配慮って難しい

私は、病気になってから何回か入院したことがある。

その時に、病院の先生からこの日までに仕事をせずに休んでねという意味を込めた診断書が出る。

私は、入院の時に、診断書を親が代わりに職場まで持って行ってくれたことや、入院ではなくしばらく休むということで自分で職場に持って行ったことがある。

その時に、1番気が楽だったのは、職場の方から一切連絡がこないこと。

意外かもと思うけど、これは本当にありがたくて、

逆に

「大丈夫?」

「どうしたの?」

「何かあった?」

という連絡が来るだけで頭を抱えてしまう。

なんて返信しようかというより、このメッセージが来ただけで、早く復帰しないとというプレッシャーと仕事の事が頭によぎってちゃんと休めないことになる。

だから、心配なのはわかるけど、連絡せずに、そっとしておく、相手から連絡が来るまで待つことが、本来の優しさなのかなと私は思う。

仕事を休んだ、入院した相手からの連絡が、何ヶ月、半年、何年とかかっても、仕事を辞めたかどうかとか今どうしているの?とは、直接本人に言わず、職場の上司にこそっと聞くのが、一番私にとって理想的な配慮。

と言いつつも、私は、入院して退院した後、1回職場の上司に連絡したっきり、その後何も連絡をしておらず、3年経ってしまってどうしよう状態で、大変申し訳ない。

けど、なんかあったときのための連絡先としてとってある、いわばお守りみたいな存在。

今、私の知り合いが、病院の先生から診断書が出て、仕事をお休みしているようで。

私は、知り合いとはつながっているけど、今は、そっとしておきたい。
相手から連絡が来るのを待っている。
私も焦らず、心配だけど落ち着いて。

いざ、自分が配慮をする立場になると、やっぱりどうしていいのかわからなくなるものだな。

とりあえず、冷静になってみる事が大事かも。

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