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ネトウヨへの一考察 【Sou Jya Nai Da Ro!!!】

当方の法学系の師匠である、くまくま殿のがTwitter凍結されたと知ったので、確認しにいった所、別人の「くまくまさん」なる人物を見つけ、そのツィートをたまたま目にしたことで、記事を書いてみようかと思った次第。
どうもアメリカ人といっておるのですが、この人物のツィートの内容をいろいろ拝見していると民主党支持者で、韓国にシンパシーを感じておられることから、コリアン系のアメリカ人と見受けられます。アメリカ人といってもその両親や祖父母の出身エリアが様々ですから。

くまくまさん@Kumakumasan903
https://twitter.com/Kumakumasan903/status/1317901424475271168?s=20

気になった内容は、アフリカ系の後輩である社会学者の研究への参加以来の様で、【ネトウヨ】を調べるということらしいです。

私が日本のネトウヨに興味を持ったのは、大学内で衝撃な一言を日本の生徒からいわれたことが理由です。彼は韓国や中国に対する印象が悪く、社会学においての議論においてネットではそういっていると他人の意見を受け取らず、自分だけが正しいという価値観を持っているようでした。面談をしたところで、小林よしのりという作家が書いた本がきっかけで中国と韓国の真実がわかったといっていましたが、当書籍を確認したところ、何か特別なイデオロギーを感じ、日本のあれこれを調べるようになりました。
私は日本に対して否定的な印象は持っておりません。そしてこのネトウヨというのが政治に影響しているにが非常に興味深い現象だと感じております。
これから、日本中国韓国アメリカ国籍の助手らと作業を開始します。かなりの時間がかかるとおもいますし、もしかしたらまた質問をするかも知りません。その際にもまたよろしくお願いいたします。繰り返し、ご意見、参考に出きる書籍などの案内、本当にありがとうございました。


こんな内容で、【韓国や中国に対する印象が悪く】の原因が、日本側にあると思い込んでいる節がありますし、全く日本と中国、朝鮮半島との関係史という【歴史】について【無知】だということも判ります。
原稿の方にも、日本と中国および朝鮮半島関係を解説したユーチューバーのことを書いていますが、こういう【歴史認識】の基での判断だろうかと容易に判ります。
【そういっていると他人の意見を受け取らず、自分だけが正しいという価値観を持っている】
これも、その学生がではなくこの後輩の社会学者自身と他の助手、学生達の方ですわな。日本ではブーメランなどと呼ばれますな。
日本におれば判ることが米国では理解されていないことがよくわかります。居ても判らない人も居るのも確かですが。
助手には日本人も加わっているとのことですが、在日朝鮮半島出身の日本国籍者だとすればどうかなと考えます。
ともかく研究として現在の日本の状況を知るには、戦前の歴史を含めた相当数の情報の入手と文籍が必要かと思います。
関係書を案内したということですが、想像するだけでも相当数あります。10,000冊で足りるかねぇ.... 古書も含めれば入手困難なものもありますし、国会図書館アーカイブの書籍、大学関係の論文併せて調べるとなると紹介するにしても途方も無い相当な手間ひまがかかる筈なのです。
おそらく日本のリベラル系の書籍と保守系の書籍を併せて数冊、又は多くて30冊程度ではないかと考えます。南京関係だけでも偕行社の『南京戦史』をアメリカ人が読みこなすのは難しいのではないかと考えます。この人物が知っているかどうかも判りません。
基本的に、民主党系のアメリカ人には【ウィークジャパン】がイデオロギーの根底にあるかと考えています。
この後輩の社会学者は、【親日】と言及されておられますが、ありのままの【日本を知る】ということではなく、実際にはなにも興味が無いということではないでしょうか。枠にハメタ日本が好きなだけと考えられます。
さらに、一つの価値観から社会現象を捉えているようにこの文章からは見受けられます。いわゆるそれは【差別】です。
この価値観だけからあらゆるもの見ると、全てが【善悪】という2択論に捉えられてしまうのです。
さらに、日本に居るという【先輩】のアメリカ人がいかに【時事】に疎く、いかに日本と関係諸国の歴史に【無知】かということが判るのではないでしょうか。
それと現代のことでも、日本に居るからといって、日本と周辺国の状況を理解していることとは又違うことだからです。
嘲笑的に #ネトウヨ という言葉を使っておられるので、対象の人々に対する理解が出来ているとは考えられません。

