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読書#7 バナナの魅力を100文字で伝える

noteを始めてみて、伝えたいことを相手に伝わるように伝えることを意識して書きたいと思ってます。
そういう本は巷には溢れているとは思うのですが、前々から本屋でよく見かけて気になっていた『バナナの魅力を100文字で伝えてください 誰でも身につく36の伝わる法則』を読んでみました。バナナの絵が印象的な表紙の本ですね🍌

本の題名も、著者の柿内さんがこの本で伝えたい技術を込めたものなんです。
その極意など気になった言葉をメモしておきたいと思います!


伝わるためにはこの3つが重要です。 
①「伝わる構造」の理解 
②「伝わる技術」の習得 
③「実践(行動)」

伝わる構造とは、7階建てのビルをイメージされていて、下から〈ゴール設定〉〈納得感〉〈相手ベース〉〈見える化〉〈聞く力〉〈親近感〉〈信頼感〉から構成されるとのこと。
なぜこの7つの階層なのだろうかと思わなくはなかったのですが、伝わるための要素としてこれらが大切というのは納得しました。

その中で、私が特に共感したのは、〈見える化〉について。
下の引用のように、相手に伝えるのが上手いのは、何を伝えようとしてるのか相手の頭に具体的に思い浮かばせることができる人なんです。
たとえば、話芸のある芸人は、聞き手に目の前にない状況を的確に思い浮かべさせる話し方をしているはずです。落語はまさにですね。

ちなみに見える化するためにどうすればいいかというと、五感を意識するといいのではと述べられています。

話がわかりやすいといわれている人は、実は「見える化の達人」です。

見える化はかなり今後意識したいです。
そこで忘れてはいけないのは、自分と相手のイメージには必ずギャップがあるということ
伝わる技術も様々紹介されている本書だが、その技術の真髄は、そのギャップをどう埋めるかにあるようにも思いました。
(または、逆にそのギャップを利用して、効果的に伝える、なんて技術が上級者向けにありそう)

このことは、脳科学者の西さんの言葉の引用でも示されていました。

脳科学者の西剛志さんはこう言っています。 「コミュニケーションスキルが高い人は『自分の脳と相手の脳が見ている世界が違うということをしっかりと認識している人』」

伝えるときは「ファクトとメンタルを分けて考え、伝える」。
確かにファクトを伝えることだけを考えると、「お疲れさまです」は不要な言葉です。 でも、メンタルを伝えるという部分では「お疲れさま」は相手を気遣う言葉になります。メンタル(感情)も伝えたいという人は使えばいいし、そう思わない人は使わない。そういう使い分けをすればいいわけです。

これも大事だと思います。
ファクトの話とメンタルの話をごっちゃにすると、伝えたいことが迷走して、ろくなことにならない経験は誰しもある話です。
結局そこも、ゴール設定を共有できてるかということを意識する必要があるのだと感じます。
本書では、伝えることが面倒な人への対処法もまとめてあるので、ぜひそちらもご参照を!



最後まで読んでいただきありがとうございました😊
読みやすいさも意識されていて、イラスト多めで簡潔でさらっと読むことができました。
ビジネスでも家庭のことでも意識したい内容が盛りだくさんでおすすめです。


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