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【発酵食品】タイの壺酒が意外にもおいしくて楽しかった話
タイの東北の果て、ナコーンパノムのお祭り、ライルアファイ ไหลเรือไฟ を観に行ったときに買った壺酒(つぼざけ)。
このつぼ酒、タイ語では、ラオウ เหล้าอุ、または、ラオハイ เหล้าไหというそうです。
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買ったものの、飲み方がいまいちわからなかったので、タイ人の友達のご自宅にお邪魔する際に「一緒に飲もう」と持って行きました。
でも、そのお友達も「見たことがない~」そうで、一緒に飲み方を調べたところ……見つかったのがこれ ↓
飲み方👇
まずは、壺の口にある石膏?みたいなのを壊して開けます。ハサミとかでガツガツやれば開きました。
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動画と異なり、ビニールが取れなかったので、そのまま水をいっぱいになるまで入れます。
10分ほど待ってから、買ったときに付いてきた竹のストローを突っ込んで飲みます…。
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お味は……
甘酒?みたいな、どぶろくみたいな味わいです。
こわごわ飲んだけど、意外に飲める味。
第1弾を飲み終わったら、第2弾!
このつぼ酒、3回くらいなら水分を足して飲めるのです。でも、味が薄くなるので、2回目は動画みたいにコーラとかソーダとかを足すのもよし、お酒が好きならビールやウイスキーを追加して、発酵の風味を楽しみながら酔っぱらうらしいです。
壺酒とはとは?作り方や買えるサイトも調べてみた
壺酒とは、Wikiによるとこんなもの ↓
・壺酒(つぼざけ)とは、東南アジアの大陸部から島嶼部にかけての地域で伝統的に醸造し、飲用されてきた醸造酒の一形態。
・陶器の壺を仕込み容器にする。
・炊いた穀物と餅麹のみで仕込む。飲用する際の便宜を図ってもみ殻を混ぜる場合もあるが、仕込み水は使わず固形状態で発酵させる。
・充分に発酵したところで壺のもろみに水を注ぎ、エタノールが溶け込んだ水を酒とする。
・壺に竹か籐製のストローを差し込み、そのまま吸って味わう。
タイだけでなく、ラオスやベトナムでも作られているみたいです。
種菌は、「餅麹」とあるので、おそらくカオマークと同じ種類の麹なんだと思います。餅麹、奥が深い!面白い~。
壺酒を買えるサイト
タイ東北部、イサーン地方ナコンパノム県産の壺酒はこちらでも購入できるみたいです↓