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その日本語原稿。
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アメリカの皆さん初めまして、南京渋多(Nanking Shibuta、Nanjin Shibuta)ともうします。本名ではありません。
アメリカでも一部の方に、日本の #ネトウヨ と呼ばれる人々に興味を持つ方がいるとTwitterで目にして、すこしお話ししてみようかと思い立った次第です。
さて、当方もある事情から #ネトウヨ とか、#歴史修正主義者、#反知性者 などと一部の方から呼ばれたりしております。
私は、日本人です。現在の日本人には、他の国外から移り住んだ方達がおられて、日本国籍を保有されて方もおられます。そういう人々と同じではありません。又、朝鮮半島や中国大陸から1868年以降に日本国に移り住んだ日本人以外の子孫でもありません。
そして、侍の子孫、忍者の子孫とも違います。笑い。祖先は農民です。もっと古くは家系図などが無いので、わかりません。
そして、大学教授でもなく研究者でもありません。もちろんオピニオンリーダーでもない一般人(肩書きの無い人間、パブリック)です。大多数のアメリカの方達と同じ立場にいます。
私は、当然ながら英語が話せませんし、記述も出来ませんので、自動翻訳ソフトを使って日本語で書いた原稿を英語にしています。
正確なニュアンスや表現が適切ではないかもしれません。あらかじめ説明しておきます。
話を戻しますと、#ネトウヨ の成り立ちに関しては、詳しく知っている訳ではありませんが、韓国や朝鮮半島出身の日本国籍者と日本人が1868年以降からの【歴史】について議論したことから始まったと考えております。
基本的な、流れとしては【日本の歴史】を【韓国の方】が、【論述】したことに対して【違う】ということを【史料】を元にして【説明】したことが始まりと考えています。
その議論のやり取りに日本国内の朝鮮半島を起源に持つ方々も加わり、【韓国】の方達への【補足】として日本の評論家・研究者・反差別運動家の著作物から【引用】されて【擁護】を試みたのですが、日本人側の【史料】によってその【論旨】が成り立たなくなった為に、【ネトウヨ】という言葉で罵ったことが【言葉】としての【起源】のようです。
要するに知識が無く想像で語っていたので、【史料】を基にした日本人からの反論に返答が出来なくなってのことです。
引用された評論家や研究者、差別運動家の著作物も補足にはならない程度の貧弱なものだったことも加える必要があります。
そこから始まり、歴史修正主義者や反知性主義者という意味も加えて、#ネトウヨ という言葉が、侮蔑、侮辱、罵語の表現となりました。
そもそもの【議論】の発端となったのは、小林よしのりという評論家の著作が一つのきっかけになったことは間違いありません。(最近では百田尚樹氏の方が大きく影響しています。実際は江崎道朗氏、倉山満氏という人物がキーパーソンです。)そもそも海外の方の【想像】からの【論理】では、実物としての【史料】からの【論理】に優位にたてる筈もありません。
ただし、私自身は小林氏の著作をただの一冊も読んだことがありません。彼が論理の基にした史料や人物の著作物は読んでおります。
アメリカの皆さんが、日本国と日本人をどう見ているか知る由もありませんが、過去にはテクノロジー、経済(エコノミックアニマルと否定的な表現もありました)が良いと評価を得ていた時代もあったと考えます。
そんな日本人ですから、物事をロジカルに考えることは得意ですし、あまり知られて居ないのではないかと思っていますが、日本人は【歴史】が好きです。
書店などに入れば、数多くの歴史を扱った書籍が売られています。自国の日本だけではなく他国の歴史を扱った書籍も多いです、ただし、翻訳書としては日本語という制限があって少ないので、研究者や文学者が面白いと考えたものが翻訳されて販売されています。
アメリカ合衆国大統領から新書を受け取った1853年から15年の後に、1868年に日本は鎖国体制から、海外という国際社会の荒海に出発した明治の【歴史】について、侍の国家であった他国集合合議国家体制から、中央集権的民主主義体制に変化する【過程】について書かれた研究書や小説なども大人気です。アニメーション(るろうに剣心)の題材にもなっています。
ただ、海外のヨーロッパなどの歴史、例えばローマやギリシャなどの歴史に関してはよく読まれていますが、アメリカの歴史についてはあまり出回っていません。
理由としては、アメリカとは第二次世界大戦という戦争で徹底的に敗戦したということがあり、多くの方が亡くなっているために辛い思いをする方が多いので、過去を見るよりも未来を見るという関係からアメリカを知る場合は、その現在に対してのみ興味を持つようになったと考えています。
しかし、1992年以降は、アメリカの歴史を含めて知る、理解する方達も増えてきました。
そこに、インターネットの存在は大きな意味を持ったことは間違いありません。自分の読んだ本や個人で収集した史料(文物)などを元に【歴史】を発表する方達が増えたのが理由です。
ブログやホームページは、まだまだ一方方向だったのですが、掲示板やその後のSNSなどというインターネットを使ったプラットフォームの出現が、その【主張】を拡散する【有効】になったのです。と同時に、誤った【情報】は【反論】されるという【良い面】まであります。
かつて、書籍やテレビなどは、一方方向の情報提示による【主張】で【不参加型】の情報ツールでした。それが双方向性を持つプラットフォームの出現で、さまざまな知識が増えることに繋がりました。
問題は、悪質な情報も出回ることになったの確かです。しかし、調べるつもりがあれば調べることが出来るのも現在のインターネットの状況でもあります。
アメリカでは、公文書などは現在誰でも閲覧できる筈ですし、日本でも制限はまだありますが、過去の公文書などの史料や一部の収集家しか読めなかった貴重な書籍、映像、画像、音源や過去の新聞なども読めるようになっています。

