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8月不登校親カフェ 開催報告

親カフェ概要

毎月第四土曜日開催
13時30分~16時30分の3時間
ファシリテーターあり
8月親カフェの参加者数:16名
参加費:500円

8月親カフェアンケート結果

1.今日の参加目的を満たすことはできましたか?

参加目的を満たせましたか?

2.今日参加したことは、今後のあなたにとって役立つと思いますか?

今後のあなたに役立ちますか?

3.今日の親カフェで印象に残る言葉やフレーズを一つ上げるとすれば何ですか?

●糸一本で生きている。(いっぱいいっぱいだった時を上手に言い表していると感じた)
●成長
●毎日その日をやり過ごすだけ
●思春期のデコボコ
●子には子のタイミング、時期があるのでは。
●思春期のどろまみれが全部見えるのが不登校でよかった事。
●思春期デコボコ不登校
●話を聴くのは大切だが(子どもの話)自分優先、親は一歩下がって見守る。「痛い」といえるようにする。家に居場所がないと外に向かってしまう、家の居心地が大事。
●親のおとしどころ、一日をやりすごす、バスタオルでつくったパソコンケース♡
●時間をやり過ごす
●家にいられることは大切、家がフックになる、家で子どものやるせない姿を見ることになる、それをどうやりすごせるか。
●子どもは親よりも成長のスピードが早い
●受験

4.その他、意見・感想・改善に向けた提案など

●私の第三の居場所です。とてもあたたかく受け入れてくれる。長く続いてほしいです。いや続けましょう!!
●まずは何とかやりすごす。その日一日。どうやり過ごすか、不安な気持ちをやり過ごすこと、一番大切なこと。
●ありがとうございます。毎回濃い内容ですごいです。
●講演会の希望を出したので、参考にしてもらえたらうれしいです。いつも心に残る話を聞かせていただきありがとうございました。
●Hさんとお会いできてよかったです。息子がこんな風になったらいいなと思いました。つらい話も笑ってしまえるこの場が好きです。
●今回のように当事者(不登校経験者)の話をもっと聞きたいかもです。
●貴重なみなさんの話を聴くことができました。
●久しぶりの方にもあえて嬉しかったです。
●自分の親が自分の事について話されてこんなありがたい時間はないですね。

ファシリテーター雑感

 アンケート結果は、すべて「とてもそう思う」「そう思う」でした。今回も、みなさんの大切な時間がそれぞれに意味のある時間として感じていただけるように頑張れました。ありがとうございます。
 「あまり思わない」「思わない」に〇をつけていただいたら、真摯に改善していきたいと思いますので、遠慮なくつけてください。

 Note記事を書くにあたって、みなさんのアンケート集計をして振り返りながら、じわーっとその時の気持ちの揺さぶりが再現される心持です。

 感想に「毎回濃い内容ですごいです。」とあります。私も「ほんまにそう!」とうなづいてしまいます。

 3時間(間に休憩あり)という一見長く感じそうな時間を、あっという間に感じさせてくれるのも、そして、3時間がとてもドラマティックな時間になるのも、この場を一人一人が大切にしてくれるからこそだと思っています。
 そして参加している一人一人が相互に大切に思い合っていることが伝わります。多様な価値観が錯綜し「わかるわかる!」「そうやったんや!」という共感も、「それは違うなー」「違和感あるなー」も場として受け止め、子どもとの「あり方」を尊重していることを前提に、親としてせいいっぱい頑張っている姿をみんなで応援しあう、そんな時間がドラマを作り出しているように感じています。「長く続いてほしいです。いや続けましょう!!」という言葉に、みんなで作っているなぁと実感させられます。ファシリテーター冥利につきます。

8月の親カフェには、不登校経験者が参加してくれました。現在は支援者として活躍しておられる方です。当事者経験者からの参加者に語られる素直な言葉は、自分の子どもではないけれども、子どもの「声」としてすっと心に届くように思います。計画してるわけではない、偶然で素敵な出会いが、親カフェでは起きます。

8月親カフェの核となる話題は、「しんどい時のやり過ごし方」から始まり、良いも悪いも家にいてることから全部が見えてしまう親の苦悩や苦痛、不安が全体で共有されました。
親だけで、成長過程の思春期の子のエネルギーを受け止め続けることって、だいぶん無理がありますよね。不登校になると不自然な親子関係を強いられるのも、今の日本における不登校の問題点ではないでしょうか。そんな風に感じた8月親カフェでした。

9月も第4土曜日開催です。今度はどんなドラマが生まれるのでしょうか。
新規の方も毎月おられます。ぜひえいや!と勇気をもって飛び込んできてください。参加者全員で歓迎しております。



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