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【読書レポ#2】『働く君に贈る25の言葉』【斜に構えず、本気になる】
◎書籍情報
書籍名:『働く君に贈る25の言葉』
著者:佐々木常夫
新社会人になった甥に向けた手紙の形式で、働く上で幸せに生きるための教訓が優しく綴られている。
◎要約
印象に残ったところ抜粋
○自分本位な欲ではなく志
行動の原動力として必要な欲というものの中で、自分本位なものと区別して語られているのが「志」。志はみんなが共感できるものである。モチベーションを自分の中に作るのもよいが、チームの士気を高めるという観点でも、同じゴールを目指すことは必要であると思う。
○「それでもなお」
人間には多くの弱い部分がある。それに触れることも多くある。それに触れて打ちひしがれたりおちこんでしまったりする。しかし、ここで止まらずに「それでもなお」と唱えて行動することが、成長に繋がる。理不尽を受け入れられない自分であるが、この言葉を胸に前に進みたい。
○人は制約があるから成長する
本文中では、締め切りを提示されているものより自分の中で早く設定するというような、時間を例に制約を考えていた。ほかにも、簡単にはたっせいできないような目標を設定することも同じ効果があるだろう。どちらも、自分を追い込み、潜在的な力を引き出すことができる。
○タイムマネジメントは仕事を管理すること
スケジュールの組み方やデッドラインで時間を管理することがタイムマネジメントの本質ではない。仕事の重要度を見極めることが限られた時間で最大の成果を出すことに繋がる。仕事の目的は、全ての仕事を丁寧にやることではなく、成果を出すことなのだから。
○リーダーとは、周りの人を元気にする人
チームの士気を高め、志へ向けて引っ張れる人という「リーダー」には、「明るさ」と「本気」という二つの要素が必要。周りの人を元気にし、自然とやる気が湧く、そんな人と人は一緒に仕事をしたいと思う。そうおもわせることができるリーダー、もとい、人間になりたい。
○頑張る人、努力する人が、最後の最後まで不遇ということはほとんどない
逆風の中でもあきらめずに精一杯取り組み続ければ、見てくれる人がいる。「本気」になる姿勢を出すからこそ、成果はおのずとついてくるのだ。
◎まとめ
「制約を設けて仕事をする」=目標の公言
「本気の姿勢を隠さない」=斜に構えてスカしがちな面があるが、わからないことにはわかるまで質問し、興味あることには遠慮せずに意見を言う。
これを実践します。