日本人は【歴史】が好きです。そして調べるのも好きです。

日本には【地誌】などといって、地方それぞれの【歴史】を研究したものまでもあります。
現在は、アメリカでは、日本のテクノロジーというよりは、アニメーション、マンガの方が知られているかもしれません。
そのアニメーションの、例えば、NARUTOやワンピースなどのキャラクターの中には、日本の歴史から生まれたキャラクターも少なくありません。
日本の歴史を知らなければ創作されないキャラクター達です。
さて、そんな日本国で生まれた存在として、本題の #ネトウヨ という【言葉】で揶揄される【人々】がいます。
日本人は、【歴史】が好きです。
他国の歴史も、自国の歴史も好きなのです。
日本人の歴史好きには、アニメーション、漫画、小説というフィクションも確かに大きな影響を与えていますが、最終的には、【史料(The historical materials)】にたどり着きます。
さて、#ネトウヨ とよばれる場合の歴史の部分は、多くはこの明治以降(1868年以降)の日本と国際社会の状況に関わる事案についてのことがほとんどです。
Knowing Better氏(https://www.youtube.com/watch?v=lnAC-Y9p_sY)というyutubeのサイトを見たのですが、

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そこで示される日本国と中国大陸の歴史的関係が、アメリカにおけるポピュラーな認識かと想像しています。アメリカの状況が判りませんので何とも言えません。

しかし、実際の【歴史】とは異なっています。
つまり、私がこのように言うと、#ネトウヨ などと呼ばれます。

しかしながら、当時の日本国の状況を【日本側を含めた史料】を通して知らなければ、理解できないと考えます。
Knowing Better氏の示す日本の歴史は、アメリカの学術界が望む日本の姿にしか過ぎません。

江戸時代から明治に移るとき、日本人は海外へ侵攻しようとしたか?
当時の日本が大陸を侵略したがっていたか?

全く違います。

そもそもアメリカの使節団がやってきた1853年から明治維新までの日本では、非常な混乱状態です。従来のままで良いという権力機構とそれを支持する人々、このままでは中国や多のアジア諸国(インド、インドネシア、マレーシア、ベトナム)のようにヨーロッパの先進国(当時は文明国と呼ばれていました。)に植民地にされる。
そう言う考え方が交錯して、ヨーロッパの先進国と同様の社会制度を取り入れた【国家】になることを決意し、ようやく明治へと移った訳です。その間多くの人の血が流れました。
その後も暗く危険な状況は続きます。北にロシア帝国があったからです。

当時の先進国であったイギリス、フランス、ドイツに習い国内の法整備を整え国際法を通じた外交での国家間の協定を整備したことでようやく先進国の仲間入りが出来ました。その間に日清・日露戦争で勝利したのです。

その2国に勝利して、さらに第一次世界大戦に参加したことで世界の先進国の仲間入りした訳ではありません。
軍事力ということだけが、先進国として認められる尺度ではありません。
法治国家として、民主主義国家として、国際法を通じた国家間の協定を結ぶことが可能になったと世界の先進国が認めたからこそ日本は文明国になったのです。それには軍事力も不可欠は言う間でもありません。

