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STEMN(ステムン)プロジェクト

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廃棄されるはずだった花の茎を活用した商品開発プロジェクト「STEMN(ステムン)」についての記事をまとめています。
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STEMNプロジェクトに賛同する方へ、ご報告

こんにちは、花と緑の企画会社㈱JOUROのライターをしている岩田紫苑です。 廃棄されるはずだった茎を活用した商品開発「STEMN」プロジェクト。 2022年6月から販売を開始し、コンセプトや活動に共感してくださる方や、応援してくださる方が増えてきています。 最近は、業界の皆様とのコラボも少しずつ増えてきました! 小学校で、花育活動に取り組む先生から 「教材として、活用したい!」という声も頂いております。 ありがとうございます! しかし、今の「STEMN」プロジェクトで

SDGsの教材として、STEMNのご提案

こんにちは、花と緑の企画会社(株)JOUROのライターをしている 岩田紫苑です。 廃棄されるはずだったお花の茎を活用した商品開発「STEMN」プロジェクト。昨年2022年6月から販売を開始し、少しずつコラボ事例が増えつつあります。 今回は、そんなSTEMNを、教育機関での教材としてご活用いただけるのでは…というご提案です。 STEMNは、3つの開発目標に貢献しています。 目標12 つくる責任つかう責任 目標14 海の豊かさを守ろう 目標15 陸の豊かさも守ろう 該当

組織化していく流れ

おかげさまでSTEMNプロジェクトが好評です。 特に昨年こちらにも書きましたが、STEMNプロジェクトの自信を深める出来事もありました。 こうしたことを背景に、少しずつですけどSTEMNプロジェクトに賛同いただく声が増えています。 それと同時に課題も見えてきました。 具体的に言うと、「せっかく賛同してくれているのに放置している問題」です。 「素晴らしい活動だねー」 「何か一緒にできることない?」 こうした声をいただく機会が増えている一方で、その方々を放置してしまっていま

株式会社JOURO/2022年振り返り①

こんにちは、花と緑の企画会社㈱JOUROの ライターをしている岩田紫苑です。 花き業界は、クリスマスからお正月へ向けて、繁忙期を迎えています。 とても忙しい時期ですので、温かくしてお過ごしくださいね! さて、今年も、残すところ2週間を切っています。 今週と来週は【JOURO】の2022年振り返りをしてみようと思います。 JOUROとしての、3大ニュースはこちらです! 1.STEMNの商品化 2.HANAMUKE for bizのローンチ 3.花と緑の社会実験室soe!の

「ESG」「SDGs」の視点からうまれた商品やサービス

こんにちは、花と緑の企画会社㈱JOUROのライターをしている岩田紫苑です。 先週に引き続き、JOUROが目指す「ESG経営」についてご説明します。 ESGとは一体なに?という方は、こちらも併せてご覧くださいね。 欧米では、企業が当たり前のように「ESG」に対応しているそうですが、 日本では具体的に行動に落とし込んでいる企業が少ない、とのこと。 JOUROでは、苦戦しながらも「ESG」の視点から、うまれた商品やサービスを開発しています。 ①STEMN(ステムン)商品説明

JOUROが目指す「ESG経営」

こんにちは、花と緑の企画会社㈱JOUROのライターをしている 岩田紫苑です。 わたしたち㈱JOUROは、 「SDGs」と同じく、「ESG」という観点も重視しています。 「SDGs」は聞きなれた言葉ですが 「ESG」という言葉は、まだ知らない方も多いはず。 今回は、「ESG」とは??について 簡単に解説させていただきます。 「ESG」とは、一体なに?「ESG」とは、次の3つの単語の頭文字を並べたもの。 E:Enviroment(環境)  温室効果ガスの排出量が多くないか

