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感謝

日本人は大人しい民族なはずだけど「食い物の怨みは恐ろしい」と言う諺があるようにコト食べ物の話しになるとヒートアップする傾向がある。

くまごろは昔、出張中に常務に晩飯は何が食いたいかと聞かれて何でも良いですって言ったらブチキレられた思い出がある。美味しいものが食べたいですが正解だったらしい。

そういう教育をされて来たせいかボクは食事をご馳走する時はなるべく美味しいものをご馳走したいと思っている。年齢のせいでボクがご馳走になる事はもうないが散々奢って頂いて来たので返す番が回って来ただけだと思っている。

自分で料理をするとよく分かるが美味しいものを作るのはなかなか難しい。食材がいくら良くてもダメにしてしまう事があるので何でも美味しく作れる料理人さんは凄いなと思う。

ゴッドファーザーを見ていると仕立ての良いスーツでパスタやミートボールを作りキッチンで食事をする場面を何度か見る。とても美味しそうで食事と言うのはオーダーメイドのスーツより大事なんだと言う感じがしてそれだけで美味そうだなと感じる。
ああいうお店があったら行ってみたいと昔から思っている。

食事は楽しむものだ。子供の頃に怒られながら食べた食事は全く味がしなかった。そのせいかボクは食事中は子供を叱ったりはしないし仕事の話しもしないようにしている。

昨日、うちに来ていた営業さんは晩飯の味がしただろうか。切り替えるのも営業の能力だから開き直ればいいのにと思っていた。

食い物の話しはいくらでも出てくる。食えれば何でも良いなんて思っていないからだ。

世界の基軸通貨は米ドル、ユーロ、円だ。
日本終わったように感じるが対外純資産を400兆円以上保有している円と言うのは強い。いざとなればそれを使って元の価格に戻す事が出来るので実態はとても強いと見られている。それ使って円高に持っていってくれよと牛飼いのボクは思うんだが多分それをやるときは日本が食糧難に陥った時なのかなという気がしている。
隕石が落ちるよりもかなりの確率でそれはやってくるんじゃないかと思う。

日本人がいくら金を稼いだとて美味いものが食えなくなるのは耐え難い事だろう。
自衛隊では食事が美味しく無いと隊員が敷地内にあるコンビニに押し掛けて揚げ物やらなんやらを沢山買いに来るそうだ。

野菜作りもやったら面白いと思う。生長スピードは牛より早いしな。

毎日色んな事がある。
最近は仕事のトラブルが連発している。

なぜこのようになってしまったのかを考えると起こるべくして起こったトラブルだなと感じている。要するに仕組みの問題である。チェックすべき項目がされておらずにそれがまかり通っていたことが問題である。
この問題はかなり深刻なのだが解決する方法を分かってない可能性がある。
我々が手助け出来るものではない。今までこういう仕事の進め方をしていたのが問題である。問題を解決するよりもこういう問題が起こった経緯と再発させない対策を最短で作らなければならない。これは全て業務命令となる。我々には関係無いが我々はこういう事態への対処をどうするかを熟知している。それに従わなければ担当は全て外すというルールも含まれるのでボクが口を出すべきではないかとも思っている。

今日はお客様からのクレームも頂いた。と言うよりボクが気付いた。

クレームというのはとてもありがたいものである。この考え方を持てない人間は組織には向いていない。
お客様からのクレームのお陰で問題に気付く事が出来る。知らなかったら同じ事を何度も繰り返していたかも知れない。それはお客様の中で不満となって蓄積されていく。

問題を隠匿した社員は容赦なく外す。これは以前所属していた企業のルールであった。隠匿は会社を危機的状況に晒す事に必ず繋がる。ミスは誰にでもある。そのミスが起こった経緯とどう対策して再発させないようにするのが企業の力だ。
謝罪の前になぜこういう事が起こったのかの原因究明とどうやって再発防止をするかを考える事が必要だ。
話を聞いていて社内にその仕組みが無いとボクは感じた。ボクは怒ったりはしない。冷静に話しを聞くだけだ。

ここいらの仕組みを作らないといずれ企業の存続の問題にまで行き着く可能性がある。少し軽く考え過ぎているのかも知れない。

うちが口を出す事では無いかも知れないが色んな人間が働く企業にはやはりルールが必要である。

彼らはお客様からのクレームについてどう思っているのかボクには分からないが我々の会社はお客様からのクレームや忠告はありがたいと本気で思っている。


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