縄文アソシエイツの海外展開について
こんにちは、縄文アソシエイツのnote担当です。今日は、ニュースリリースでも発表させていただきましたが、縄文アソシエイツとして重大発表(!?)がありましたので、その補足になります。
ニュースリリースにもある通り、今回、縄文アソシエイツとしては各国の独立したエグゼクティブサーチファームのアライアンスであるAmrop(1977年発足、57か国で69オフィスを展開)に加盟することにしました。
というと、まるで業績不振か、後継者不在で会社を外資に売却したのかと勘違いされてしまうかもしれませんが、もちろん違います(笑)。Amropというのは、航空会社でいうワンワールド、スターアライアンスのように、各国で独立した会社のアライアンスであり、加盟している会社間での資本関係はなく、お互い協力してグローバルで一緒に戦いましょうというある種の互助組織、パートナーシップになります。
縄文アソシエイツが外資系になったわけでもないですし、誰か役員が海外から来るわけではありません。会社名も縄文アソシエイツ株式会社のままで、日本国内で活動する分には何も変わりません。ただ、海外で活動するときなど、会社名を英語で名乗るときには、Amrop Jomon Associatesというブランドを使用していくことになります。
では、なぜ今回加盟をすることになったかというと、大変ありがたいことに、縄文アソシエイツは、日本国内では非常に強いプレゼンスをもって活動させていただいています。ただ、顧客の多くが日系の上場企業ということもあり、M&Aや自分たちでのグローバル展開も含めて、海外における人材ニーズの問い合わせも多くいただくようになっており、コロナも終息し、さらに問い合わせが増えてきたことで、対応が急務になっていました。
コロナ前には、自ら海外にオフィスを開設することも検討、東南アジアで一部実施してきましたし、逆に、海外の案件は既にグローバル展開している外資系に任せて、自分たちは国内に注力するということも考えました。
ただ、完全に自分たちだけでやるには、人材紹介業は多くの国で規制業種であり、ライセンスなどを取得するのに、どちらにしろ現地でのパートナーや煩雑な手続き必要であったり、既にグローバル展開している外資系の話を顧客から聞くと、経済や人口が一定規模の国でないとオフィスを開設しないが、それでは顧客の立場からすると、痒いところになかなか手が届かないという不満などもあるようで、縄文アソシエイツのような、大国から小国まで、各国の独立したファームで構成したアライアンスの中に入って、国際的な協力関係を構築した方が顧客の利益に繋がると判断しました。
もちろん、やるからには本気で進める方針で、加盟と同時に、社長の古田もAmropのボードメンバー(取締役)に就任が決定。アジアからは唯一のボードですが、他にドイツ、イギリス、カナダ、南アフリカ、ルーマニアなど非常に国際色豊かなボードとなっており、グローバルには500名以上のコンサルタントがいますが、日本のプレゼンスも向上していくつもりです。
今後は、海外での人材ニーズにも全力で対応していきますので、次の時代の縄文アソシエイツも何卒よろしくお願いいたします!