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おそろしく色のない世界|the world without any color

なつやすみ、久しぶりの投稿をしてみようと思い立った。
今日は何もないひ、しいていえば買い出しのひ。
昨日まで別府旅行をしていた、別府湾を一望できるホテルでのんびりと過ごす。コロナになってから、体調が戻らずに心がすさんできた。
今は味覚としゅうかくがない4日目で、心がやられている。
「おいしい」を感じれないこと、何を食べても同じ味がするどころか、
店内の揚げ物の匂いが、私の鼻にはくさく届く。
バイト先の使い古した油のくさ~いにおいが店に充満しているかんじ。
不快で仕方ない。そんな場所で飲食しないといけないから、
もちろん食欲がない。でもこのあつさで食べないと夏バテにはなるし、何か口に入れておかないと、という焦燥感におわれる。
つらい
ただ、ただ、つらい。
みんなどのようにこれを乗り越えているのだろうか。

大分名物とり天もまずかった
一緒に行った友達はおいしいおいしいとパクパク食べていたから、
本当はおいしいんだろう。
コロナのせいで、ご当地のものが何一つおいしいくない。
食べ物をまずいと思うことはあまりないのだけど、食べ物の成分のまずい部分だけを拾ってしまう今の鼻や味覚では、人生が廃れている。

早く抜け出したい、花が詰まっている感じがして頭もかなりポワポワしていて、危ない。仕事で運転することがあるから、3日以内にこれがおさまってくれないと事故する可能性だってある。
あぁ、どうしたらいいのだろう。
耳鼻科に行ってレントゲンまでとって、カメラも入れたけど異常なし。
鼻も喉もスッキリ通っているらしい、だとすると、感覚器官がやられているのか。詰まっている感じがして息苦しさもぬぐえない。
どうなっているのか、自分の体がまったくわからない。
そして、そんな悩んでいても、隣の友人は楽しそうに観光している。
世界は関係なくまわっていくのだ。
友人に対して嫉妬とかも、もうない、無気力、無感情。
心がしんでいく、おそるべしコロナ。

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