富の再分配の権限を持つものが最大のわけまえを得る 共産主義の本質
ダボス会議でアルゼンチンのミレー大統領が演説した内容は 場所が場所だけに驚いてしまいましたが 今の日本を含む西洋社会の問題を的確に示してくれました。
アルゼンチンのことはメディアで大きく報道されないのでアルゼンチンのことを知らない人は多いでしょうが、この動画を作成されたハラノタイムスさんは
トランプよりトランプだと言われています。
と紹介されています。
どんなスピーチをされたのでしょうか。
ハラノタイムスさんがスペイン語の英語翻訳をさらに日本語で朗読してくれました。
1年前に西側の政治 経済 メディア業界で起きていることを語ったとミレー大統領は言います。
西側諸国で起きていたことは何であったのか。
それは形を変えた共産主義思想でもあったと考えられます。普遍的であった西洋的価値観を逆転させたマルクス主義思想が壊してきた伝統的なもののになかにある美点がイデオロギーによって崩されてしまったのです。
国家の介入による保護(国家によって)
という概念で個人の自由の領域の制限が拡大していったということです。
コロナ禍でのロックダウンや ワクチンの強制接種などの問題は国によっては国家権力による強制でありました。
カナダやヨーロッパのように中国の人権侵害を非難する国々で共産主義国家である中国と同じような ことが 国民の生命をまもるという大義名分で起きていたのは驚くべきことだったと私も思います。
そして世界で単一的な価値観を 共有することを押し付けてきたわけですが
覚醒主義という言葉が出てきます。
覚醒主義とは
フェミニズム、多様性、移民、中絶、環境保護に関する一枚岩のイデオロギーですと説明されています。
そのなかにある気候変動問題とLGBTQ問題にのおぞましい部分についても明らかにされていました。
最後の3分部分を文字起こしてみると
一層 ミレー大統領の語る言葉に
考えさせられることが多くあります。
他の人と同じ様に考え、他の人と同じものを読み 他の人と同じことを言うのは間違いに繋がるだけです。
それでも多くの人はまた 崖っぷちに突き進んでいます。過去40年のシナリオが尽き、システムが尽きると歴史が開かれます。だからこそ私は世界のリーダーにその脚本から解放される時が来たと言えます。
今は大胆に考え、今は思いきって自分たちの詩を書くときです。何故なら現代の思想や物語がすべて同じことを言っているとき、そして、それらが間違ったことを言っているとき勇敢であるということは、その時代の外に立つということを意味します。
過去を振り返り一時的なものに惑わされず 普遍性を見失わないことを意味します。
それは私たちの祖先にとって明白であり、西洋文明の成功の核心であるが、ここ数十年の単一思考の体制によってまるで 異端であるかのように迫害されてきた真実を取り戻すことを意味します。
チャーチルが言ったように より遠くまで振り返れば、より遠くまで先を見ることができるでしょう。
言い換えれば、私たちは忘れられた過去の真実に再び触れ現在のもつれを解き未来に向けて文明として次の一歩を踏み出さねばなりません。
過去を振り返って見れば何が見えるでしょうか。
それは経済的 社会的成功という最高に証明されたテーゼを再び受け入れなければならないということです。
それは自由のモデルであり自由のモデルであり
リバタリアニズムに戻ることです。これは私たちがアルゼンチンで行っていることです。
でこれはトランプ大統領が新しいアメリカで行うことだと私は信じています。
そして、明らかに破滅へと進む道を早期に止めたいと願うなら自由世界のすべての大国にこれを実行するように呼び掛けています。
これはちょうどアルゼンチンが行っていることでありアメリカ
ですので私が呼び掛けているのは西洋を再び偉大にすることです。
これはちょうど215年前と同じようにアルゼンチンが鎖を断ち切り
国歌が宣言しているように 私たちすべての人間に神聖な叫びを聞くように呼びかけています。