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昆布の美味しいところ。
私は昆布屋を営んでおります。
昆布には天然物と養殖がありまして
天然昆布は海底で育ちます。
養殖昆布は海面にロープを張り
そこへ種を植え付けるので
下へ下へ…と昆布が育ちます。
ノンストレスなので
見栄えはとても良いです。
天然物は荒波に揉まれながら海面で成長をするため
海中の影響を受けやすいです。
こちらをご覧下さい。
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昆布の表面や側面に傷がありますが
こちら、ウニに食べられた跡なんです。
ウニは昆布が大好きなんです。
逆に言いますと
ウニが食したい、と思えるほど
美味しい昆布なんですね。
また、漁師さんが昆布を刈るときにできる傷などがあります。
これらの昆布は「傷」表記をされますが、出汁には影響を受けませんので
「お値打ち昆布」という訳なんです。
また、雫のような💧ゼリー状の固まりが昆布の表面に現れる時があります。
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ご覧のような昆布が見られた時は
ラッキーです。
昆布の旨みが表面に溢れ出てしまい
「私、美味しいのよ💕」と
教えてくれているようなものです。
このような昆布に出会えた時は
分厚い部分をカットして
「天然おしゃぶり昆布」として
そのままお召し上がりいただきたいです。
薄いところは塩辛さを感じられる為、お出汁用又は昆布締めとしてお使いいただく等
部位によって食べ分けをされると
一枚でもニ度お楽しみいただけるかと思います。
https://www.kobuya.net/