困難に立ち向かうパワーを本当はいくつも持っていることを知っていますか？

こんにちは　五月美です

最近、風が強い日が多いですね💦

そういえば・・以前は風が強くてよく傘が壊れました。

今は骨組みがしっかりしている傘が多くて、そんな心配もなくなりましたが、曲がってしまった傘をさしてると妙に恥ずかしかった記憶がありましたねぇ～😅

誰かと何か違っていると、やけに目線が気になる・・・？

当時、新人さんで、カツラらしき人がいました。

やはり、噂にはなってしまうのですが、本人は明るく誰とでも気さくに話すようなまだ若いパートさんです。

もしかしたら・・・何か事情があるのかも💦

ただ、公表してるわけではないので半信半疑ではあったのですが、私は研修担当で直接指導を行っていたので身近で接することが多く色々と目の当たりにすることがありました。

カツラと言えるものは明るい茶色のショートボブ。

ですが、彼女の首元らへんから黒くクルクルとした髪の毛が少し出ていました😅

あれ？

勝手に何らかの事情でカツラを着けてると思い込んでいましたが、ちゃんと黒いクルンとした髪の毛あるやん😊

思い過ごしだな😅

彼女は、仲良しの中でテキパキしている為、わりとリーダーシップを発揮しているような感じで仕事も真面目。

いい新人さんが入ってきたなぁ～✨

相変わらず一部パートさんの間では噂にはなっていましたが、私は黒いクルクル髪の毛を見ていたので

「彼女は、ファッションやと思う😄」

私の友人もよくウィッグを装着していたのでオシャレしたい気持ち分かります✨

あ、もしかしたら、くせ毛が気になっているもかも🤔

彼女は、仕事もメキメキ上達して、仲間内では注意したり、指示を出したりとボス感がありましたが、内心は、とても優しいです😊

ところが、いつも常に首らへんから黒いクルクルした髪の毛が出ていたのですが・・・日を追うごとに量が増えていくんです💦

何か・・・雑ちゃう？😅

朝、忙しいのは分かるけど・・・見えすぎなんですけどぉ～💦

しかし、仲の良いパートさんは誰もそのことに触れていない様子でわざとかと思うくらいに、その量が増えていく・・・

彼女は仕事熱心でよく

「五月美さぁ～ん、これってどういう意味ですか？」

え・・・・・見えてるって💦

「五月美さん？」

「あ、あぁ～これは・・」

黒いクルクル地毛と何やら黒いネットらしきものが・・・😨

うそやん・・💦

これは・・言うべきか・・・イヤまてよ🤔

何で仲間内で見過ごされているんだろう？

こんなにもあからさまに見えてるのに・・・

もしかして・・私を試してる？😓

「五月美さんって💦」

「あぁ～ごめん、ごめん😅」

そんなことを考えているうちに時が過ぎて行き、私もきっと周りのパートさんも慣れていった。

オシャレのわりに意外に雑な性格なのかもしれないって😅

作業が忙しくなっていくと追われることも多く、それに比例してトラブルも多くなっていってしまう💦

私は、その対応に悪戦苦闘していました。

仕事がひと段落してから、彼女を含めたグループのパートさんから飲みに誘われました😄

そんな中で当然女子トークが始まります。

「彼氏が欲しいぃ～🥰」

「無理、無理😁」

「何でよぉ～💦」

なんて言って大盛り上がりですが、彼女も当然

「前は、いらないって思ってたけど欲しいなぁ～」

「作れば？」

「五月美さん、そんな簡単に言わないでくださいよぉ～💦」

相変わらず、黒いクルクルは出ていましたが、彼女は色白で羨ましいほどツルツルのお肌の持ち主で愛嬌もたっぷり✨

その雑さを直せば大丈夫かと・・・😅

ところが、ある日突然

「私、辞めることにしました」

「え？何で？」

「行きたい会社があって😊」

私は、この仕事に何か悩みを抱えて辞めることが理由の場合は、必ず1度は引き留めます。

その悩みを聞いて解決できることが多くあるからです。

そのことは、パートさんたちに公言しており、それでも意志が固いなら「2度引き留めることはしない」って。

ですが、自分のステップアップの為に辞めるのであれば引き留めることはしません😊

だって、自分を高める道を見つけ頑張って行こうとすることを誰も止める権利がないと思っているからです！！

「わかった、頑張りぃーや😄」

「はい」

退職日まで残り一か月を過ぎた頃、彼女はカツラを外して出勤した。

「おはようございます😄」

えぇ😨

「私、カツラだったんですよぉ～」

いや、知ってたけど・・

「うん、そうかなぁ～って😅」

「んもぉ～言ってくださいよぉ～😁」

オシャレじゃなかったのか💦

彼女の地毛は確かにクルクルのくせ毛だったのですが、地肌はまだ結構見えていていくつものピンでそれを隠すように留めていました💦

まだ、少し早かったんじゃ・・・

「何で、取ろうと思ったん？」

「だいぶ生えてきたんで😊」

そっかぁ～実は、想像を超えるほど髪の毛は抜けていたのか😔

しかし、彼女はめちゃくちゃ明るかった✨

今までの経緯なんて聞かなくても、きっと何か吹っ切れた様子に安心したことを覚えています。

次から次に出勤してくるパートたちは驚きを隠せないようでした😅

「カツラとったん😳？」

「気づいてましたぁ😁？」

「分かるわぁ～😆」

なんて会話があちこちから聞こえてきましたが・・・

彼女と仲良しのパートさんが

「えぇーーーーーーっカツラやったん？😨」

おい、ほんまか？

「いやぁ～全然気づかなかったぁ😆」

あんなけ、色々はみ出してたのにぃ？

まぁ、それもきっと優しさだったのかもしれません😊

「実は、カツラでしたぁ～😄」

明るいのはいいけど、何であんな雑やったん？😅

まぁ、でも

私たちも彼女の溢れる明るさや勇気に救われ、そして新しい道へと進むバイタリティーに影響を受けながら彼女を見送りました。

きっと彼女は大丈夫😄

しかし、その1年も経たないある日

彼女は引きこもってしまっていることをパートさんから聞いた。

病気が悪化して髪の毛がまた無くなり、立てなくなっている状態だと・・・

その原因はパートさんにも分からず、いったい何があったのか私は分りませんが、いつも笑ってる彼女しか思い出すことができません。

きっと、彼女は、会社でいつも笑っていたんだろうな・・

人の目なんて何も気にしないように。

今は、、病気を克服して、またあの時のような笑顔でいれてることを祈るばかりです。

おしまい

本日のまとめ

「人は、きっと弱さの中にも負けない強さを持ってる」です

私は、そう信じています。

自分では見えないパワーが奥底にあって、それを信じていれば必ず発揮できる時が訪れるってことを。

それは、誰かではなく、みんながってこともです！！

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