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人の作品は勉強になる

展示会に行くのが好きです。
プラモデルに限らず絵画や工芸、美術品など作家さんやアマの方の作品を見ることが好きです。
最近はSNSなどで見ることができるので足を運ばなくても自由に見る事ができる時代になりました。
画集や作品集など購入して見てましたが買う必要もない感じです。
でも展示販売会などでは作品集があるので購入してます。


見る機会を増やす

最近はサークルに参加して他のモデラーさんの作品を見る事が増えました。
自分以外の作品を見たい思いがあり模型サークルに参加してます。
参加できる、見学できる機会があればそこへ足を運ぶようにしています。
手を加え立派な作品、普通に作り塗った作品、塗装さえもせずに説明書通り作った作品など、色んな作品を見れるのが良い!
趣味で作っている作品(キット)とはいえ、うまいな~、かっこいいな~、作りたいな~、これできる!、俺には考えつかん、買ってみるかな?など自分の目(感性)というフィルターを通してみることによって色んな感情が生まれてきます。
中には雑誌に掲載されている作品、SNSニュースで紹介された作品もあり、自分の目で見る事ができるいい機会です。
実物を見る事で良い所やマネしたい技術、全体を通して感じる作品の意図。
実際に見る事で色々と感じる事があり、そこで何を感じるか?を楽しんでます。

自分1番では限界がある

プラモコンテストへ出していた頃は人の作品をあまり見る事がありませんでした。
自分より上手な作品を見つけるのが嫌だったんでしょう。
自分が一番じゃないですが自分の作風以外は受け付けない姿勢だったのだと思います。
実際それを突き詰めて凄い方も沢山いますが、何か違うと感じはじめました。
壁にぶつかったんでしょうね~自分が作る作品にワクワクしない。
その時、自分に無いモノ(技術、アイデア)を見て興味を惹かれたのがターニングポイントです。
それからは自分の作品よりも人の作品を見る方がメインとなりました。
人の作品を見て自分の糧になる。
そう思うとドンドン見る事が好きになりました。
見て衝撃を受け真似して自分の作品を作ることが多くなりましたが、自分のフィルターを通してるので真似したモノとは全く違うモノに変わってます。
足元ばかり見てても壁は登れないんだな~と。

雑誌、SNSでもいい?

今はお金かけて遠くまで行かなくても手元で見れる時代。
僕も同じ考えで雑誌やネット、SNSで色んな作品を見ていました。
展示会へ行こうにも休みが土日でないので行けません。
見れるといえばお店のコンテストや展示品を見るだけで上手いなぁ…と思うだけで刺激も発見もありませんでした。
だから上手い作品を見るのは雑誌やネットでいいと思ってました。
たまたま仕事場の近くでプラモの展示会があり、休憩時間にでも行ってみるかぁ〜と足を運びました。
行って見たら色んな発見があり面白い!
テーマにそって作った作品がメインですが色んな発見があり非常に刺激になりました。
こういう作り方があるのか?これいいな~など色んな感情が沸き起こりました。
実際目にするのとは違います、面白いものです。

多方面を見る事=プラモデルに繋げる

仕事に関しても同じですが色んな事を経験して仕事に生きる事もあります。
趣味も同様だと思っています。
最近は絵画をよく見るようになりました。
(プラモデルの箱絵の作品も見てます。あれも美術作品ですよね?)
何が分かるかは本人の感じるところ。
絵の技法や作者の意図などは説明できませんが見る事で得られる事が多い。
子供が美術をしているのもあり、芸術家の作品を見て「どう描いた?」と考えるようになりました。
近代美術も以前は見ても分かりませんでしたが、何か得られるモノがないかとじっくり見てます。
子供の影響で書道も音楽も自分の知らないジャンルの作品も見聞きするようにあなりました。
僕は違うジャンルの作品を見聞きして、感じる物や沸き起こるモノを自分の作るモノ(プラモデル)に生かしたいと思いながら制作しています。
普通に作って完成させればいいのですが、何か見聞きして感動したものを活かせないか?と思ったら違う作る喜びが出てきます。
そういう経験を繰り返していく事で自分なりの表現(オリジナリティ)を生み出す事ができるのでは?と思っています。
完成したプラモも「大豆。。。さんのでしょ?」と分かってもらえるような完成品を作るために模索している毎日です。
皆さんはどんな完成(ゴール)を目指してますか?





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