58.チャットGPTに「夫婦が離婚しないために必要なこと」について質問してみた

【質問】
夫婦が離婚しないために必要なことについて、
「おたがいの性格の違いや意見の相違を受け入れて、妥協すること」
だと、カウンセラーが言いました。
どう思いますか？

【回答】
私はカウンセラーの言葉に同意します。夫婦間の性格の違いや意見の相違は、多くの関係で自然なものです。しかし、それらを受け入れることと妥協することは、健全な関係を築くために非常に重要です。

夫婦関係では、お互いの性格や意見が異なることがよくあります。それぞれの人は個別の経験やバックグラウンドを持っており、それによって異なる価値観や優先事項を持つことがあります。このような違いを理解し、受け入れることは、お互いの個性を尊重する上で重要です。

さらに、妥協は夫婦関係を円滑に保つための重要な要素です。全ての意見や欲求が一致することはまれであり、時には妥協が必要です。お互いが妥協することで、双方の要求や希望をバランスよく調整し、折り合いをつけることができます。これにより、相互理解と協力の精神が育まれ、夫婦関係が強化されることがあります。

ただし、妥協することがすべての問題を解決する魔法のようなものではありません。時には深刻な問題や価値観の相違がある場合、妥協だけでは解決できないこともあります。そのような場合には、カウンセラーや専門家の助言を求めることが重要です。

総じて言えるのは、夫婦関係ではお互いの性格の違いや意見の相違を受け入れ、妥協することが重要だということです。しかし、これは個々の状況によって異なる場合もあるため、専門家のアドバイスを受けることをおすすめします。

【感想】
「結婚生活とは、妥協すること」
今回の話の結論を書くとこうなる。

この結論だけを読むと、どうしても違和感がある。
「妥協」という言葉がいけない。
「妥協」は駆け引きや見返りを含んだ言葉だ。

ビジネスの交渉ではよくある話。
Ａという項目は妥協するので、かわりにＢという項目は妥協してください、という駆け引き。
Ａの項目は妥協するので、かわりになんらかの見返りをください、という話。

結婚生活は、当たり前の話だが、ビジネスではない。
もちろん、生まれ育った環境が違う二人が一緒に暮らすのだから、価値観の違いは当然ある。
二人が価値観の違いにぶち当たった時、「妥協」ではなく、お互いの価値観を「認め合う」ことが大事だと思う。

駆け引きや見返りもなく、「認め合う」。
妻のＡという価値観を、夫が認める。
夫のＢという価値観を、妻が認める。

「妥協する」場合と結果は同じだとしても、ビジネスのような話にはならない。
結婚生活は、駆け引きや見返りを求めるようなビジネスではない。
「認め合う」という、人間的なやさしさのある話にするのが大事だと思う。

それにしても、と思う。
「結婚生活とは、妥協すること」
とは、なんとも悲しい言葉だ。
お互いが妥協することを楽しめたらいいのに、
なんて夢みたいなことを思ったりする。