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子どもが生まれて気づいた【人生儀礼】の大切さ~新米パパの奮闘記~
こんにちは!LET'S JOIN 公式 note 副編集長の菅原です。早いもので2023年に入り、既に1ヶ月が経ちました。今年もどうぞよろしくお願いいたします。
今回は人生儀礼についてお話したいと思います。
人生儀礼(または通過儀礼)とは、「人生の節目に感謝の心をささげ、神さまへこれから先の加護の祈願や新たな決意をすること」と言われます。
地域によって細かなルールは異なりますが、これまでの人生を振り返り、改めて人生を歩むために行われてきた日本の大切な伝統儀式です。
人は生まれてから様々な儀礼を経験します。ぱっと思いつくのは結婚式やお葬式でしょうか。人生儀礼と言うと難しく感じてしまいますが、私たちが当たり前のように何気なく行っていたことも、実は伝統に従った意味のある儀式文化なのです。
代表的な人生儀礼
ここからは、ライフステージに合わせて誕生から長寿のお祝いまで、代表的な人生儀礼をご紹介します。
▶︎安産祈願(着帯祝い)
妊娠五ヶ月目の戌の日におなかの中の赤ちゃんの無事と母親の健康をご祈願します。犬は一度にたくさんのお産をすることから、安産祈願は「戌の日」が良いとされるようです。
▶︎お七夜
赤ちゃんの誕生から7日目に祝い膳を囲って子どもの成長をお祝いします。ここで名前をお披露目し、その土地の産神(うぶがみ)様へ誕生したことを報告します。
▶︎お宮参り
誕生して1カ月が経った頃に、その土地の氏神(うじがみ)様に誕生を奉告します。無事の出産に感謝し、これからの成長をお祈りします。
▶︎お食い初め
親族で集まり「生涯、食べ物に困らないように」という想いを込めて生後100日か120日頃にお祝いします。鯛などの尾頭付きの焼き魚、赤飯、小鉢、お吸い物などを用意し、赤ちゃんに食べさせるまねをします。
▶︎初節句
赤ちゃんが生まれて最初に迎える節句に、健やかな成長と無病息災を祈り縁起物を飾ります。男の子なら5月5日の「端午の節句」に、女の子なら3月3日の「桃の節句」にお祝いします。
▶︎七五三参り
成長できた事に感謝し、男の子は3歳と5歳、女の子なら3歳と7歳に晴着を着せ、その土地の氏神様へお参りに行きます。
▶︎成人式
子どもを卒業し、一人の大人として意識を改める儀礼です。現代では各地方自治体の主催で執り行われています。昔は「元服」と呼ばれており、「冠婚葬祭」の「冠(元)」に当たる儀礼になります。
▶︎結婚式
「冠婚葬祭」の「婚」に当たり、自分たちを支えてくれた方々に感謝を伝えるとともに、夫婦として新たな歩みの誓いを立てる大切な場です。また、普段は遠方に住んでいて会えない親族や友人が再会できる場でもあり、自分たちだけでなく、周りの人たちを繋ぐ重要な役割もあります。
▶︎厄払い
男性は25歳・42歳・61歳、女性は19歳・33歳・37歳が厄年とされ、厄難に遭いやすく、気をつけなければいけない年齢と言われています。厄年に当たる人は災厄にあわないように、神社やお寺で祈祷を受けます。
▶︎年祝い
一定の年齢に達した際に長寿を祝う儀礼です。還暦(61)、古稀(70)、喜寿(77)、傘寿(80)、米寿(88)、白寿(100)などがあります。
▶︎葬式
「冠婚葬祭」の「葬」に当たります。故人の冥福を祈り、葬るための儀礼です。仏教では一般的に通夜・葬儀・告別式・火葬の順に執り行われますが、考え方や式の流れはキリスト教や神道など、宗教や宗派によって異なります。
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代表的な人生儀礼を紹介しましたが、みなさんはぜんぶ知っていましたか?