廃棄されるはずだった茎を活用。花き園芸業界のSDGsを目指した「STEMN」プロジェクト

こんにちは、花と緑の企画会社(株)JOUROライターをしている 岩田紫苑です。 廃棄されるはずだったお花の茎を使った「植物用ポット」が 2022年6月より、企業様や小売店向けに販売開始しました。 1.「STEMN」プロジェクトとは?お花屋さんや花市場、葬儀会社さんなど、お花を取り扱う現場では、日々たくさんの茎が廃棄されています。ブーケやアレンジメント製作、冠婚葬祭の装飾において、お花が必要な長さにカットされるからです。 SDGsが叫ばれる昨今、この植物の茎もただ廃棄する

数値のインパクト

廃棄されるはずだった花の茎を活用した商品開発プロジェクトSTEMN。 6月から販売開始予定で現在準備を進めています。 先日HPも完成し、そして早速新たに「メーター」を追加しました。 これは何かというと・・ ・廃棄されている茎をどれだけ循環(回収)できたか? ・新聞古紙をどれだけ循環(回収)できたか? この2点を数値としてきちんと示していくということです。 こちらご覧ください。 上の写真のようにパッと見でその様子が見えるとそれはそれでインパクトがありますが、具体的にじゃ

STEMNホームページ完成

昨年秋、クラウドファンディングで大きな反響を得たSTEMN。 廃棄されるはずだったお花の茎を活用した商品開発プロジェクトで、日本初のサーキュラーエコノミーモデルとなります。 準備を進めてきましたが、6月からいよいよ販売スタートです! それに伴いようやくホームページが完成しましたので、お知らします。 STEMNが普及することで地球に優しい世の中が益々広がることを祈っています。業界のサスティナブルにも貢献していきますので、取扱ってくださるお店を大募集します! 詳しくはHPを

STEMNの撮影

廃棄されるはずだったお花の茎を活用した商品開発プロジェクト「STEMN」。 昨年実施したクラファンでは大きな反響をいただき、その結果を受けて商品化が決まり、現在準備を進めています。 販売開始予定は6月以降。 (前後する可能性はあります) 現在、それに向けて諸々準備を進めていますが先日商品撮影をしました。 実際の利用イメージを小売店さんに掴んでいただくための撮影です。 生花やドライフラワーはもちろん、多肉植物との相性も抜群です。 愛好家の方は器を含めて楽しむので、そのコレ

ビジネスの力を発揮する時

STEMNプロジェクト公開になり、おかげさまでとても反応は良いです。 (反応は良いのですが、最後のポチッがまだまだ苦戦中・・) 世の中にはこうしたSDGsに関連した商品サービス、エシカルアイテムなどすでに多くのプロダクトが生まれ始めています。持続している商品やサービスに共通しているのは、もちろん「共感」を得ているということはあるでしょう。しかし、それと同じくらいに大切だと思っているポイントが「ビジネス」にすることです。きちんとビジネスとして設計されたものかどうか?これはサ

茎の活用の可能性

花の現場では毎日大量の茎が廃棄されています。 その茎に着目して、廃棄せずに活用できる方法がないか考えスタートしているのが、STEMNプロジェクトですが、現在の様子をお伝えします。 残念ながらクラウドファンディングでの実現は叶いませんでしたが、とっても大きな反響をいただきましたので実現すること自体は決定しており、今実現するための準備を諸々進めています。 そんな中こちらの記事を見かけました。 段ボールの価値が見直されている?というか価値が高まっているようです。僕はこの記事を

実際に廃棄される茎の量

STEMNプロジェクト公開になり、おかげさまでとても反応は良いです。 (反応は良いのですが、最後のポチッがまだまだ苦戦中・・) さて、廃棄されるはずだった茎を活用すると言っても、一般の皆さんは実際にどれだけの量が花の現場で廃棄されているのか?なかなか想像つかないのではないでしょうか? 今回、とある花屋さんから1枚の写真をいただきました。それがこちらです。 こちらは地方のとある花屋さん1店舗で1日にでた破棄される茎(葉っぱもあり)です。45リットルのゴミ袋3袋分です。