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5月不登校親カフェの報告

親カフェ概要

毎月第四土曜日開催
13時30分~16時30分の3時間
ファシリテーターあり
5月親カフェの参加者数:13名(うち当事者経験者1名、新規参加者1名)
参加費:500円

5月の親カフェは・・

当事者経験者がひょっこり参加してくれた会でした。
親カフェには、スタッフ側に当事者経験者が入ってくれることがあるのですが、今月のひょっこり参加者は、親カフェ参加経験者のお子さんでした。
以前も参加してくれて、自身の体験を共有してもいいよ、という方です。

親の視点とは異なった、当事者視点ならではの意見が共有されたそんな時間でした。以下では、アンケート結果のご報告です。

1.今日の参加目的を満たすことはできましたか?

参加目的を満たすことができましたか?

参加者にとって「十分にできた」「できた」と、全員の方が回答してくださいました。よかったです。

2.今日参加したことは、今後のあなたにとって役立つと思いますか?

今後のあなたに役立ちますか?

こちらも「十分にできた」「できた」と全員の方が回答してくださいました。よかったです。

3.今日の親カフェで印象に残る言葉やフレーズを一つ上げるとすれば何ですか?

●閾値
●好きなことは人生を変える力がある。
●人とつながれば
●子どもより親の不安を取り除くのが先
●いきち、ほぉ~子どもが受けてた事がよくわかりました。
●理解
●先回りして「考えすぎ」ずもっとフラットに
●登校したときにまつりあげられている感じがしんどかったこと。
●親カフェは、自分の生きにくさを知る場になる→本当に・・・
●この子が生きていきやすい環境をどうととのえるか。
●不登校の当事者にとってゲームがあったから生きてこられた。「閾値」という言葉を知れてよかった。

4.その他、意見・感想・改善に向けた提案など

●「閾値」の言葉について調べてみようと思います。今日も深い話が聞けて良かったです。
●今日はお父さんとお兄ちゃんが来られてて、聞けた話がとても良かったです。ありがとうございました。お兄ちゃんの話泣けました。
●閾値のお話すごくわかりやすかったですし、当事者の方のお話を聞けてうれしかったです。

ファシリテーターをしていて思ったこと

今回は、当事者経験者が参加してくれたことで、時々不登校の子どもたちに見られる「ずっと学校行っていなかったのに、林間や修学旅行だけ行って、その後また欠席」という経験をする子どもの立場からの意見を聞けたことが、個人的にはよかったと思いました。

みんなが何となく気を遣う、ネタにされている感じがする、先生からの逆気遣いを痛く感じる、そんな声を聴くことができました。楽しめるか、というと純粋には楽しめないということなんだろうな、と私は理解しました。

あと、印象に残る言葉、フレーズで取り上げられている「閾値(いきち)」ですが、心理学の中でも取り扱われる言葉です。
参考までに

知覚心理学におけるとは、物理的な刺激に対して感覚として知覚できる、ぎりぎりの境界のことで、その閾に対応した値を閾値と言います。

閾 | 心理学用語集サイコタム (psychoterm.jp)

人によって、音やにおいなど、弁別する程度が異なることがわかっています。人によって、授業中の私語を強度な苦痛として感じる人がいたり、そうでない人がいたり、という違いが生じるのも、「閾値」ということが存在することを知ると理解しやすくなります。

6月はどんな親カフェになるでしょうか。みなさんのご参加をお待ちしています!

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