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【子供に嫌いと言われて辛い思いをしているパパへ】
子供のことが大好きなのに、子供から「パパ、イヤ!」と言われて辛い思いしているお父さんいませんか?
どこの家でもそうではないのかもしれませんが、私の家では何をするのしても「母ちゃんとやる」「父ちゃんはいやー!」と父親と一緒に物事をすることを嫌がる息子がいます。
男の子だからなのかな~とは思いつつも、何するにしても「イヤ!」と父親ばかり拒否されるのは、数回は耐えられても、10回以上連続してくるとさすがにこたえてきますよね。
例を挙げると
・一緒に本を読むのは絶対にお母ちゃん
・風呂に一緒に入るのもお母ちゃん
・ごはんのときは絶対にお母ちゃんの横
・外のお散歩はお母ちゃんと手をつなぐ、どこに行った時も手をつないでくれるのはお母ちゃん
・おもちゃで遊ぶ相手はお母ちゃん、おままごと・ 電車・ブロック遊びなど
・寝るときの寝かしつけもやっぱりお母ちゃん
妻にばかり負担をかけるのが申し訳ないと思い(妻は負担じゃないと言っていますが)
「父ちゃんと一緒にやろうよ」
と言っても常に
「母ちゃんがいいんだよ!」
「父ちゃんはイヤ!!」
子どものためを思ってやってあげようとする行動を子どもから全力で拒否され続け、メンタル的にボロボロに・・・
そして、ついに
「もうお父ちゃんはいいよ・・・」
と私のほうがヘソを曲げてしまう(大人げないし器も小さいです・・・)ということを1年以上繰り広げていました。
父ちゃんのこと認めてくれる日がほんとうに来るのかな、とかいつも不安に思っていました。
でもある本がきっかけで、そもそもこれまでの上記の考え方が間違っていたみたい、ということに気が付きました。
子供に接する親として、わかっていなかったこと。それは、
子どもを1人の人として尊重する
という非常に単純で大事なことに気づいていませんでした。
それに気付いてからは、息子をおおらかな目でみることが出来るようになり、「息子のためにやってあげる」という感覚を「一緒にやらないかい」という考え方にシフトすることができました。
これは大きかったです。
年齢もあるのかもしれませんが3歳6ヶ月を過ぎた頃から息子が「父ちゃんと一緒に寝る」とか言うようになってきました。(涙)
経験をして思ったこと
実際に父ちゃんだけイヤイヤ期を経験して思ったことです。
1.いつまでも父ちゃんが嫌いだということは無いようである
2.こどもの対応に親が機嫌を損ねると、ますます親のことを苦手になる 「まあいっか、そんなもんだよ」の感覚が大事
3.親のことが嫌いと言いつつ、本当に嫌いではない(母親とのお腹にいる頃からと付き合い長いから、母親のそばで安心したい意味があるのかな)
特に2の「まぁいいか」の精神が私にとっては救いとなったマインドでした。おかげで、イラッとしてしまう瞬間があっても、サラッと見過ごし聞き過ごす感覚が身について、非常に楽になりました。
さいごに
子どもみたいな反応をしているのに、大目に見てくれた妻に本当に感謝しております。妻は偉大なりでした(ほんとうに器が小さ過ぎたと今も反省中)。
ただし、今まで妻が子供を独り占めできていた(独り占めしたいとは思ってなさそうだったが)からか、息子から「父ちゃんと散歩する」とか言われてしまうと、寂しい顔をしてしまう妻に、ちょっと申し訳ない気持ちになっています。
いろいろ努力して、あれこれ子どもに力ずくで好かれようとするよりも、「まぁいいか」とのんびり構えておくぐらいがちょうど良いと思いましたし、子供の人生は子供のモノ、親の想いが強すぎてもまさに重荷にしかならないんだろうな、とも思いだしています。
子供とともに親も成長する子育てですね、いや、親育てかな。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。また、子供のこと以外も書いていこうと思っております。