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異常なし、でもしんどい。

こんばんは。ほのかです。私は今、女性特有の【生理】に悩まされております。季節も冬が一番苦手なので、弱り目に祟り目です。笑
最近は○○と女が吠える夜、などなどテレビでも啓発というか学ぶ!みたいな番組をやっていて、それ自体はいいと思うんですけど。だいたい結論【重いなら病院に行きましょう】で締められて終わっちゃう・・・。それが個人的困りごとでございます。だって、病院行ったもん。笑(2回、しかも違う病院)それでも異常がなかった。でも、日に日に重さは増すばかりで。
ということで今回はそんな私のような人が助かるような記事を書きたいなと思います。結構女性向け、かもしれないですが・・・。もやもやしてるので気にせず書いていきます!笑 だいぶ赤裸々なので、汚い話もたくさんすると思うので・・・そこはご了承いただければと思います。


01.私の生理事情

小学5年生とかで始まったんですかね。そこから中学生くらいまではほんとなんともなくて、水泳しなくていいのラッキーぐらいでした。🏊笑 でも高校生の時は部活が忙しくなってストレスがかかったのか、そこから生理が始まって2日間くらい腹痛や頭痛でしんどい(3日目以降は解消)というのがデフォルトでした。で、大学生になってからはもうほんとに激重の中の激重で・・・。まず初日2日間は動けない、という月が生まれるようになりまして。大学生で授業全出席が求められることはないから、まだ助かったけど動けないと「ああまた休んじゃった」という罪悪感と動けないことへの虚無。メンタルもやられちゃう。一回体引きずって学校行ったら降りた駅で動けなくなったこともあって・・・。少し休んで病院へ行って、異常なし。これに関しては「なんで?」という気持ちでした。それが大学1年生の秋。2年前。しばらく様子を見てもこのひどさは変わらないので大学2年生の春に別の病院に行っても異常なし。うん、もう、異常ないんだな。諦めよう。そう思って私は大学2年生の秋にアメリカ留学に飛び立ちました。アメリカでうつ病を発症した(詳細は下の記事)ことで生理が一時的に止まったのは関係するのかわからないけど、今現在(大学3年生の4月くらいからの話)は大学1年生の時よりもひどいです。まず、重い期間が2日から4-5日に伸びたんですよね。プラス「吐きそうで吐かない」という世界一いらない感覚。ほんとにいらない。あと最近はその重い期間、スマホを見ると若干気持ち悪くなりますね。寝ながらスマホが無理になります。なので今は座ってパソコンです。夜は寝っ転がってるとこの生理の重さに落ち込んで、そこからネガティブな考え事は止まらなくなって、涙が出て、眠れなくなる。もう一度言おう。「なんで異常なしなん?」という状態です。ちなみに鎮痛薬は高校生くらいから常備な私ですが、飲まないとしんどいけど飲んでも微弱な効きしか感じません。ないよりはましくらいの話。怖いのが、これでも人体に異常はないということです。そんなわけで、私みたいな人が救われるように。原因と対処法と気持ちと、いろいろ書いていこうと思います。

👆うつ病の詳細な話はこちらで

02.いろいろな要因

私みたいな生理の状態を機能性月経困難症というみたいです。

特に原因となる病気がないものを機能性月経困難症といいます。この生理痛は子宮の収縮が強く起こるために感じるもので、生理の始まった日に感じることが多いようです。

特に十代の若い女性に多く、歳を重ねると弱くなっていくのが特徴です。生理の出血量が多い生理の初日から2日目に特に強い生理痛がみられます。

生理のミカタ

まあ私若いしね・・・といっても20代なんだけど・・・。しかも4日間これだぜ・・・。(納得してない)
もう少し調べてみると、、子宮を収縮させ、はがれ落ちた子宮内膜を血液とともに「経血」として体の外に押し出す働きをする「プロスタグランジン」の生成が多いゆえに子宮の収縮が過剰になって陣痛のような下腹部や腰、頭が痛むということなんだそうです。まあ、重い人は全員そうだと思います。知らんけど。あとは子宮の出口が狭くて経血がスムーズに外に流れにくくて負荷がかかるから痛い、というのもあるみたいです。これに冷えとかストレスが加わるともっと最悪ということですね。確かに私は子宮が未成熟なのかもしれないし、本当に寒がりで冬が大苦手だし、うつも発症した。こういうのは一因としてあるかもしれない。