当時は、キリスト教国ばかりだった文明国の国際社会の中で多宗教の日本が入れたことは国際社会として意義があったことだと考えられます。
しかしながら、ロシア帝国の脅威は減った訳ではありませんし、その後2月3月革命により出来たソ連はあからさまに軍事力を増大させていました。そして世界恐慌を含めた経済復活もしなければなりませんでした。経済活動は別に侵略を求めていません。しかしロシアやソ連が当時から敵対的行動に出ている以上は防衛陣地としての満州エリアの確保は必要だったのです。なぜなら清国が崩壊し、中国大陸は群雄割拠する戦国時代になってしまい清国と同盟を結んでロシアおよびその後のソ連と対抗する道もなかったからです。
大枠でもこういう知識を知らないと日本が単に世界制覇の野望に燃える野蛮人に過ぎなくなります。
知識は重要です。想像で語る他国への認識は誤解や偏見を生み出します。そして【敵意】と【差別意識】を生み出します。
アメリカ人は、このユーチューバーのように日本を従来通りのナチスドイツと並ぶ【悪魔の国】と考える方が多いのかも知れません。そういう風に教えられて日本国もアメリカと戦ったのですからやむを得ない面はあります。
しかし、日本とアメリカが戦争する以前の状況としても、蒋介石の国民党にもソ連の影響工作があり、日本の内閣の中心にもソ連のスパイが影響工作を行い、アメリカのホワイトハウスにもソ連のスパイが主要ポストにいたという状況を抜きにして、つまりソ連という国家を抜きに語るのは、未熟な歴史認識になります。
ご理解頂けるでしょうか。
そして史料が無く【想像】で言っている訳ではありません、日本は「ゾルゲ事件」というソ連のスパイ工作発覚事件がありました。アメリカと戦争をする直前です。元近衛文麿総理大臣の側近中の側近が、ソ連の工作機関の工作員だったことが明らかになった事件です。この近衛内閣は、一度目は1937年の盧溝橋から始まる日中紛争、二度目はアメリカと戦争をする前に日本の政権を担っていました。二つの戦闘にこの近衛内閣とソ連のスパイが関わっています。
当時日本がファシスト国家と言われていますが、盧溝橋から始まる日中戦争からアメリカと戦争する間に何度も政権が変わっている民主主義国家でした。ナチスドイツやソ連、中国の蒋介石国民党のように独裁者が君臨する本当のファシスト国家ではなく、国会という議会制の基での民主主義体制でした。
当時、アメリカはソ連と国交を結んでいたために、ソ連という共産主義が提唱する共産主義型の民主主義とは異なっていたのは間違いありません。
しかし、アメリカの民主主義体制と変わりのないような国家でした。
現在もまだこの情報がアメリカでは無視され続けているのは何故でしょうか。
アメリカと日本が戦争をする前に始まった日中紛争の原因も満州国の存在が直接ではありません。むしろ中国人同士が起こした西安事件(1936年)で中国大陸内で覇権を争っていた蒋介石と中国共産党と他の軍閥が手を結んで日本と交戦することを決めた事件があります。これが本当の直接の原因となります。
当時、ここにも共産主義、ソ連が影響を発揮しています。
ソ連は、1939年にナチスドイツとともにポーランドに軍事侵攻した【侵略国家】です。では何故それを抜いて当時の歴史を考えるのでしょうか。
私には理解が出来ません。
当時、日本は防共協定をドイツと結んでいましたが、当時ナチスドイツとソ連が結んだ秘密協定によって裏切られていたのです。
とはいえ、実は、日本人もKnowing Better氏と同じように【悪い日本軍】という認識が過去【正しい】とされてきました。そして現在もその認識を持つ方が多数おられることは間違いありません。日本の大学を中心とした学術会は、未だにこの認識に固執しています。
民間でもメディアを中心に拡散していたためにそのような認識がポピュラーだったのですが、それが1995年に少し変わることになります。きっかけは1991年のソ連崩壊という衝撃的な世界的大事件を受けた後、当時のソ連の指導者であったゴルバチョフ氏や後継者のエリツィン氏による【情報公開】です。
それを受けて、アメリカもヴェノナ文書を公開したことに端を発します。
ジョン・アール・ヘインズ、ハーヴェイ・クレアという歴史学者をご存知と思います。そのロシアの公文書とヴェノナ文書やその他の文書を分析した『ヴェノナ――解読されたソ連の暗号とスパイ活動』というアメリカの公文書から分析した書籍が出版されたことは大きな意味を持ちます。
日本では、中西輝政監訳、山添博史・佐々木太郎・金自成という方々が翻訳をされて販売されています。
ただ、出版された当時、日本ではほとんど知る方は居ない状態でした。私も知ったのはほんの数年前です。
今では歴史分野でのベストセラーです。
この中で、嬉しいことは、朝鮮半島出身者の方も翻訳作業に参加していただいていることです。
あと、フーバー元大統領(共和党)の回顧録もあります。日本でも広く読まれています。
日本人は歴史が好きですので、多くの方がこういった書籍を読まれています。当然ながら従来の日本を【侵略国家】とする書籍も出版されていますので読まれています。
つまり、日本人はあれこれと幅広く読んだり調べた上で、論理的に考えて認識を変えつつあるということなのです。
しかしながら、従来の歴史観にとらわれている方々は、認識を変えつつある人々に対して、#ネトウヨ と呼びます。
それは侮辱の言葉として使われて、軍国主義者、レイシスト、本を読まない、知識が無い、頭が悪いなどのように【悪い意味】として使われます。
主に、共産主義者、リベラルの人たちから言われることが多いです。
アメリカの方からすれば、驚かれる方がいるかもしれませんが、日本には【共産党】や【共産主義者】が現在も公然と活動を続けています。現在も過去にテロに関わったとしてテロリストとして指名手配を受けている人物もいます。
日本の敗戦とその占領政策を担ったアメリカのGHQの置き土産です。当時ソ連とアメリカはまだ同盟国で良好な関係だったからです。
そして現在は、共産主義や共産党、社会主義者は、リベラルと名乗られる方が多くおられます。
ある意味、自由で寛容、公平な社会だと考えられます。
私はもともと共産主義に近い学校教育を受けて育ったので、従来はリベラルではないかと思っています。
ただし、アメリカのような明確にリベラルの定義がある訳ではありませんので、本来の意味で言うと当てはまらないと考えます。
#ネトウヨ という言葉で表される人物の対象は、歴史問題や現代の歴史問題に端を発する政治問題や安全保障の問題についての日本人の特定の人々の言及からですが、ネットの普及で特にSNSなどでの気軽な言及によるものが多く、ほとんどが従来の歴史観や日本を含めた周辺エリアの安全保障に否定的な人々への反論言及です。
歴史問題では、従軍慰安婦の問題、南京大虐殺の問題、東京裁判の問題です。
私はその中でも南京大虐殺と呼ばれる事案についての調べたり、考えたりしています。別に研究者では無く、単なる趣味です。
日本の一般人の中にも、多くの知識を持つ人物が結構居ます。学者だけが学問をする訳ではありません。

