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勝つ理由

140試合以上を半年間でこなすプロ野球のスケジュール。

ホントにプロだなあ。

ただ、どのチームにも言えるが、

ずっと勝ち続けることは出来ない。

優勝するチームだって

負けることもある。

連敗だってするだろう。

その上で、

負けた理由を選手、監督、コーチは考えるだろう。

反省点が頭の中に多く留まり、

次の試合に影響が出てしまう選手もいるだろう。

負けた試合を思い出し、思い切った戦略に踏み切れない監督もいるだろう。

自分の指導の無さがチームに

迷惑をかけてしまっていると感じるコーチもいるだろう。

そして、それぞれに、

後悔という念が生まれたことに気付くだろう。


後悔という感情は

心に多くの気付きを落とし込む。

そしてプロなんだから

仕事なんだから、野球が好きなんだからと、

男たちは

その後悔から生まれた気付きを

次の試合に注ぎ込み、

勝利に繋げる。


しかしその気付きというのは

勝った時にもあるはずだ。

ただ心にその気付きを留める量は

負けた時よりも

少ないのではと思う。


安心、安堵という感情がその人間の思考の構築を滞らせ、

自分のパフォーマンスに満足してしまう。

安心、安堵、満足という感情は心を落ち着かせるかもしれないが、

成長を止めてしまう感情の一つであろう。

後悔も、安心も大事な感情であることは間違いない。

このままではいけないという感情は、

新しい自分を追い求め、

このままでもいいという感情は、

今の自分の状態に変化を求めない。

当たり前にあるこの感情のコントロールが

何より大事で、

バランスが大事で、

過剰摂取は何にせよ体に悪いもので、

なので後悔という感情をどこかで持ち続け、

それを明日に繋げる。

満足して、今までの自分の努力を再認識して

喜びの感情を持ち続けることで

精神面を安定させる。

バランスだな。

やっぱりバランスだな。


昨晩久しぶりの運動。

今日は膝がガクガク。

早く寝たい。


昨日の運動の中でも、

事故前に出来たことが出来なかったこと、

事故前に出来たことが出来たこと、

時間の流れが見え隠れして

感情の起伏が激しかった。

出来なかったことを出来るように、

出来たことをさらにもっと突き詰めていく。

負けた理由から勝つための理由を導く。

後悔と、

満足を

繰り返していけば、負け続けない。

大事なことは負けてもいいから

負け続けない事。

あきらめず、

勝つ理由を確認しながら生きていく。



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