改めて見てみると、こんなにあったんだなと驚きます。
息子の誕生で気づいた「人生儀礼」の本当の意味
自分事として儀式に参加しているという自覚が生まれてくるのは「七五三」あたりからでしょうか。
私も七五三以前の記憶はありません。
しかし、お宮参りやお食い初めをしてもらった時の家族写真を見返すと、両親や家族など、自分の成長を心から望んでくれる人たちに囲まれて大きくなった、ということを改めて感じます。
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話は少し変わりますが、昨年10月末、自分にも息子が生まれました。
「目に入れても痛くない」とはこういうことか。そう感じられるくらい可愛くて、日々成長する息子に癒しを貰っています。
その一方で、今までの人生には無かった子育ての大変さ、忙しさを感じています。
食事の時間、風呂に入る時間、寝る時間など、これまで自分のタイミングでやっていたことが全て子ども中心に。
ちょっと外出するにも、ミルクを飲ませ、おむつを替え、服を着替えさせ、ご機嫌の良いタイミングを見て車に乗せるというステップが必要なので、今までより何倍も時間がかかります。
なかなか寝てくれず、夜泣きもしばしば。寝不足で出勤することも珍しくありません。
それでも育児ができているのは、自分にも妻にも、かつて両親に「大切に育ててもらった」思い出があるからです。
妊娠5ヶ月目には安産祈願へ、生後1ヶ月にはお宮参りに行ってきました。お恥ずかしい話、子どもができるまでは名前くらいしか知りませんでした。
しかし、息子が生まれるとなると「健康に生まれてほしい」「元気に育ってほしい」と思うもので、儀式の意味や神社ごとに祀られている神様、用意すべきもの、そういった知識を自分事として知るきっかけになりました。
今回の息子の安産祈願とお宮参りを振り返ると、私から息子へ向ける想いは、両親が私へ向けてくれていたものだということを再認識しました。
一人で完結する人生儀礼はありません。
「その人を想う誰かがいる」ということに気づくと、自然と儀礼の本当の意味を知りたくなるはずです。
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意外と大変!当日を迎えるまでの準備
人生儀礼と言うと、神社でやるのかな?とイメージされる方が多いでしょうか。私たちの場合、息子のお宮参りは安産祈願をお願いした地元の神社へ行きました。
せっかくなので家族で写真を撮りたいと思い、写真館を同日に予約しました。また、両親も参加予定だったので、家族みんなで昼食を食べられるお店も予約しました。
お宮参りのスケジュールはこんな感じです。
お宮参りの前日に写真館へ衣装を受け取り
※衣装は前日受け取り午前中に神社にてご祈祷
両親とともに昼食会場へ移動して食事
写真館へ移動して撮影
解散
正直、移動で疲れてしまったというのが本音です。
加えて、目的ごとに「どこにお願いしようか」を決めるためのリサーチ、当日のスケジュール調整などの段取りも大変でした。
妻とお宮参りを振り返った時には、「やっぱり当日のスケジュールがまとまった場所で出来ていたら、時間的にも体力的にも楽だったね」という話になりました。
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【結婚式だけじゃない】家族みんなのお祝いをパレスグランデールで
実は、私たちの悩みはパレスグランデール館内ですべて解決できたことでした。子どもが生まれるまでは自社でこのサービスがあることを知りませんでした。
お宮参りや七五三などのご祈祷は館内の神殿【瑞祥殿】で、会食はお子様用のお祝い膳はもちろん、お祝いの席にふさわしい各種コース料理を選べます。
さらに、館内併設の写真スタジオでプロのカメラマンによる記念撮影も出来ます。
館内は段差が少なく車イス移動も簡単なので、ご家族に足の不自由な方やご高齢の方がいた場合でも、一緒にお祝い出来るのがとても嬉しいです。
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専属のアニバーサリープランナーが当日のプランニングをお手伝い
そして何より嬉しいのが、当日の流れや段取りを専属のアニバーサリープランナーがしっかりとサポートしてくれること。
「少人数でも大丈夫?」「何を用意すれば?」
私もそうだったように、準備するに当たって不安や分からないことがでてくると思いますが、パレスグランデールではプランナーがお話をお聞きしながらサポートしてくれるので安心です。
私たちの場合は、自分たちで先方と連絡をとり、それぞれ調整しなければいけなかったので、すべてプランナーさんがサポートしてくれるのはとても魅力的だと感じました。
その他、着付けやヘアメイクを頼めたり、ギフトの相談が可能だったりと、かなり幅広く対応してもらえます。私と同じようなお悩みを持っていらっしゃる方はぜひ一度、パレスグランデールへご相談してみてください。(023-633-3313)
いつの時代にも、人の暮らしには人生儀礼がある
人生儀礼は、時代を背景に少しずつ形を変えながら、人々の生活に深くかかわってきました。若い世代ほど、儀礼の存在や意味を知っている人が少なくなっている現代ですが、時代が変わっても儀礼の本質は変わりません。
親から子へ、私も息子へ人生儀礼へ込めた気持ちをしっかりと伝えていきたいと思います。
この記事を読んでくださった皆さんも、時間がある際に改めて人生儀礼とはどんなものなのかを振り返ってみてください。
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