
2025/02/21 朝の片付けで心を整える 〜気持ちの負担を解く私の小さな儀式〜
2025/02/21
日が昇る前のやんわりとした空気のリビング。
静かな家の中で、私は洗濯物の山と向き合う。
最近は、夫が夜のうちに洗濯をして干してくれるようになった。資格試験の勉強と仕事で忙しいのに、本当にありがたい。でも、畳むのは苦手だから、そこは私の担当。せっせと手を動かしながら、目の前の山が小さくなるのを眺める。
キッチンに目をやる。昨夜、私が眠りについた後に使われた食器たちが、シンクに置かれたままになっている。これも、いつものこと。洗い物はだいたい私の役割。何も考えずに手を動かせばいいだけなのに、ちょっとモヤモヤする。
だから、イヤホンをつけて、ご機嫌な音楽を流す。
手の中でお皿をくるくる回しながら、鼻歌まじりにスポンジをすべらせる。軽やかな音楽に合わせて手を動かしていると、心も少しずつほぐれていく。
「金曜日だもの、あと一踏ん張り!」
家の中も気持ちも、スッキリ整えて週末を迎えたい。
気になることは、朝のうちに
ワーママの毎日は、やることがいっぱい。
仕事、家事、育児。そして自分のことも後回しにはしたくない!
どんなに時間をやりくりしても、家の中が散らかるのは一瞬のこと。“片付けなきゃ…”と思いながら過ごす一日って、なんだか落ち着かない。そんな小さなストレスを減らすために、私は朝のうちに手を動かす。
「片付けなきゃ」と思うほど気が重くなるし、やらなきゃいけないことが増えれば増えるほど、気持ちはどんどん苦しくなるから。
だから私は、できるだけ朝のうちに済ませるようにしている。洗濯物を畳むのも、床に落ちた埃を回収するのも。一日中、頭の片隅で気になるくらいなら、朝のうちに「やっておこう!」と思う方が心は軽い。
でも、完璧を目指す必要はない。
「全部やらなきゃ」と思うと、かえって動けなくなってしまうから。
「ちょっとだけ片付けておくか」
「視界に入るところだけ整えておくか」
そんなふうに、ゆるく取り入れるくらいがちょうどいい。完璧な暮らしへの一歩というより、自分らしく過ごすための小さな儀式みたいなものだ。
子どもたちの“今日”を聞く時間
夕飯のあと、子どもたちが今日あったことを楽しそうに話してくれる。
「跳び箱、うまく飛べたよ!」
「工作でお琴を作ったの、可愛くできた!」
「お楽しみ会のケイドロは楽しかったけど、ドッジボールはちょっと…」
小さな出来事のひとつひとつが、その子の大切な「今日」。ちょっとでも朝のうちに片付けておけば、子どもたちの話にゆっくり耳を傾けられる。
その時間こそ、私にとっての何よりのご褒美。
家事に追われると、つい「もっと片付けなきゃ」「あれもやらなきゃ」と焦ってしまうけれど、ちょっとだけでも片付けて、気持ちを軽くしておけば、こんな時間をゆっくり楽しめる。
自分にとって「楽しめた」と思える日を送りたいのだ。
毎日は決して完璧ではない。でも、この不完全さの中にこそ、確かな成長と幸せが息づいているのだと思う。
あなたの日常にも
きっと似たような宝物が隠れているはず↓
最後まで読んでくださって、ありがとうございました!気持ちが整えば自然とうまく回ることもある。ちょっと肩の力を抜いて、今日を一緒に楽しんで生きましょう。では、また!
いいなと思ったら応援しよう!