【遺伝】

子宮問題については、遺伝もあるみたいなんです。親とか兄弟が生理が重くて、同じような症状に悩んでいるならこの説は当たりなのかもですね。私の場合は母親が同じように重いですが、祖母は軽いのでなんともですが・・・。その遺伝子が調べたら出てきたので、共有しますね。

NGF遺伝子(1番染色体):月経痛の重さに関連し、神経の成長に関わる
IL1A遺伝子(2番染色体):月経痛の重さに関連し、炎症性サイトカインコードする遺伝子。プロスタグランジンの生産を促進、子宮内膜症とも関連③OPRM1遺伝子(6番染色体):月経中の発熱症状を引き起こす
エストロゲン受容体遺伝子:月経に関連する片頭痛と関連があるらしい

東京大学

うーんなるほど。ちなみに炎症性サイトカインっていうのは簡単に言うと「体の中で炎症を起こす合図を出す物質」なんだそうです。体の中でケガとか病気とか、異常が起こると「以上だぞーーー」って脳に伝えるために出る、みたいな感じかな。高校で生物基礎を諦めた人間が必死に調べているので、ちょっと雑でもお手柔らかに。笑 まあ、だから生理で子宮から膜がバリバリーーってはがれて血が出るという異常を観測した結果、「やばいやばい!血を止めないとーーー!」って感じで無駄に働いてしまうということらしいです。血は出まくるのでほんとに無駄な動きしてるんだと思う。エストロゲンっていうのは、女性ホルモンなのでまあ「女だぞーーーー!」って主張しすぎた結果体が大変なことになるってわけですね。(雑)
自分がどの遺伝子があるとかはわからないんですが、婦人科にいってお医者様からGOが出たらできるみたいですね。自費かつ五桁の大台に乗るので、簡単にできないとは思いますが・・・。「納得したい!」って人はやってみてもいいのかもですね。私は学生なので諦めます。

【冷え】

まず冷えやすい、冷えに弱い私みたいな人は自律神経が乱れて体温調節が上手くできないらしいんですよ。自律神経が乱れる原因は食事とか睡眠とか生活環境とかいろいろありすぎるので割愛しますが。あとは筋肉が少ない人は冷えやすいらしいです。筋肉の中に含まれるたんぱく質には熱をつくるはたらきがあり、筋肉量が増えると身体を効率良く温められる一方、筋肉量が減ると熱をつくるはたらきが弱くなって冷えるよ、ということらしい。味の素が言ってました。なので、結局筋トレだったり温かいものを取ることだったり、お休みタイムをどこかで作ったり、そういうのが大事みたい。

私の場合はですね、まず運動を習わないでここまで生きてきたので筋肉はない。そろそろ運動しようかなあってずっと思ってます。なかなか運動って大人になってから始めるとお金がかかったり、かといって自分ひとりで続けるのは難しくて悩んでる・・・。最近はダンスの体験にいってちょっと心折れたので、友達のいるジムに行くとかヨガとかかなって考えてます。夜毛布で自分を挟んで寝たりはしてるので、そういうのは続けたい。後天的に、確実にできる対策は生物のメカニズム的に運動なんですね。ふむふむ。

【ストレス】

ストレス、ってなんか自分をいたわって解消するくらいしか解決策がなさそうで難しいですよね。ストレスをゼロにするなんてできないし、ひとつ解決できてもまた違う何かがストレスになるかもしれないし。
色々調べた結果、「先天レベルで」ストレスは感じやすい感じにくいがあるみたいです。だから何も異常がないのに生理が重かったらやっぱりそれは脳のバグかも。自分がハズレの遺伝子持ってる可能性が出てきました。汗
特にFK506結合タンパク質の遺伝子(ストレス応答システムの制御に関与)ってやつとセロトニントランポーター遺伝子(変異があるとうつ病リスクが増加)ってやつが関係するらしいです。もしかしたら私もうつ病を発症したので、こういうところで影響を受けているかもしれないです。
これに加えて、育った環境とか後天的な部分も掛け算されてストレス耐性というものは出来上がるみたいです。私は昭和世代に育った大人に教育された平成中期の人間なので、いろいろ怒られたりしたことも多かった。そういうのがまた自己認識を暗くしてストレス耐性を弱めているかもしれない。あとは生理という身体の異常が脳に対して強くアプローチされて、脳の中でもより古い部分に刺激がいくことで不安でいっぱいになってメンタルの落ち込みがくる、とかそういう話もあるみたいです。

