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元喫茶マスター、今は人事配属希望の新卒社員しているマスターと飲んで話して思ったこと。

つぶやき

「23卒」
ウェブブラウザーを開くと「23卒の就職活動事情」的な記事がトップに上がってくる。関連して出てくる記事としては「人事衝撃、24卒の就職活動事情」的なタイトルのもの。ウェブを使用するユーザーの年齢や立場に合わせて、AIがおすすめしたい記事を出しているのだろうけど、そのおすすめ、あまり思いやりを感じない。同世代が就職活動をしているので、何に向き合っているのか、何に一生懸命悩んでいるのか、と興味を持ちたいテーマではあるけど、デジタルな媒体の情報に頼りすぎると、知識の偏りができてしまう。大雑把な繋げ方ではあるけど、社会集団が右か左かと二極化しているのは、情報の偏りも原因にあるだろう。と「バランスって大事だよね」とたくさんの人と話すけど、結局誰ひとりバランス取れていないような気がする。自分だって、二極化した集団のどっちかの人間かもしれないし、自分をメタ認知する、俯瞰することは、本当に難しい。

アイリッシュビールを片手にボンジョヴィを聞きながら、マスターとの会話が始まる。

最近。高校生の時から仲の良かった喫茶のマスターとパブで少しビールを片手に話し合う機会があった。最初の出会いから5年経て、マスターは今、東京の大手コンサルの社員だ。実はマスター、枠としては新卒入社らしい。

これだけで普通は謎が深まるばかり。世の中、本当にいろんな人がいるものだ。私にとってマスターは生きている上で時に流されず、原点となってくれる数少ない人なのですが、そのマスターが今は、部署配属前の新人研修を受けているらしいです。彼のいいわく、意外と人事の人も役員の人も人を見る目がないらしい。だから彼は問題点の多い採用の現状を変えていきたい。と語った。「ほんとうはバーのマスターが採用の仕事をすることがいいと思う」というマスターのことば、結構腑に落ちた。他の業界のことを知らないから、言い切ることはできないけど、中立的な立場で多くの人に出会う経験ができる仕事は、バーのマスター。。バリスタくらしかない気がする。

世の中ってよくも悪く、案外適当に作られているなと思うときが多々ある。大学生にもなれば、ほんもの人、誰に言われなくとも、称されないとしても一流としか言いようがない、「ほんとうの」すごい人を1人や2人くらいは出会える。自ら何一つ語らなくとも尊敬できる人くらい、少し行動すれば出会えたはずだ。それが大学生という肩書きをもつ特権だと思う。そういう伝説、本物との出会いがあることが、大学生のロマンでもある。

そして、伝説・本物との出会いを通して、我々、大学生諸君気がつくのだ。意外と伝説と私の違いって紙一重へ勝負なのではないかという気づきを。
これは決して傲慢ではない。本当はFactなのだ。Fact、つまり事実なのだ。でもその紙一重の差を埋めるには「運」と「努力」が必要だ。運だけで、成功する人の多くは後から挫折する。誠実に努力しても、波に乗れない時もある。紙一重の差は、「運」と「努力」のバランスを取ることだ。運は自分の意志では変えられないけど、努力はできる。だから、向上心のある人々は日々、努力を積み重ねる。自分もそうでありたい。


紙一重の差は「運」と「努力」論を通して私は思う。意外ときちんと話してみたいと、相手についてわからないことだらけだなと。ものすごい経営者だと思っていた方が、実は意外なことに人間臭いところがあって、魅力的に感じられたり、ものすごい実績はあるけど、蓋を開けてみると、中身のない人だっている。私ごときが人の中身を評価することは恐れ多いので、やり方が自分の美学には沿わなかったこともある。と言い換えておこう。みんな、努力はしているから、きっと。方向性が異なるだけで、

僕の尊敬している、そのマスター、只今、新人研修を受けている最中。これからそれぞれの部署に配属されるらしい。マスターは人事を希望したいと言っていた。それを聞いて、人を見る目のあるマスターだから、ぜひ人事になってほしい。と私は素直に思った。マスターは会社の中で、岡本太郎の「芸術は爆発だ」的な、内側から発されるエネルギーの爆発を起こしたいようだ。追い風に逆らうことは、とても過酷な道程だろうけど、心から応援する。

今日は、火曜日。私も私の場所で、平和な戦いを続けよう。敵は誰だろう。。

2022.6.12





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ジョン(Jong)
この先も、最終着地点はラブとピースを目指し頑張ります。