5年前の夏の出来事
5年前の7月の日曜日のこと。
仕事も家庭も上手くいかず、
生きることに疲れ果てていた。
家にも居場所がなく、
少し離れた市民公園に目的も無く来ていた。
そしてベンチに座り、
ただただうなだれていた。
そんなタイミングで眺めていたスマホに、
その公園内の公共施設で
「笑いヨガ」のワークショップがあるのを知った。
正直、以前に見学した笑いヨガでドン引きしたので、スルーしようと思ったが……
その主催者は名前しか知らないけど、いつか会いたいと思っていた人。
「笑いヨガはつまらなければ途中で帰れば良いし、二度と来なけりゃいい。でも、この人に一度でいいから、会ってみたい!きっと何かが変わる気がする!」
藁をも掴む思いで、
勇気出して参加しました。
自己紹介ではついていない日常を話すと
「じゃあ、そんなコースケさんを、
指さして皆で笑っちゃいましょう❗」
私、固まった!
今まで指さされるようなことは
したことないし、
大人になって、こんなふうに、
20人もの大人から
指さされて笑われるなんて……。
でも、その時に気づいた。
もしかしたら、
私が悩んでることって、
他の人にとっては大したことなくて、
笑えるようなちっぽけなことなのかも。
そう思ったら
自分が可笑しく思えてきた。
ワークショップの後の振り返りで
他の参加者さんから言われた事
「この人、顔が全然違う!
すごくいい顔になってる!」
帰り道、
主催者に言われた言葉
「口角を少し挙げてごらん。
そして少し上を向いて過ごしてごらん。」
その言葉に忠実に従い、
一日を終えた。
翌日から変化が。
顔が違う!
頬が上がって、
メガネにあたる❗
視界を変え、
「楽しいこと、嬉しいこと」
にフォーカスして一日過ごしただけ。
でも何か、スッキリ、
世界が拡がった気がした。
今まで見ていた世界は「白黒テレビ」。
それが鮮やかな「カラーテレビ」の世界へ‼️
何事も体験✨
やって見るもんだ❣️
しかし、「笑いヨガ」って
何なんだ❓
もっと知りたくなった……。