中学受験 サピックス5年生 律令国家へ(2)
今回は、サピックス5年生の歴史第二回になります。
記述で答える問題を載せます。
①須恵器の焼き方はそれまでの焼き方と異なるが、どのような窯で焼いたか説明してください。この技術を持っていた人たちはどのような人たちですか
②.聖徳太子は天皇中心の政治の仕組みを整えようと、冠位十二階の制と憲法十七条を制定しましたが、それぞれの目的を簡潔に説明してください。
③.隋や唐に留学生や留学僧を送りましたが、その目的を答えてください。
④.豪族が仏教を信じるようになって古墳を造ることを止めました。では次に何を作るようになりましたか。
⑤.日本で飛鳥寺というお寺を一番初めに建て、飛鳥大仏を安置した豪族は何氏ですか。
⑥.630年に遣唐使が始まり、645年には大化の改新がおこりましたが、唐から帰国した留学生や留学僧が学んできたことはどんなことに役立ったか。
⑦.中大兄皇子が出した国造りの方針は漢字四文字で言い表されますが、それを簡潔に説明しなさい。
⑧.天智天皇の死後、天皇の息子の大友皇子と天皇の弟の大海人皇子の争いがおこりました。これを壬申の乱の乱といいますが、なぜこのような争いが起きたのか、簡潔に答えなさい。
⑨.唐から律令制度を取り入れた国づくりは、どんな特徴がありますか。朝廷と地方がどんな関係かを考えて答えてください。
⑩.律令は政治の仕組みと刑罰について決めた制度でした。では班田収授法はどんな制度を行うために必要だったか。
⑪.律令の時代の農民は重い税にあえいでいました。どうやって重税から逃れようとしたか。二つ答えてください。
⑫.平城京の貴族達の食卓にはカツオやイワシなどの魚、ノリやアワビなど様々なものがのぼったが、なぜ都でとれないものを食べることができたのですか。
⑬.班田収授法を実施し口分田を班田するには村にどれだけの人が住んでいるのか知る必要がありあますが、そのために作成したものは何ですか。
⑭.班田収授法によって税が決められたが、租・庸・調の内容とこれを納めた場所を答えてください。
⑮.律令政治のもとで税について定めた法律を何というか。また基礎になる田を何といいます。
⑯.奈良時代に人々から納められた絹や布などは、衣服のための物であるだけではありませんでした。ではどのような使われ方をしましたか。
以上ですが、前回の文章の中に答えの元となる語句などが入っています。問題文や解説文から、「結果と原因・理由」を読み取る力をつけることも大切です。