ちょっとわかってきたかも人生
強気なタイトルを書いてみました。
「お前みたいなもんが何を言っとる!」と厳しい声が聞こえてくる気がしちゃうけど…
でもあえて書く。
8月に、人生初イベント「友人の結婚式」があった。
新郎も新婦も大学の頃の友人で、とても素敵な結婚式だった。
やさしい二人が、参加者を楽しませようと計画してくれたんだなというのがすごく伝わってきた。
感動したし、一緒に参加した友達とも久しぶりに会って話すことができて、それもうれしかった。
ただ、その式には元彼もいて、行く前は不安だった。
別れるときにいろいろあって気まずい感じになったまま卒業をしたので、また気まずい雰囲気が流れるのが怖かったのだ。
しかし、当日いざ会ってみると、他の仲間も交えてだったのもあり、案外普通に場を楽しむことができた。
その後二人で話す時間も少しあり、まるで友達だった頃のような感じで話せた。
もちろん、過去にいろいろあった事実は変わらない。
その上で、「懐かしい仲間」の一人として再び話せたことが、わたしはうれしかった。
大学を卒業した頃は、まさかこんな未来があるなんて思わなかった。
人生ってわからないものだ。
また、友達の話を聞くと、けっこうみんな転職しているということに驚いた。
自分が新卒で入った会社を辞めたとき、「社会不適合者なんだ」「自分はダメ人間だ」と思い悩んでいた時期があって、そのときは友達の仕事の話を聞くのがけっこうつらかった。
でも、あのときは楽しく働いていたように見えた友達が今は転職していたり、もうすぐ辞めると言っていたり、逆に辞めると言っていたのにまだ続けていたり、みんなの状況があのときとは全然違っていた。
自分だけがつらいような気がしていたけど、全然そんなことはなかった。
ちょっとホッとした。
それに、自分を卑下したり比べることなく普通に友達の話を聞けている自分にも気付き、変化を感じた。
よく聞く言葉だけど、「人生山あり谷あり」
調子が悪いときもあれば良いときもあって、その人にはその人の道やタイミングがある。
間違いとか何ひとつないんだよな。
沈む時期があっても、それがずっと続くわけじゃない。
ずっと続くと思い込んでしまうようなら立ち止まって休んだほうがいい。
元気になったらまた進む。
そして、再会する人や新しく出会う人と、これまでの旅の話をする。
そういうのが人生なんかなあって思いました。
ユニコーンの「すばらしい日々」っていう曲、あれ今まであんまり意味が分かってなかったけど、ちょっとわかるようになった気がする。
この曲がリリースされたとき、奥田民生は27歳だって。
そういえば、草野マサムネがロビンソンを書いたのも、志村正彦が若者のすべてを書いたのも、小山田壮平が革命を書いたのも、27歳ごろなんだよな…。
次の誕生日でわたしもついに27歳…。
なんか意味を感じちゃう年齢。
ちょっとだけわくわくしています。
今、年内に会社を辞める予定だけは立っている。
自分はどうやら普通のサラリーマンに向いていないらしい。
なので、普通を目指すこと、普通にしがみつくことを諦めました。
在宅中心で、雇用形態や収入よりも自分のストレスを最小限にすることを優先して働きたいと思っている。
2回転職してようやく気付いた、仕事内容うんぬんよりも、オフィスという空間や、そこでどうしても発生する職場の人間関係の構築・維持がストレスすぎる。
気になることが多すぎてただただ疲れる。
そんなに簡単に都合よい仕事が見つかるかはわからんけど、そこは諦めずに行こう。
だめそうならまた作戦を練り直したらいいわ。
ストレスを溜めずに毎日を過ごすことができたら、人生の長期目標である「歌集を出すこと」にも近づける。
ここ2、3年細々と短歌を書いているけど、日々働いていたら疲弊しすぎて短歌を書こうという気にならなくなって、心身ともにつらくなる。
全然豊かじゃない。そんな生活は自分には無理!
できる範囲で、いろいろやって、もがいてみようと思います。
わくわくする方へ進むぞ!
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