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すべての景色を観るために


実は、けっこう悩んでる。



僕の2025年の計画

8月に北欧フィンランドへ中期滞在(1ヶ月)して、

そして帰ってきたら 福岡  ▶︎  東京へ転居すること。



このビジョンを身近な人に宣言していく中で

唯一   兄だけは開口、「良いね」とは言わなかった 

俺は「なんでだよ」と言いつつも、

どこか図星を突かれた気持ちになった。


こういうのはだいたい、自分の心が一番分かってるというか…

どちらか一方に集中した方が なんとなく良い気がしていたからだ。



フィンランドに行く目的がアートインレジデンスという、

いわゆる創作におけるリサーチならば  3ヶ月が良いというアドバイスを受け

ほんとは3ヶ月行きてーんだよなあ、

でも東京への転居もしたいからお金のこと考えると1ヶ月…

という実際、妥協点で選択していた。



これは根本、時間的な焦り が原因であると省みる


これまでの事が無駄だったとは決して思わない

自分が立ち尽くして、止まってしまっているとも思わない

だけど  もっと自分で決断をしていって、人生を大きく動かしていきたいと思った

早く理想の状態になりたかったからだ。


しかし、短いスパンで物事を考えてしまうのは

実は頭の悪いことなんだ。

宇宙に流れている、生成や発展に要する自然な時間とか、リズムがあって

でもその原理が通らない無茶な行為は破壊へ真っしぐら

1ヶ月掛かるヒマワリの花芽が、いきなり明日訪れることがないのと同じように

1年でいきなりすべてが理想の状態に成れるものじゃない

きっと時間を要しながら自然なフェーズで移ろっていくものだろう。



東京-世田谷区の、閑静な住宅街から遠方に見える高層ビル群の景観を前にした理想のホームスタジオで創造的な暮らしをしたいという願望

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これは2025年に実現しないのかもしれない


だけど

「これもやりたいけど、後でもいい」


そう思えたとき、全てが手に入っていくだろうという新しい直感が僕の中に芽生えた


人が旅をするのは到着するためではなく旅をするためである

ゲーテ(1749-1832)




人生という旅を存分に愉しんでいこうと思う。


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