さて、南京大虐殺(nanking massacre, nanjing massacre, nanking genocide)は、アメリカでは『レイプ・オブ・南京』の名称で知られているかもしれません。
私はそのことへの【完全否定者】です。想像や思い込み、カルトのような信仰から言及している訳ではありません。
多くの文献を読み、それに書かれた史料も確認して、国際法や戦闘が意味することは何かを考えて【完全否定】するようになりました。
アメリカのIWG(Nazi War Crimes and Japanese Imperial Government Records Interagency Working Group)の報告書にも目を通させていただきました。最も最終報告書のみですが。

基本的に、歴史に関する #ネトウヨ と呼ばれるような人物の主張は、誰かが提示した歴史に関する主張に対する反応です。
「そうじゃないだろ!(sou jya nai da ro!!!)」=[I don't think so.] or [Aren't we in harm's way?] or [You know that's not true.]
【Sou Jya Nai !!!】なのです。

例えば、南京大虐殺では、何十万もの非戦闘員が南京で【殺害】されたとされていますが、多くの日本人も、アメリカ人の方々も、【殺害場所】が城内か城外かすら理解されて無いのではないでしょうか。
あなたは答えられますか?
中国共産党の南京大虐殺の機関は、12月13日の南京城が日本軍によって陥落して以降から6ヶ月間に渡り日本軍の兵士の残酷な行為によって殺害されたという行為が定義となっています。
アメリカのハーバード大学もこのような定義であったと考えますし、イエール大学でも同様と考えます。
そして、基本的に【楽しんで殺害】したということが、アメリカの学者が持つ日本の兵士への認識だと考えます。
それは、当時南京にいた米国の宣教師を中心にした現在の南京大学の教授達の情報によるものだと考えています。
その情報が今も踏襲されていると考えています。
さて、城内か城外かですが、米国の宣教師が城外に出たのは数度です。それでは彼らは城外の状況は理解できません。そして彼らの情報で当時城外を含めて城内にも一般市民を避難収容するための中国軍の命令が出ていることも判明していますし、そしてかなり広範囲に南京城の周辺エリアが中国軍によって燃やされて廃墟にされていることが判っています。日本軍に使用させないためです。
通常考えるならば、城外には一般人はいません。居るのは要所に設置された防衛施設にこもる中国軍の兵達とその手助けをする半兵士達です。当時のニューヨークタイムズの記者のダーディン氏が当時炊事などの兵士の身の回りの世話をする少年兵士のことを記事に書いているように、12歳から15歳位の少年兵士がいたことが史料として残っています。女性兵士の噂もありましたが、当時の史料として存在しているものがありません。
そして、日本軍の占領後かなりの期間、城外への人の移動は禁止されています。
アメリカ人宣教師の残した記録を見ても、数万を超えるような大人数を城内から城外に移動させたことはありません。12月以内に数度、敗残兵を城外に移動させた場合のみです。数値的には数千というレベルに過ぎません。
ですが、中国共産党や東京裁判での認識は異なります。埋葬記録として城外で10万近い埋葬記録が存在するからです。
城外に10万を越すような民間人および兵士をの存在を示す根拠となる【史料】は提示されたことはありません。

