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何が違うんだろ?


今年の夏の話。

猛暑で夕方だけどまだ暑い。

どこかで鳥の鳴き声がする

声を頼りに歩き回る。

ふと見ると、まだヒナ。

上手く飛べない。

巣から落ちたようだ。

ヒヨドリのひな?

助けなきゃ。

そういえば、鳥を飼ってるのかな?

巣箱を設置してる人が近くにいる。

その人の所に走った。

その人を連れてヒナのもとへ。

『ヒヨドリのひなね』

やっぱり。どうしたら?このままだと…

『これは自然なことよ。無理に捕まえても親鳥が見てる。人間の臭いがついたら親鳥に見捨てられるかもしれない。親鳥がこの子の元へ餌を運ぶこともあるから自然の流れに任せましょ』

それもそうだな、と思い。親鳥がひなの元へ餌を運び世話をすると願いその場を立ち去った。

自然のものはそのままで、自然の流れに任せる。

自然って厳しい世界だな。

そういえば、夕陽に照らされ青く光る綺麗な鳥をよく見かけた。

『幸せの青い鳥』と、私は勝手に思いながらいつも飛んでる姿を見上げてた。

その人に聞くと『ブッポウソウ』だと言ってた。

『幸せの青い鳥』だとも。

ヒナが無事に巣立つまで見守り、無事子育てが終わるために巣箱を設置してると…

そのための巣箱だったんだ。

自然の鳥…野鳥…だよね…

何がヒヨドリのひなと違うんだろ?

綺麗だから?

幸せの青い鳥だから?

翌日、私はヒヨドリのひなの事が気になってあの場所へ。

ヒヨドリのひなの姿はどこにもなかった。

助かるわけないよね…ごめんね。

その近くで、ブッポウソウ、幸せの青い鳥は優雅に飛んでる。

その人の意見も理解できるし、充分、分かってる。

自然の事、起こった事だから。

でも、何故か、なんでだろ?

心のどこかでひっかかったまま。

ふと、思い出してしまう。

ヒヨドリのひなのことを。

同じ鳥じゃないの?

同じ命じゃないの?

調べてみた、ブッポウソウは絶滅の危険性があるらしい。

ヒヨドリは農作物を食べたり、果物、蜜を吸う。

だから、ヒヨドリよりブッポウソウ……?

心の中に何かが今もまだ引っかかったままでいる。

どんな鳥なのか文章だけでは上手く説明も伝えることも難しいので。お二人の記事を掲載させていただきました。

やぐるまさん、yohaku_photoさん、ごめんなさい記事掲載させていただきました。

ありがとうございました。






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