鯖を焼いたりしていた
珍しく一歩も家を出なかった。
朝から何をしていたのかというと、自炊をしていた。
昨夜買った、鯖を焼いていた。
随分と骨が多く、身も少ない鯖だった。
白飯が余りそうになったが、納豆と卵があったから、茶碗は空になった。
食後に、一昨日沸かした珈琲を飲んだら、落ち着かず、腐っているのではないかと不安になった。
だが、今まで生きて来た中で、腐った珈琲を飲んだことが一度もなかったので、安堵した。
途端、物足りなくなって、二杯目を淹れた。
そのまま、近くにあった本を読み始めたら、割と面白