さて、史料といっても実は史料にもレベルがあります。
日本の研究でもレベルに分けて史料の重要性を測っています。推論をより事実に近づけるためには、史料の蓋然性を高める必要があるからです。歴史を科学とするためでもあります。
レベル1:事案に直接関連して①誰・②何時・③場所が明確に判っている史料
レベル2:レベル1の3つの条件が1つでも欠けた史料
レベル3:レベル1と2を基に書かれた史料
レベル4:関連性はあるが3つの条件が欠ける史料(後世の目撃証言など、オーラルヒストリー)
レベル5:関連性が全くない史料
東京裁判の証拠としての埋葬記録は、レベル3になります。
レベル1が最も重要なのは言う間でもありません。その他は本当に参考程度にしかなり得ないのです。
しかしレベル1だからといって注意も必要です。なぜなら【偽情報】や【フェイクニュース】などがあるからです。
ベルギー出身のアンヌ・モレリという歴史学者が書いたすばらしい書籍があります。多くのことを示唆してくれる良書です。
『戦争プロパガンダ10の法則』("ten commandments of propaganda")という書籍です。
この中で、第一次世界大戦について書かれた所で、「レイプ・オブ・ベルギー」ということが出てきます。
内容は、第一次世界大戦で使われた【虚偽の情報宣伝】です。
戦争をするためにも、戦争を有利に進めるにも【情報戦】が行われたというものです。当時、向上した印刷技術やラジオなど情報を広く拡散するメディアがその舞台になったことが判ります。
赤ん坊を殺害する話、子供の手を切り落とす話、一家の女性が強姦されて皆殺しになった上、生き残った幼いこともがいることなどがあります。
それと、有名なイギリスの法律学者であったブライス卿による【ブライス報告】というものもあります。これも虚偽報告です。
実は、よく似た話が、南京大虐殺にもあるのです。
日本軍による戦闘被害を調査したブライス報告ならぬ、スマイス報告『War Damage in Nanking Area, Dec.1937 to March 1938,Urban and Rural Surveys』で、Wikisource(https://en.wikisource.org/wiki/War_Damage_in_the_Nanking_area_Dec._1937_to_Mar._1938)で閲覧できます。というものが存在します。
スマイス報告は、東京裁判にも提出されたのですが、証拠として採用されませんでした。
何故かというと、日本軍からのみの戦闘被害を扱ったにもかかわらず、東京裁判でのアメリカ、中国の検察側主張を否定してしまう内容だったからです。要するに被害者の人数がかなり少なかったからです。
スマイスの報告の [Table4]、[Table25]、[Agricultural Survey Map]、[FAMILY INVESTIGATION SCHEDULE(City Servey)] を確認していただければ、一目瞭然かと考えます。笑い。

スマイス_虐殺人口


日本の学術界及び世界の学術界の基本的な論理を構築するための史料の多くが「レベル4」を用いられています。
確かに【状況証拠】だとする方もおられますが、あくまでも状況を【説明】した【人物】の【情報】が【信用】出来るかという場合もあります。
東京裁判で証言又は供述書を提出した中国側の人物、後述するマギー神父のように証言そのものに問題がある人物も居ますし、日本で名誉毀損裁判を起こした中国人女性の証言に関しても笠原十九司教授(この方は、南京大虐殺を肯定された論述をされている人物)のインタビューで、この女性自身の【記憶】ではなく、当時その場に居なかった【叔母】と称する人物から【聞かされた】と述べておられます。建物内での事件で、状況的には密室であり、目撃者が居ない状況でもあります。しかも【叔母】なる人物は、1週間以上も立ってからこの子供であった女性と合流したのです。
これを読まれた皆さんはいかに判断されますか。それでも【問題が無い】【信用が出来る】とお考えになりますか?
この女性の話は、上述した「レイプ・オブ・ベルギー」で「ゼンプストにある馬方ダビッド・トルデン家での事件」と状況が似ています。当然ながら、この話は【虚偽】と判っています。
レベル4のオーラルヒストリーを重要な根拠とされる笠原教授などは、日本の学会で多くが支持されています。ハーバード大学、イエール大学などアメリアの大学でも同じような状況では無いでしょうか。
それらを引用したメディアの拡散は正しいことでしょうか。

