エムルーズ ファルダー
もとより運命など信じないわたしが
運命の存在を信じたくなる瞬間がある
それは稀なる人と出逢ったとき
前世など信じないわたしが
前世の存在を信じたくなる瞬間がある
それは稀なる出逢いに身を置いたとき
さらにいえば、
その人と深い縁(えにし)で結ばれたとき・・・
出逢うべくして出逢った、
めぐり逢うべくしてめぐり逢った、
結ばれるはずの人と結ばれた、という不思議な感覚、感懐・・・
昔のこんな歌を想い出す
この世のすべてのものは
ひとつの周期をもち
宇宙のおきてに従い
月も星もまわる
生まれたときからすでに
きょうの日は定められ
あなたに出逢うために
わたしの道が敷かれていたの
運命とは星のめぐり
名も知らぬ同士が
引き合い引き寄せられてゆく
エムルーズ(きょう)ファルダー(あした)
エムルーズ ファルダー
火を吹いて堕ちてゆく
隕石のような恋は
哀しい性(さが)に縛られて
人を変えてしまう
男と女を超えて
愛せる人はひとり
あなたはひとりしかいないのよ
広い世界のなかで
運命とは星のめぐり
名も知らぬ同士が
引き合い引き寄せられてゆく
エムルーズ ファルダー
エムルーズ ファルダー
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