憂い 詩

ただ 憂いがあり
死すべきときに 死なないで
ただ 意識だけを飛ばして
永遠の放射が 苦悩になっている
もしくは
永劫回帰 わたしたちは永遠に役を担う
詩人というのは高貴な敗北者だ
また わたしは ただセンチメンタルを追い求め
自滅する ナルッサスである
そして 静かな宮殿の中から知恵を盗み出して
思い切って 放った 永遠が
こちらに 帰ってこず
それでいて また 浸っている
偽悪は強い そして 偽善はもろい

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