元祖平壌冷麺屋note(189)
妻が送ってくれた、娘の宿題の答え合わせの画像が「しあわせ」だった。
絵の中の漢字を用いて、短文を作るという国語の問題で、「赤い夕日がきれい。村と田んぼがしあわせ」と書かれていて、先生も花マルをつけていた。
続いての問題でも、「貝がきらきらしている。川がながれてきれい。学校がちかくにある。森にくまがいる。町はいつもしあわせ。車が町へ走ってる。」
と書かれていて、やはり「しあわせ」だった。
冷麺屋は、思いのほか忙しくて、夕方にピビンパのおにぎりサイズだけ食べたら、すごく美味しかった。コチュジャンで混ぜたピビンパを韓国海苔で包んだら、最強かもしれない。
くたくたになって帰宅してから、妻の特性しょうが焼きを山盛り食べて、持ち帰った冷麺スープを飲み干したら、回復した。
予約していた、安田菜津紀さんの「ルーツをめぐる旅の先に SNS上のヘイトを問う」観る。
今回のヘイト裁判の判決は、娘世代が差別の矛先を向けられない仕組みを構成するための、希望の光だと思う。
安田さんが祖母のルーツ探しをしているのを観ながら、自分もオモニと祖母の故郷(済州島)を訪ねてみたいと感じるようになった。
朝鮮籍だと、韓国へ渡れないけど、生きているうちに叶う日が来ると信じて。
来月には、朝鮮戦争の休戦が70年目を迎える。