当時、南京にアメリカの宣教師の方達が居たことと、彼らが安全地帯という中国人保護を行うエリアを当時南京城内の外国人居留エリアに作ったことは知られていて、中国軍もそこへの避難「命令」を城内及び城外の住民に出しています。
そのアメリカ人の中心人物は、ベイツ、マギー、フィッチ、スマイスなどの人物です。このスマイスが前述の報告書を書いた社会学者です。一応、この安全地帯の運営は国際安全委員会と名乗って、ナチスドイツのラーベがリーダーであったのですが、実質の運営は、アメリカ人宣教師と紅卍字会という中国人慈善団体組織が行っていました。
マギー有名ですが、その当時ソ連人と同居していたことが判っています。この組織ではありませんがマギーリーダーを行っている赤十字組織にそのソ連人が参加しています。マギー氏が東京裁判で証言した目撃内容ですが、実際には目撃しておらず、遺体の確認などもソ連人の同居人であった人物がしております。それをマギー氏に伝えただけなのです。
東京裁判には、ソ連も判事を出しておりますが、なぜこのソ連人は出てこなかったのでしょうか。
その他、南京の陥落当時、欧米のメディアの記者5名が残っており、3日後に南京から退去と同時に各国へ電報を打って記事になっています。
アメリカでは、ニューヨークタイムズやシカゴディリーニューズの記事があります。
では、その記事が【事実】を書いたかというとそれは違います。
確かに、記者自身が見たことも書かれていますし、【事実】であることは間違いない部分もあります。
しかし、彼らの次の記事の中で共通する【外国人目撃者達】や【警察官、消防士】への殺害行動は、明らかに【事実】と異なっています。
それは、松村俊夫氏の論文が大きな示唆を与えてくれます。興味がある方は英語での記述もありますので、読まれることをお勧めします。その中では当時の上述したアメリカの宣教師達の残した日記や手紙などから分析されているように、【外国人目撃者達】や【警察官、消防士】や【うさぎ狩りのような】という行為への【目撃者】および【殺害】は存在しないからです。
この記事の原稿を書いたのは、ベイツ博士という宣教師兼歴史学者です。当然ながらベイツ自身も東京裁判でも証言台に立っていますが、彼自身は目撃したと一言も述べていません。
つまり、日本軍の非道行為を装いたい願望からの【フェイクニュース】なのです。
こういう事実を知らない又は理解しないで、宣教師達が目撃者だなどという方達が居たら、私は思わず次のように言及せざるを得ないのです。

【Sou Jya Nai Da Ro!!! Kono Do Aho Ga !!!!】("Kono DoAho Ga !!!!" is like "Fuck you!!!")

南京大虐殺については、ここ数年前に、こういうこともありました。
中華人民共和国の南京市での「侵華日軍南京大屠殺遇難同胞紀念館(The Memorial Hall of the Victims in Nanjing Massacre by Japanese Invaders)」のオフィシャルホームページで、日本軍が行ったとする証拠として大量の遺体が転がる写真を提示していました。実は、この写真【関東大震災】という1923年に起こった大地震による大火災で亡くなった方達の遺体の写真でした。これに気がついたのは、一人の日本人の主婦です。アメリカの大学におさめられているこの大震災の被災の画像をSNSで紹介したのは何の権威も肩書きも無いただの主婦です。(私のSNSでの歴史の先生でもあります。)
日本の大学の歴史学の教授は何をしていたのでしょうか? 世界の歴史学者の先生は何をしていたのでしょうか?
日本では、GHQの忘れ形見の【日本学術会議】なるものがあり、日本政府に【独立した立場】から提言を行う日本の最高学府の学者が集まる組織もあります。
彼らが一体何をしていたのでしょうか。残念ながら、何もしていません。
むしろ、中華人民共和国(中国共産党)が推進する【南京大虐殺】を日本の子供達に教育することを推奨しています。

【Sou Jya Nai Da Ro!!! Kono Do Aho Ga !!!!】

日本では、こういうことに【そうではない】と声を上げている人々を #ネトウヨ などと呼び【侮辱】しているのです。
アメリカではどうでしょうか。
アメリカの歴史学者は正しい言及をしていますか? 正しい行動をしていますか? 関東大震災の写真はアメリカの大学がインターネットで公開しているものです。

関東大震災の被災者02-a

また、こういうこともありました。
記憶に残っていないかもしれませんが、数年前タイムズスクエアの電子看板に、韓国人教授が行った【徴用工】の問題を提議するための宣伝をあげました。(下の画像は韓国の制作した【映画】の宣伝にも使われもののようです。)
その時、使われた強制労働中写真の人物が、実は労働現場も異なる上、朝鮮半島の出身者ではなく、日本人の労働者だったことが判っています。【Sou Jya Nai Da Ro!!! Kono Do Aho Ga !!!!】
この時も、日本の大学教授達(一部を除く)は、どうしたでしょうか。日本学術会議は日本政府に要望書を出したでしょうか。
答えは、【いいえ】です。
アメリカの大学教授達はどうしましたか? 少しは【思考】を働かせたことがありますか。

