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20241208 祖父江ぎんなんパークへ


こないだ赤い記事を書いたので
今回は黄色まみれにしてやろうと思う

もみじは『紅葉』だが
イチョウは『黄葉』だ

これ、後者はなんと読むかご存知だろうか



『おうよう』ではなく
『こうよう』と読む


どっちも同じ読みなのだ



、、、、、、。




黄葉に行こうよう





おっさんである事の超絶少ない利点の一つに
『ダジャレがいつでも好きなだけゆえる』
というのがある


黄葉に行こうよう

どうだ


俺は二回目も一回目とまったく同じ
テンションと声量でゆえるぞ



さあ
黄葉に行こうよう



ほらほらウカウカしてると
もう3失点だぜ


つまりこのダジャレは


『黄葉』と
『行こうよう』の『こうよう』の部分が
かかっているという訳だ


どうだ



デジャブだろう?





俺もだ




だが袋小路だの迷路だのは人生の常だろう




人生はかように鬱陶しい




だから我々は黄葉でも観て
傷を癒さねばならない





サ、まずは腹ごしらえだ


冬晴れの日曜日の朝
今日も元気に『朝ラー』だぜ

ラーメンショップ津島店

朝9時から皆さん並んでました

そもそも9時~16時までという
営業時間、バグってるよね

このお店、以前はカウンターのプラッチックのお盆の中に五百円玉とか百円玉が雑に置いてあって、ラーメン食べ終わったらそこに千円札置いて『お釣りもらうねー』って百円玉を三枚自分で取るハードコア昭和システムやってんけど、券売機を置き始めた頃からがぜん人気が出てきて今や大行列である

まあここのネギラーメンは他のラーショの店舗と比べても結構いい線いってるからね


自分的には『ちっ、みんな気付きやがったか、、』という思いである


愛知県 稲沢市の祖父江はイチョウの名所


毎年11月の末には
『そぶえイチョウ黄葉まつり』が開かれる

ふだんは何も無い閑静な小さな町だが
見頃になると一帯が一面のイエローになる

各自、自分ちのイチョウの木のぎんなんを売ってはって『一箱買ってって~』とおっちゃんやおばちゃんに声をかけられるけど、一人暮らしでぎんなん一箱は消費できる気がしないので毎年ごめんなさいしている俺である

ちなみに
おまつりの期間中は、ぎんなんコロッケとかぎんなんタコ焼きとかも公園の特設テントで売ってはります


ぎんなんの実を狙うカラス

カラスたちは知っているのだ

このフェンスの中の会社は今日は休みだから

この区画は
今日だけはぎんなん食べ放題な事を

駐車してあるのは営業車だけで
人間はいないという事を

カラスって本当に賢いよな、、、



すっかり堪能
心ゆくまでイエローを浴びて癒されました




その後
稲沢市荻須記念美術館へ

荻須高徳さんは

ここ稲沢市の出身でパリに移り住み
世界的な評価を獲得した画家である

パリの町並みとか建物を描かせたら
抜群にカッコいい

ユトリロとか佐伯祐三に似てる気もする



遅めの昼飯は長命うどんへ


ここはかなりコアな名古屋メシ店ですぜ

創業は大正二年
かつ現在進行形の人気店である

うどん一杯とっても
『かけ』『ゆつき』『ぬる』
『ころ』『冷やし』
とあらゆる温度で提供してくれるのだ

愛知や岐阜で言う『ころうどん』というのは
冷たいうどん(正確には常温うどん)で

麺がきしめんだと
『きしころ』と言ったりする

そして店内で耳をすますと
『うそころ!』とか『うちゅうのかけ~』
とか注文しているのが聞こえるのだけれど

『うそ』は、うどんとそば
『うちゅう』は、うどんと中華そば
を指していて


つまり
麺をミックスして出してくれるのである


『うそちゅう』という
嘘みたいなメニューまであるのだ


つまりこういう事である


うどんとそばと中華そばのミックス


うそ中は自分も今回初めて食べてみたが
自分が今何を食べているのか
脳が処理しきれず
食べながら非常に混乱した

もしも行かれる際は普通に二種麺ぐらいでお召し上がりになるのが良かろうと思われます

そばもうどんもきしめんも
普通に旨いので普通に食うべし



あと店名にもなってる
長命草の天ぷらも美味しいです
(左に乗ってたピーマンみたいなやつね)




以上、非常に黄色い本日でした


さあ君も
黄葉を観に行こうよう



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