復職するにあたっての心残り
今日は職場の最寄り駅で降りて、近くのカフェでnoteを書いてます。
復職するにあたり会社の近くまで来ることで、気持ちに違和感や嫌悪感がないかというチェックのために、たまにこうして電車移動して来ています。もし会社の人に会ってしまったらどうしようかとも思いながら...
通常は家の近所のファミレスで午前中から昼過ぎまでの数時間を過ごして、家に帰るという生活をしているのであまり変わり映えしない日々を過ごしていますが、やはり会社の近くに来ると少し緊張します。でもこれは悪い緊張ではなく、いい意味での刺激というか、身が引き締まるという感覚です。
ところで、僕には復職するにあたって一つ心残りがあります。それは、今の会社の先輩のお墓参りに行けていないことです。
その先輩は、僕にとって入社して初めて指導を受けた人で、その後も何かとお世話になりました。入社したてというのは初めの印象が大事だと思いますが、その先輩が僕を社内の人たちへ上手く立ち回って引き合わせてくれたことで今の僕があると思っていて、口は悪かったけどいろんなことに気を遣う人で、僕は心の中ではとても感謝していました。
ただその先輩は、ガンを患い、長く闘病し入退院を繰り返し、40代後半という若さでとうとう一昨年の秋に亡くなりました。コロナ禍ということもあり、葬儀には会社からは代表者しか参列できず、僕は最後のお別れをすることは叶いませんでした。
休職中、ふとその先輩を思い出して、せめてお墓参りをしたいと考えるようになりました。でもお墓の場所を知らないので、すぐに行けるわけではありません。何処の誰か知らない人から勝手にお花を手向けられても、ご家族からしたら気持ちが悪いかもしれません。だから一度ご家族には連絡をとりたいと考えてます。
しかし、連絡手段は毎年やりとりしていた年賀状の住所だけなので、アナログだけどお手紙を出すしか方法が見当たりません。会社の総務に聞けば分かるかもしれないけど、一応ご家族の許可は必要だとは思います。
何も休職中にこだわる必要はないけれど、平日にさっと目立たず行動できるのは今なのかなと思うし、何だかやり残したことをそのままにしておくのも自分の気持ちがスッキリしないのです。(本当に僕はワガママだ)
まずはご家族に連絡をとるところからやってみたいと思います。もしかしたらお断りされるかもしれないけど、やるだけやってみたいと思っています。