knowledgeで使える資料の作り方を紹介してみた。
はじめに
久しぶりに投稿します。Canvaにはまってしまいそれと生成AIの組み合わせがとてもよくてずっと遊んでいました。また投稿を頑張りたいと思います。
まず、今回は作成したGPTsを紹介していきます。今回は教員向きです。
この3つは教員の授業づくりを助ける授業づくりサポート系GPTsの試作品です。自分も使ってみてよかったものを紹介しています。
(個人的には道徳はおすすめです。)
最近職場の中でも生成AIの話が聞かれるようになり、いよいよ時期が近づいている感じがしています。おそらく教員でAIを使う人も増えてくると思うので、今回は私がどのようにGPTsを作成しているのかを紹介していこうと思います。
GPTsを使用してGPTsをつくる
私は以前の記事で「いずれはAIがAIを作るようになっていくのではないか」と書きました。そのあと、「GPTsなら自分でGPTsを作ってくれるAIができるのでは?」と思って考え出したのがGPTアドバイザーでした。
このGPTアドバイザー定期的なパワーアップを重ねてPythoncodeも生成できるようになっています。ただし、近頃それだけでは、良いGPTsが作れない問題が出てきました。それがAIの課題が影響しています。
「広く浅く」は得意だが「狭く深く」は苦手なGPTs
私がGPTsを作っていて感じたのがこの課題です。ChatGPTをはじめとするAIはすべてこの傾向があります。もちろん「浅く広く」と言ってもそこまで浅いわけではありませんし、苦手というほどではないかもしれません。しかし、専門性を問われる質問や課題では、その傾向が強く出ます。
なので「knowledge」を強化する。
「knowledge」とは、こちらから参考となる資料をGPTsに提供する機能です。ここに資料を入れない場合と入れた場合とではGPTsの出力に違いが出ます。なので、私はこの機能はとても重要であると感じています。
「knowledge」に追加する資料をどうするか。
「しかし、いくら大事だからと言っても「knowledge」に何を入れるといいのか分からないよ」という意見が出ると思います。そこで私がやっているknowledge」用の資料作成方法を紹介します。
読書をして資料を作成しよう。
1つ目は読んだ本の内容をもとにすることです。
「なーんだ」と思われるかもしれませんが、著者がしっかりとまとめてくれた本は本当に役に立ちます。ブックオフとかおすすめです。
私は図書館や本屋によく行くので、そこで読んだり、買ったり本をNotionにまとめていました。それを次のGPTsで論文形式にしてもらいました。
knowledge用の資料をGPTsで作る。
このGPTs「論文つくーる」はknowledgeに入力する資料作成に協力してくれます。私は「資料」をPDFで出力してもらって、それをknowledgeに追加するということを行っています。では次に2つ目の方法です。
YouTubeを資料として利用してみよう。
2つ目はYouTubeです。図書館と同じようにYouTubeにもいろいろな動画や情報があります。そういった動画を使います。
まず、動画から文字起こしをしてくれるYouTube Summary などのchrome拡張機能を使用します。そして、文字起こししたデータを「論文つくーる」に入力し、「資料PDF」にしてもらうという手順で行っています。
注意
YouTube Summaryは単純に無料だからという理由で紹介しましたが、ほかにも同じようなツールはあるので自分が合うものを選んでください。
最後に
今日はここまでにします。今日紹介した2つの方法でGPTsもよりパワーアップできると思います。ちなみに手軽にできるのは2のYouTubeですが、機能の向上をより感じられたのは、1の本から作る方法でした。自分も賢くなるので、私としては読書をお勧めしておきます。ぜひ試してみてください。
最後に遊びで作ったGPTsを一つ紹介しておきます。「たとえの達人」です。これは「東京ドーム〇〇個ぶん」というよくわからないたとえを身近なもので分かりやすく表現してくれるGPTsです。よければ使ってください。