批判について。批判精神。

批判の目、とは、だれしも経験したことがあるかもしれない。それはある種の絶対的な批判、すなわち、何かに対しての、否定を示し、そして、わたしたちの批判精神、というのは、確固たるものとして起こることが多いかもしれない。
　わたしはここで、批判精神、というのを話そうと思うが、現代のわたしたちはあまりにも情報にまみれて、嫌気がさす出来事も簡単に手に入る。そして、わたしたちの批判的な精神は、一昔前より、確かに養われていると考えている。
　わたしたちは衝突に対して、どんな反応を取ろうが、そこには自己自尊と他者の嫌気というものが交じり合い、批判の目を向ける。批判自体が悪か善かはどうでもいい。批判そのものは、確かに外部に向けられ、また、あるものは省察における、自己批判を行うだろう。