがあると思います。 (もし疲労と思い、一度も診てもらったことがない方は取り返しのつかない症状になる前に一度はチェックしてもらって下さい) その時、何と言われましたか? 『ここの筋肉が硬いですね』 『ここの関節の動きが悪いですね』 『ここの骨格がズレてますね』 『自律神経が乱れていますね』 このようなことを言われることがほとんどだと思います。 そして提供される内容は 筋肉をほぐす、伸ばす 骨格や関節の矯正 運動による筋

        • スポーツ選手が気をつけること

          子供でも大人でも基礎は同じ スポーツ選手と聞くとプロスポーツ選手を思い浮かべるかもしれませんが、子供であってもスポーツを日常的に行う人はみなスポーツ選手です。 この記事でお話する内容は大人でスポーツをする方はもちろんですが、子供達の方が気をつけて欲しい内容となります。 早い子供では2〜3歳からスポーツに打ち込みます。 競技特性によってはその時期から身体に変化が生まれます。 例えば利き手があるスポーツであれば利き手の巧緻性や筋機能は反対の手より感覚も優れますし、軸足があ

        筋トレ・ストレッチ・マッサージの前にやる事

          健康を侵されていく日本人

          民族を越える健康はない 『日本人らしく』 この言葉を誰しも一度は耳にしたことがあると思います。 それぞれ『日本人らしさ』の定義は思想で変わると思いますが、歴史から紐解くことが1つ鍵になるのではないでしょうか。 現代では日本でも文化や習慣など西洋のもので溢れかえっています。 イスとテーブルの生活 洋式トイレ 洋服 平均律の音楽 などなど これらは便利になった反面、やはりその代償もあります。 例えばイスとテーブルの生活は姿勢不良や身体の弱化に影響し、平均律の音楽は常に消費

          健康を侵されていく日本人

          リハビリの目的とは?

          『バンザイが肩の痛みでできない』 そんな方のリハビリの目的とは? 腕を挙げること? 痛みを取ること? ではなぜ痛みで腕が挙げれない? 筋肉の硬さ?筋力の弱さ?年齢?変形?拘縮?麻痺? まずこの考えの方はリハビリを提供する側の人も、リハビリを受ける側の人も考えを改める必要があります。 この時点でお気づきの方はおそらく変な詐欺には合わないでしょう。 先述の内容では最も重要な考えが欠損しています。 それは何か。 『なぜバンザイが必要なのか?』 これが分からないとリハビリ

          整形外科に通う方からの質問集

          整形外科の急性期から外来までリハビリを担当した経験や現在整形外科に行っても治らないのでどうにかならないかと私の元へ来られた方々から多く聞く質問を簡単にQ&Aにまとめます。 Q1.変形性膝関節症は変形して骨がぶつかるから痛い? A.骨がぶつかって痛い方はほぼいません。 まず大前提、変形性の進行具合と痛みは比例しない。 これはエビデンスもあり、個人的な経験からも変形性膝関節症の方の1割程度が骨がぶつかる事で痛みが出ている印象。 周辺組織の筋、脂肪組織、神経、膜組織などが疼痛の

          整形外科に通う方からの質問集

          理学療法士が苦手とすること

          専門家のはずが実は苦手だった⁉︎ 私自身も理学療法士として医療や介護の現場に携わっていたからこそ『このままではいけない』と感じた点についてお話しようと思います。 先にお伝えしておきますが"全ての理学療法士"に当てはまる訳ではありません。しかし大多数の理学療法士に当てはまる内容です。 理学療法士を含むリハビリにあたる業種は日常生活動作の改善や維持に関わることが多い。 運動器と言われる筋骨格、他にも神経系、循環器など分野は様々あるが基本的には生活に関する機能の改善を目的とし

          理学療法士が苦手とすること

          筋トレと健康は関係ない

          何をもって健康と言うか?みなさんは健康と聞き、何を想像するでしょうか? これまでリハビリを通して1万人以上の方と接してきた中で私の中では『健康 = 健康寿命』と捉える方が多い印象です。 つまり自分の足で歩ける、やりたい事ができる、これらは自分の価値を実感できる時間でもあると考えます。 心理学の中でも"幸せな人生とは?" このような問いに対して一部ではこんな答えがあります。 "自分の価値を実感する時間が長い人生" そのためにも健康寿命が重要になってくると考えます。

          姿勢改善とは?

          みなさんは"姿勢"と聞いて何を連想しますか? 世の中には『姿勢改善・姿勢矯正』をうたう治療院やセラピストが溢れかえっています。 姿勢は見た目の美しさや健康と切っても切り離せないものであるがために、美容の観点、健康の観点からマーケティングとして姿勢に関する施術や治療が増えたのではないかというのが肌で感じる考察です。 現に姿勢改善や姿勢矯正を掲げている所のHPやSNS等を見てみると美容や健康と関連付けた所がほとんど。 そのようなHPやSNSのアカウントを見て感じることを今

          ¥300

          子供は足底接地、大人は踵接地

          なぜ歩き方がらこうなるのか解説します。 結論から言うと『教育の問題』です。 体が弱くなる教育を行った結果、体の使い方が問題となっています。 これを理解するには子供の発達学と日本民族や日本の歴史を知る必要があります。 ①まず発達から簡単に。 赤ちゃんは生まれた時、胸椎のみ弯曲しています(第一次弯曲)。そしてうつ伏せから寝返りをする過程で頸椎の弯曲が生まれます。その後、立ち始め、歩き始めのタイミングで腰椎が弯曲し、背骨がS字になっていきます。 筋肉が未発達の子供は重力

          子供は足底接地、大人は踵接地

          現代医療やエビデンスの光と闇

          日本の医療費の増大の原因として1つ考えるべきことがある。 それは"個別性の欠如"です。 例えば『熱がある』という患者に対して病院ではどんな治療がされるでしょうか? おそらくほとんどの場合 "老若男女全員が解熱鎮痛剤で様子をみましょう" そう言われるのではないでしょうか? またはみなさんがそのように想像するのではないでしょうか? そもそもなぜ熱が出るのか考えた場合、解熱鎮痛剤は免疫系の面から見れば悪です。そして子供と大人、性別の違いや生活環境の違いで『なぜ熱が出たのか』も

          現代医療やエビデンスの光と闇

          莫大になった社会保障費

          現在、日本の国家予算で最も割合を占めているのは『社会保障費』です。 2024年は137.8兆円、一般会計でも約37兆円になります。(一般会計の総額:112兆円) ちなみに防衛費は約7兆、公共事業費は約6兆、文教及び科学振興費は約5兆となっており、突出して社会保障費が多いことが分かります。 社会保障費は年金や医療・介護・福祉に主に使われており、特に私が着目するのは医療費が平成元年と比較し約3倍になっていることです。 医療や医療技術は日進月歩でより良いものになっているはずな

          日本が抱えている病

          『日本人は幸せですか?』 この問いに日本人の何人の方が"幸せです"と答えられるでしょうか? ニュースやSNSでよく取り上げられる 経済成長しなかった30年 日本人は頑張って働いていないのか? そんな事はないと思います。 悪いのは〇〇のせいだと思うのか? 政◯家のせいにするなら、その人を選んだのは市民です。 大企業のせいにするなら、日本を動かしている産業を否定する事になりもっと経済は低迷するでしょう。 SNS上では陰謀論もよく呟かれていますが 金持ちを金持ちにしたのは一