なんだかまとまらないですが、まず先天的に身体の異常に対して過剰にストレス反応してしまいやすい遺伝子がいるケースがあるわけです。その遺伝子ちゃんは脳に超絶エネルギーを使わせて、大消耗して具合が悪くなると。
あとは後天的に脳内自己認識が暗めになっているから、デフォで自分ダメだと思っているのに身体の異常が起きたらもう終わりだとまで勘違いしてしまって、メンタルは落ちるわ、とりあえず休ませてくれとばかりに交感神経の活性化などなどストレスアラームが発生するわけですね。たぶんこんな感じです。まあこれに対しても睡眠食事っていうのだったり、体を温めることでストレス軽減になるみたいですよ。私の場合はひとりで落ち込むと余計にストレスがかかるので、こうやって発散したり動けないなりにおうちでできる勉強とか書きものとか、あとは映画を観たりとか。お布団の上でゴロゴロしながら気を紛らわせています。あと不思議なんですけど、なんとか動けそうなら動いた方がいいかもしれない、っていうのが持論としてあって。ずっと同じ姿勢で働いていると筋肉が強張るのか、余計しんどくなるんですよね。忙しい飲食店で働いているときのほうが変なアドレナリンが出るのか割と何も感じずにいられる・・・笑 さすがに動けない時は動けないし、休むこともあるんですけど。生理というものに対して、もやもや悩むことが一番ストレスになっちゃうとは思うので、いろいろ原因は挙げましたが「こういうことでこうなることがあるのね」みたいなのを軽く知って納得して、あとは自分が一番悩まずに過ごせる方法で過ごすのが一番健康的だと思います。自分にあの手この手で優しくした方がいいんですね。
私は「なんでこんなに・・・異常なしなのに・・・」と思いながらただ布団に横たわっているときは心も体も辛くて仕方なかったので、今この記事を書いていろいろな先天的要因も知ったことで「ハズレの人体構造引いたんか残念やわ」くらいの心持ちになって不思議と症状もマシに感じるんですね。原因もわからず生理が辛くて生活に影響している人にとって、そういうことの助けになる記事を書けていたら嬉しいなと思います。

03.ピルについて

これは少しだけ。世の中には女性ホルモンをコントロールするピルというお薬があるんですね。こちら効果です。

ピルに含まれているホルモンは、通常の生理周期と比較し、子宮内膜の増殖を抑えます。したがってプロスタグランジンも抑えられピル服用中の出血や出血前後の痛みは、通常の月経と比べて少なくなります。まれに出血がゼロになることもあります。

なでしこ女性診療所

私も実際「異常なしだけど気になるなら処方しようか?」と病院で言われたこともあるんですが・・・実は今現在まで手を出してないです。
種類に関わらず女性で飲んでいる人は多いし、すごく効果もあるとはわかっている。飲めばいいじゃん、と思われそうですがちょっと抵抗があって。自費2000~3000円という金銭ネックもあるはあるのですが副作用の強い吐き気というのが怖すぎて・・・主にそこで悩んでるのが現状です。これについては2年前にお医者さんとその会話をして認識がアップデートされぬまま止まっているので、教えてくださる人がいたら嬉しく思います。

04.最後に


最後になりますが、悩みすぎても仕方がないというか先天的なものに振り回されているケースがもしかしたらあるのかなと今回思いました。食事睡眠運動、体を温めるなど生活の中で気をつけられることは気をつけつつ生理の辛さに頭を持ってかれすぎないように!たくさん息抜きして、たくさん発散して、食べたいものも食べて、感じるストレスを和らげていきましょう!
今回記事を書いてみて、きっと女性特有の身体構造的な部分には問題なくとも脳の作りとか先天的に私にはどうにもできない部分がきっとあるんだと学べて、悶々と悩むことはないんだなと思ったら少し楽になれたので。自分のせいだと思わず、一日ベッドの上でも罪悪感は感じず、動けそうなら少し運動をしたりしながら。少しでも楽に付き合えるといいなと願っております。というか私もそうなりたい。という感じです。
まとまりのない記事でしたが、お役に立てたら嬉しく思います。最後までお付き合いいただきありがとうございました。


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