●●の穴を捧げよッ!!
「関西の育ちのいいお兄さんって
感じだね」
今日、初めて自分が陰で
そう囁かれるのを聞いた。
僕自身へ、ではない。
僕の"肛門"に対して、である。
***
ことの発端は、今朝方トイレで
7ロール程したペーパーを、目視した際
"赤"に変色していたことに遡る。
痔ではないかと怖くなり
自宅周辺の消化器科を見つけ予約し
午後から半休で訪問。
ちなみに、当方は医療機関で
肛門部を見てもらうのは、初体験。
来院理由を聞いてくる受付嬢が
かつて美女と思われるベテランのお姉様で
良かった・・・
など思いながら、待合室で
呼び出しを待っていた。
ついに僕の待ち番号が、コール。
それにしても、ピンク街のお店をはじめ
待合室から、カーテンを隔てた別部屋へ
連れていかれる時の緊張感と高揚感
一体、脳のどの辺りからくるんだ・・・
そんな僕のおしりの担当するのは
標準語を話す、30代後半くらいの
男性と女性の助手だった。
「恥ずかしがらず、こっちに
見せて下さいねー」
と優しい声掛けをしてくる先生と助手。
自分の穴を、差し出せるのは
安心感と清潔感を備えた
余裕ある大人かもしれない・・
この時初めて、女性のセックス時の
気持ちが少しだけ分かったような・・・
気がした。
そして、竹槍訓練の如く
ブスリとおしりにチューブ状のカメラが
差し込まれるのだが・・・
これは・・・
新境地に目覚めそうになるね・・・
この時初めて、女性のセックス時の
気持ちが少しだけ分かったような
・・・気がした。(part2)
そうこうするうち、診察終了。
名著「イシューから始めよ」を読んだもの
痔ではなく、ペーパーの強度が増した結果
摩擦による切れが、生じたのだった。
要は、薬を塗りながらも
3ロール程度にカロリーオフしなさいと
いうことだった。
痔かもしれない、という仮説は
所詮・・・犬の道・・・だったのか。
しかし、僕は退室していく際
先生と助手のヒソヒソ話を
僕の耳は、逃さなかった。
「あの子すごいキレイだったね」
「そうですね。
関西の育ちのいいお兄さん的な?」
「はい。でもちょっと・・
カメラ入れた時の顔・・・
哀愁がありましたよね・・」
▶哀愁
▶▶あいしゅう
▶▶▶アイシュウ
▶▶▶▶あ イシュー
▶▶▶▶▶ a(n) issue
僕の仮説思考は、間違えてなかった・・・
本日の検診は、イシューからはじまり
"哀愁"
で締められていたのだ。
この春やりたいこと・・・
それは・・・
引き続き、肛門の穴を捧げ
本日処方された薬を使用し出血を
完治させることでありますッッ!!
(変な日記ばかりですいません)
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