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銀杏を囲む幸せな秋の味

先日、兄から、LINEが来た。

"前見せてもらった写真やけど、子どもたちと撮ってたイチョウ並木ってどこ?"

"久万高原町の高野展望台だよ!"

一昨年は、今頃行ったけど、もう散ってたな。

2023.11.19

でも、下はイチョウの絨毯!!
子どもたちと両手、両腕いっぱいイチョウの葉を抱えて、わぁ〜!って空に向かって飛ばして遊んだ。

2022.11.19

昨年は、一昨年の経験から、少し早めに行ってみた。

2023.11.11

タイミングよく来れた。
良かった。

満開!っていうのかな。
上も下も向こうの方までも、金色!金色!金色!
太陽の日差しでキラキラ輝いていた。
まるで、小人になったような、黄色に囲まれた空間は美しくて、上を見たり、下を見たり。

子どもたちも、イチョウの葉を拾ったり、走ったり、美しい空間の中で楽しんでいた。

でも、「くさい!」
息子は、鼻をつまんだ。
銀杏の実が臭いことがわかって、すぐに抱っこ、抱っこだった。
ママとパパと交替で抱っこした。
でも、ずっと抱っこだと重くって、ちょっと休憩。
大きな石を見つけて立ってもらった。

2023.11.11

バランスよく立つのを楽しんだり、
"いないいないばぁ"をしたり、
臭い、臭いと言いながらも、楽しんでいた。

同じ場所に毎年来ても、見える景色が違うのって、季節の楽しみ方の一つだなと思う。

2023.11.11

今年はちょっとタイミング悪く行くことができなかった。
でも、夫から電話がかかってきた。

"銀杏が売ってたけど、いる?"

うちの夫は、いつも何か買うときに、相談してくれる。
私の好きなものがあると、教えてくれる。

"いる!食べたい!"

夫は銀杏を買って帰ってくれた。

子どもたちににおってもらうと、
「くさ!」と言われ、鼻をつまんで逃げられた 笑

銀杏を家で炒って食べるのは、2回目かな?
炒り方を検索してみると、
炒るときに破裂することがあるため、少し割っておく方がよいということで、ニッパーでヒビを入れようとした。

ぐちゃ...
やり過ぎた。
そこら中、汁が飛び散った。
(一応服もにおったけど、臭くなかった)
殻が意外と柔らかい。
でも、手では難しい。
その日は夫が来て、食べるとこまでやってくれた。
(いつもこんな感じの私と夫)

なので、今日は自分で!
端っこだけ割ることにした。

よし。

また銀杏を食べ過ぎたらいけないというのは知っていたけど、何個までかな?と思い調べた。

大人は1日10個まで。

念の為、8個にしておいた。
こんなにいっぱいあって美味しいのに、8個かぁ。
我慢、我慢、我慢。
残りは、新聞に包んだ。
冷暗所で2週間〜1か月もつらしい。

銀杏を中火くらいで10分炒める。
(ビビリで、弱火スタート。早く食べたくなって、その後中火に)

5分くらいで、香りがし始めて少し焦げ目がついた。
8分くらいで、割れ始めた。
9分くらいで、ぷちぃーーーーポン...
入れたヒビが小さ過ぎて、小さく破裂。びびってフライパンから離れた。
でも、10分経った。できあがり♪

割れたところから剥く。

薄皮を剥くのに少し時間がかかって、ちょっとシワシワに。
塩を少しかけて食べる。

美味しい〜。

ぬちぃ〜とした食感がたまらない。
冷めても美味しい。
でも、この前は、夫が剥いてくれながらアツアツを食べたんだけど、やっぱり剥きながらが一番最高だと思う!

ほんのり苦味もあるけど、臭みはなくなってる。

1日8個か。

もっと食べたいなぁ。

夫は茶碗蒸しの銀杏が好きみたいだけど、
私はこの炒った銀杏が好き。

あなたの好きな銀杏の食べ方はありますか。


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ここまでお読みいただき、ありがとうございます。
子どものころ、イチョウを見ると、上も下も黄色でいっぱいの場所に引き込まれていました。
葉っぱをいっぱい集めて、イチョウの花束を作ったり、大学生になっても、20人くらいで、イチョウの葉を抱えて、一斉に空高く飛ばした思い出があります。
でも、臭〜い銀杏の実を見つけると、イチョウと距離をとっていました。
こんなに臭いのに美味しいだなんて、昔の人はよく食べてみたもんなだなぁといつも思います。
でも、銀杏を食べると美味しくてびっくり。
季節ならではの味を、どうぞあなたも召し上がれ♪

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