少々自分に言い聞かせている部分はあるが…
ようやく進路が決まった。というか決心した。
転職はせず、前の職場に復職することとした。
実はこの1ヶ月くらいの期間でかなり真剣に転職活動に取り組んでいた。しかし、結果が出なかったため、仕方なくだが、復職を目指して準備することにしたのだ。
転職活動の結果は、25社書類申請して、21社不合格、1社一次面接不合格、1社二次面接不合格、2社書類未回答、という具合だ。
まだ未回答のところもあるが、ここは正直それほど行きたいという気持ちが強くないため、もう復職するという気持ちが固まった以上は辞退するつもりだ。
結局、書類審査を通って面接に進んだのは2社のみ。この2社は今の仕事に近しい仕事内容で、自分では半分くらいの確率で受かるのではないかと思っていた。しかし現実は甘くはなかった。
理由はそれぞれ違うのだが、やはり休職中というのを告げたときに一瞬面接官の顔が曇るのを感じた。だが、これを言い訳にするのは違うと思う。もし休職中という状態を聞いたとしても、その人が本当に欲しい人材であり、その人のキャリアが評価できるものであったならば、休職は関係なく合格していたかもしれないからだ。だから今回は休職中ということでなくても落ちたのだ、と思うようにしている。
つまり、縁がなかったのである。このまま転職活動を続けていれば、いつか入れる企業が出てくるかもしれないが、やはり引き際は肝心だと思う。
当初休職は3ヶ月であったが、転職活動の結果が出ないこともあり、2ヶ月ほど休職を延長させてもらった。そして当初の休職期間の3ヶ月が過ぎたのであるから、潔くあきらめて延長した期間は復職することに向き合う期間として過ごすつもりだ。
このまま転職活動を続けて、結果を待つためにズルズル休職期間を延ばしてしまっては、いよいよ社会復帰さえも難しい状態となってしまうかもしれない。
幸い休職して2ヶ月目くらいでは社会復帰したい意欲は出ていた。しかしそれは復職するという方向では想像していなかった。あくまでも転職して新しい環境に対応すべく心を持っていっていた。
だが、もうこれ以上結論を延ばすわけにはいかない。最終的には社会復帰して、また意欲的に働いて、生活を豊かにしていかなければならない。そのために足踏みしている場合ではないのだ。
少々自分に言い聞かせている部分はあるが…
決めた以上、もう振り向かない。まだ想像すると気持ちが重くなるが、元の職場に戻るための心の準備をしていこう。
元に戻れる場所があるだけマシなのだ。そう自分を鼓舞してこれからしばらくの期間立ち向かっていこう。