地雷嬢の末路

「ちょっと痛いんだけど！」
「え、ごめんなさい」
乳首を吸ってきやがった。キモい。
「その、オッパイが好きで…」
「いいから早く出してよ！」
「あ、あ、はい」
下手くそな動きに、ウンザリする…

卑屈な奴だ。しつこく胸を触ろうとしてきて
何度も手を払いのけた。
その度に謝ってくる…

数分後、よーやく射精した。

帰ると、葉さんから声をかけられた。
「アルちゃーん、飯どう❓奢りますよ」
「いいんですかー」
女に奢って何が楽しいのか理解できないが
まぁこんな商売していると友達がいないんだろ。カワイソー🤪

洒落たレストランで､テンションが上がると
「あ、もう来てたんだ‼️」
手を振る先に金髪の女性がいた…
どこかで見た気がする…
「トロピの昴ちゃん」と紹介されると
「ご一緒していいかな❓」
「あーもちろん」威圧感のある奴だ。

酒が飲めないのが悔しいが、外食できるだけ
マシか…

「三輪　愛弓ちゃんだよね」
は…
「え、え」
「あたしは椎名　藍、シイナって名前に
心当たりない❓」
「え、もしかして、ウチのマンションの」
「正解､あなたの真ん中のお姉さんとは同級生でね､数年前まで星岡でバイトしてた」

まずいまずいまずい…

「去年の秋だったか…偶然、お姉さんと再会してね。あなたが大学もサボって悪い仲間と
遊び呆けているって話を聞いてね。
そのことでご両親が咎めると、
星岡に負けたくないって､言ったそうだね」

アイツ余計なことを…

「ネットの書き込み、あなたでしょ❓
突然、卒業アルバムだけ､とりに実家に帰ったそうだね」

「私だってこんなことしたくなかったんです。
ただ､龍介が、渡邉龍介って奴から命令されて」

「同級生❓」

「そうです。星岡のことが好きで、
一回トロピカルに遊びに行ったけど
すぐNGにされたらしく、それで､弱みを
握れって､ついでに金を稼げって言われて」

「なんか弱み握られてるの？その渡邉って奴に」

「裸の写真とか…」
目線が痛い。なんなのこの威圧感…

「投稿も渡邉からの指示❓」

「そうです。だから消せないんです。
消したら、私の裸の写真が」

料理が届くが、誰も手につけない…

「あの、もういいですか。色々思い出して
辛いんです」

「渡邉から連絡があったら､話したいと伝えてくれないかい❓あたしの素性は話していいから」

「わかりました。失礼します」
連絡先を交換して辞去した。

ふーあぶねー
あとは適当にのらりくらりやろう。

そう考えていると龍介からLINEが来た。

今から会えるか❓　
　　　　　　　　　　　　もちろん

川﨑のホテルで会うと､龍介はタバコを吸っていた。

「どこ行ってたの？」
「葉月の個人情報流したのお前か❓」
「私じゃないから、西村じゃない」
「あーあの女…もう一度抱きたかったなぁ」
「あの店では働けないよ。ねぇ攫ったら❓
協力するよ」
あの椎名って女を使えば…

すると龍介が抱きしめてくれた。
そのまま、押し倒され、胸を揉まれ、
服を脱いで、身体を絡ませた。
「ああん、気持ちいい‼️もっとオッパイ吸ってぇ」
不思議なんだ。龍介なら何されても気持ちいい
選ばれたのは私、星岡じゃない…

挿入されて､首を絞めてきた。
ちょっと苦しいけど、龍介、好きなんだよね。

でも、ねぇ、長いよ！
苦しいよ‼️いったん離してよ‼️
ねぇ‼️あ、あー…

了