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ツレがうつになりまして。を観ていた日に。
こんにちは。
ジョインズハウスの安田です。
今日は幸助さんのデイケアに行っている日。
その時は、掃除をしたらあとはおうちでダラダラする。
そう決めているのです。
いつだったか、その間の1時間、用足しに出かけたら
ふたりとも居ない時がほぼないものだから
join姫が不安になって玄関ホールでずっと待っていたのです。
私の平安のためだけじゃなく、
姫の平安のために、余計なことはしないでいる日。
だから先日録画しておいた「ツレがうつになりまして」
を鑑賞しました。
2時間だけど、主演の二人の普通ぱさの演技力のおかげで
一気に観ることが出来ました。
病気って、そうなる場所は違えども、同じ要素はあるのだと思いました。
例えば、幸助さんの認知症にしても、うつ病にしても、
そうなった自分が情けない。
役に立たない自分などいないほうがいいんじゃないか、
からだが重くて思うように動かない。
天気が良くないと、体調もすぐれない。
そして、それらは、病気にならずとも大なり小なり
そう感じて生きていることが、ある。
だから あ・と・で なんですって。
あ:焦らない、焦らさない。
と:特別扱いしない。
で:出来ることと出来ないことを見分けよう。
私は、「で」の出来ることと出来ないことを見分ける大切さ。
昔で来ても今は出来なくなったことを認めること。
その上で「あ」焦らないことが大事だな、と思いました。
そして3時過ぎに送迎バスで帰ってきた幸助さんは、
毎度ながら、ここが今住んでいるうちだとはわからず
(30年住んでおります)新鮮な会話をしたのち、
今日は、うちわを作ったんですよー。と職員さんに
渡されたものは。
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なんだか、昔々子供たちが保育園で制作した作品を見た時のような
気持ちになってしまいました。
当然のように、自分が作ったのも忘却の彼方でありますが、
上手に鋏を使い、たぶん自分でイラストも選び配置して作ったようです。
作ったことは事実なのでそれでよし。
時として、私を妹や、妻ではなくお付き合いしているひとだと思っちゃうのだけどそれもよし。
もうなんでもいいよ。
元気なら。
(元気ってなんだろう。)