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なお、日本の外務省のサイトを見て、日本国政府が認めているではないかと言及される方もおられるかもしれませんが、【南京】に関することが書かれており、一瞥すると日本政府が【認めた】ことになっていますが、日本政府がなんらかの根拠とした【史料】を提示したことも無く、認知している訳でもありません。単なるポツダム宣言を受諾しているための【政治文言】に過ぎません。
国会でも度々出ますが、研究に関しては学者などの研究者に任せるという立場で【肯定も否定】しない立場です。

近年、日本では大きく信用と評価を落とした職業があります。
ジャーナリスト、学者(歴史学、社会学、その他)、政治家、弁護士、俳優・芸術家・音楽家です。
彼らの多くが、自身らの稚拙な【歴史】の【知識】と【認識】から、知識を持つ一般人から非難されたのです。中には【フェイクニュース】もありました。彼らに弁解の余地はありません。
そういえば、アメリカでも前回のトランプ大統領とクリントン大統領選候補者の票読みを大きく外しました。
MeToo運動もセクハラの噂のあるバイデン氏が大統領候補者になったとたん下火になりましたね。
BLMもどうでしょうか。
そう言った評価を落とした人々が、従来の考えにしがみつき考えを変えないばかりか、批判をした一般人に向かって #ネトウヨ などと侮蔑した呼び方をするのです。
日本のメディアの海外情報も、CNN(ABC)がほとんどです。当然ながら信用はしておりません。

私自身は、#ネトウヨ などと呼ばれることは好みません。
正しい知識や情報を基にして考えた上で【反論】しているからです。
ですから私自身は、プロテスタントからくるプロテスティアと名乗っています。【抗議者】の意味からです。(キリスト教徒でもないのですが。)
当然、ネトウヨ と呼ばれる人物の中には、少ない知識からくる誤解、反感と怒りからくるレイシスト的な言動を行ってしまう方もおられるのは確かです。しかし、暴力を振るった訳でもありません。最近でも中国人と間違われた日本人の音楽家が見知らぬ人物達に襲われて重傷を負う事件がありました。記憶にありませんか? こういう暴力にまで発展することは日本ではまれです。日本では、街角で、アジア系だからといってつばを吐きかけられたり、手に持っていた飲み物を投げつけられたりはしません。しかし、差別はありますし、嫌な言行をする日本人も居ることは間違いありません。日本在住のユーチューバーがそういういやな目にあったことを語っています。嘘とは言い切れません。
Knowing Better氏の動画の内容のように、少ない知識からくる誤解による偏見で、この人物自身が日本国や日本人を知らず知らずのうちに差別し侮辱してしまっています。
私はアメリカのことはよくわかりません。ですからアメリカ人の皆さんが全て同じ考えだとは全く思いません。むしろ日本のことなど興味が無い方がほとんどだと考えています。
日本では、#ネトウヨ などと表現するような人物はレイシストなのに気がついていません。
この文章を書こうと思いついたきっかけになった人物が居るのですが、その人物は、日本在住で日本企業に勤務するアメリカ人で、アメリカに居る大学の後輩の社会学者が、#ネトウヨ という日本の社会現象を研究しようとしていることについてTwitterでコメントしていたのを私がたまたま見た訳です。その中で社会学者のことを「黒人」を記載していたのです。日本でも肌の色は禁句です。
仮に、私が【黒人】などという用語を使えば、【レイシスト】などと罵られたことでしょう。
その人物は、トランプ大統領が嫌いな民主党支持者のようで、【リベラル】と推察していますが、彼らが自分自身らがもつ【差別意識】には全く気がついていないと考えています。
そう言うことについて問題だと考えています。
なお、社会学者の人物も、小林よしのり氏の書籍の内容が、何かのイデオロギーに影響を受けていると考えておられるようですが、論点はそこではありません。
こういった論点が理解できていないと、日本での社会現象としての #ネトウヨ は永遠に判らない、実態と異なる想像による現象を認識するだけと考えます。
本当の論点は、【Sou Jya Nai Da Ro!!!】ということなのです。
さて、アメリカ人の皆さんは、#ネトウヨ を理解できたでしょうか。
ここまでつたない英語を読んでいただきありがとうございました。
お時間を頂戴して感謝いたします。

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