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MOGEL MOTTE

いつの頃からか
『ボドゲ』や『人狼』が流行っている

僕はそれらが結構好きだ

そんなわけで今日はおすすめのゲームを
ひとつご紹介


『MOGEL  MOTTE』というカードゲーム

これがなかなか面白い

日本では『いかさまゴキブリ』
と呼ばれているゲームです

配られたカードを順に場に出してゆき
自分の手札が全て無くなれば勝ち

大枠はUNOに非常に近いです


まず最初に『警備虫』のカードを一番年上の人が引き取り、自分の前に表向きに置きます

そして8枚ずつカードを配りゲームスタート

1~5のカードがあって
場に出てるカードより
1大きいか1少ないカードを出してゆきます

場のカードが2なら1か3を出せる
場のカードが5なら4か1を出せる

出せるカードがなければ山札から
一枚カードを引く

で、もちろんそれだけだとウルトラ鬼つまらないゲームになってしまうので

『アクションカード』というのがありまして
それらが場に出れば、、、


ゴキブリカード→すべてのプレイヤーがそのゴキブリカードと同じ数字のカードを場に出せる。一番速かったプレイヤーだけがそのカードを山の上に出す事ができる


アリカード→すべてのプレイヤーが山札からカードを一枚引かねばならない


クモカード→自分のカードを一枚、誰かに渡せる(ただし、蛾のカードは渡せない)


蚊のカード→場に出されたら、すぐにそのカードを平手で叩かないといけない。叩くのがいちばん遅かった人は他のプレイヤー全員から一枚ずつカードを渡される(ただし、蛾のカードは渡せない)


蛾のカード→場に出す事はできないし、他のプレイヤーに渡す事もできない



はて?
では蛾のカードはどうしろと?

って思いますよね



答えは簡単

ゲームの名にもある通り
『いかさま』をして、消して下さい


テーブルの下に落とす
耳をかくふりをして帽子に隠す
指先でどっかそのへんに弾き飛ばす

等々、なんでもありです





ただし
いかさまをしているところを警備虫カードを持っているプレイヤーに見られたらアウト

アウトになれば隠そうとしたカードを戻され
警備虫プレイヤーから警備虫カード+カード一枚を渡されます

そして警備役が自分に回ってきます


このゲーム、いかさまを摘発する役は警備虫プレイヤーのみで、他のプレイヤーは自由にイカサマ可です

いかさまで消せるカードも
蛾のカードのみでなく全てOKです

ただし
一度に二枚以上のカードを消してはならない
最後の一枚のカードを消してはならない
手札のカードは常に
テーブルの上で見せておかねばならない

というルールがあります


縦横無尽なゲーム
騙し合いカードゲームです

場に出された蚊のカードをみんなで叩いたり
誰かが誰かにカードを渡したりしてる
そんなドサクサにまぎれて
いかさまをしましょうというゲームです

斬新ですよね

このゲームをする時はなるべく
帽子をかぶったり
ポケットの多い服や
ゆったりとした長袖の服を着て
ゲームに挑むのもポイントです

(意味分かりますよね?)


実際にプレイしてみると分かるんですが

これ真面目な日本人は
苦手なタイプのゲームです

外国の人がやると
鮮やかに大胆にカードを隠したりして
『絵になる』んですけどね


そして人間性がモロに出ます

普段、イケイケのオラオラな人が
実は弱腰でバレバレやったり

さっきまで四枚持ってた大人しい女の子が
しれっといつの間にかラスト一枚にしてたり

そういう人間観察もできて
とても面白いです

子供のうちにこういうゲームやっとくと
柔軟な脳みそになりそうな感じもします


ただ
考えてみれば当たり前の話なんですが

ゲームの性質上
カードがすぐ紛失・破損・汚損するるる、、

僕の持ってるカードも二つ目です、、、

なんせ、蛾のカードがすぐなくなるよね、、


遊ばれる際は
いかさまは自由やけど
カード自体は優しく扱う事を周知し

『がさつなジャイアンタイプな奴は呼ばない』
ようにしましょう

まあそういう人の方が大胆でスリリングないかさまをバンバンやってくれるから一緒にプレイしてて面白いというジレンマはあるけどね


レッツ・イカサマ
イカサマゴキブリ





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