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進化論と歴史修正主義

面白い記事があったので、少しのぞいてみました。
id:tikani_nemuru_M という人物の【地下生活者の手遊び】という2008年11月30年に書かれたのブログの記事で、
「進化論否定論者のように南京虐殺を扱う東浩紀」という東浩紀という人物の言及について書いた反論文なのですが、
当の東浩紀氏への言及はどうでも良く、次の内容が面白かったので、少し反論もどきをしてみようと思う。

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基本的に、この人物のブログの記事を検索してみても、【南京事件】という用語は出てくるが、その【内容】は出てきませんでした。
そして【南京事件】とは、【係争事案】の事ではなく、【虐殺】という【感情評価付き用語】をお使いになっています。
さらに【南京(虐殺)事件】が【確定した事実】として認識されているという事が判る。
だが、何を【虐殺】とするかや、【事例】を具体的に、例えば笠原十九司先生や秦郁彦先生の著作物など【引用】して、中で示されている【史料】を元に、【定義】及び【事例】を提示されている訳ではないようです。

当方のように、笠原先生、秦郁彦先生の著作はもとより、他の著作物や戦闘詳報や外国の新聞、国際法などの史料・資料を読んでかつ、笠原十九司先生の【虐殺】の【定義】に沿って、その【定義】では、【存在し得ない】、秦郁彦先生は単に事実を無視して【中国共産党に忖度しているだけ】としている者からすれば、単なる何も調べずに【ただ思い込んでいる】ように見えます。この人物が批判している【東浩紀】と変わらないことになります。
科学的と何度も言及しておられますが、そもそも【天動説(南京虐殺)】を【是】として【地動説(否定)】を、感情や思い込みで【否定】している事に気がついておられないようである。


この方の文章を参考に当方も書いてみると、

「進化があった」を「南京虐殺があった」に、なおしていただけると、これがまあ、いろいろあてはまっちゃうようです。


(1)南京虐殺と教科書か新聞か数冊の肯定派の書籍の情報で【あった】を信じ込むニャンコロリン。
(2)字が読めてまともな判断力をもった者が【史料】を元に異論を出されても、提示された【史料】に対するアドホック(それを否定する特定の目的の為に)な反論を行って南京虐殺はあったと主張するニダ。(反論は、ほぼ意味不明)
(3)秦氏・日中共同研究の担当者のように政治的な忖度で、【数】はいろいろあるけれど「南京【虐殺】」はなかったとは言えないと主張。故に【確定した事実】だにゃー!
(4)日本政府も【南京事件】を認めている(いくつか又は大量の非戦闘員の殺害だから、実際には秦先生及び日中共同研究の【捕虜】は無視されている。)と主張。【歴史修正主義】ってのはつくづく疑似科学だギャッフン!

とまぁ、こんな感じに成ります。


ちなみに【非科学(疑似科学)】とは、
岡部晋典(近大姫路大学 教育学部)、佐藤翔(筑波大学大学院 図書館情報メディア研究科)、逸村裕(筑波大学大学院 図書館情報メディア研究科)らの研究論文(Budapest Open Access Initiativeの思想的背景とその受容/https://tsukuba.repo.nii.ac.jp/?action=pages_view_main&active_action=repository_view_main_item_detail&item_id=25851&item_no=1&page_id=13&block_id=83)によると、

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(1)自らが誤る可能性を認めない
(2)自らが誤っているか否かを確認するテストを考案できない
(3)検証不可能な説明(アドホックな仮説)で言い逃れようとする

さて、話をこれに沿って、戻すと、【南京事件】のそもそも言い出しっぺは、支那(中華民国の国際宣伝処、中国共産党>軍事委員会>政治部>二庁・三庁 松尾一郎氏サイトより)・アメリカで、特にキリスト教の宣教師(ベイツメモ、「南京安全区档案」、ティンパーリ著「What War Means」、スマイス報告「戦争の被害」、マギーフィルム)と中国共産党を含む共産主義者組織の【戦時宣伝(日寇暴行実録)】から始まり、東京裁判でろくな証拠(中国人の陳述書、崇善堂の埋葬記録)の検分もないまま、勝手に決めつけたのが始まりです。
それを戦後日中国交化正常交渉に利用しようとして日本で世論を中国共産党へ有利なように誘導する目的で広め出したのが、洞富雄先生や朝日新聞の本多勝一記者たちなのです。
洞富雄先生は、元は戦国時代の【鉄砲伝来】についての学者です。関係の無い近代史に突然興味が湧いたのはいかなる事情かわかりません。
彼らの【虐殺】という【感情評価付き用語】を付加しての【南京事件】の多くが、【証言】や上述のキリスト教宣教師や中国共産党の宣伝文書や【証言】などで、それに対する【史料】の問題点や、疑問点を残したまま断定することへの問題点を指摘すると。
上述の【非科学】のように、(1)(2)(3)を駆使して言い逃ればかりなのが現実で
彼らが、過去に政治的に例えば大学での学生紛争や学生による糾弾やメディアを利用して、政治的に否定した学者を追い出したり、閑職に追いやったりと【学術】ではない手法で、学術界を【肯定派】でしめた上で、【学会の支配的見解】として【虐殺】という【感情評価付き用語】を含めた【南京事件】を【断定】したに過ぎないのです。
それは、【科学】と言えるのでしょうか。

中学生・高校生の皆さんには、どちらが【科学】か、【非科学(疑似科学)】を考えてほしいと思います。

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